東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

老眼プラスα

2006.04.06

ヤツガレの衰えゆく目のことは前に書いた。今日、渋谷のメガネやさんに行き、持っているメガネのレンズ交換を相談してきた。検眼して遠近両用のレンズを試着してみたが、しっくりこない。レンズ屈折率の境目で画像がゆがむ、慣れれば問題ないのだろうが、歩くと気持ちが悪くなる。酔う感じだ。会社員時代の友人から「最近の遠近両用は良い」と聞いていたので買うつもりだったのだが。 メガネやさんのアドバイスは、近くを見るときはメガネをはずす方法でまだ大丈夫と、結局新調はやめることに。
歳をとったな、と感じることが目のほかに新たに一つ加わった。紙をめくる、ページをめくる、新聞をめくる、伝票をめくる、これがなかなかできないのだ。指先がカサカサなのだ。脂っけがまるでない。それに指先の感覚センサーが劣化しているのだろう。ヤツガレが若い頃、年寄りが指をペロペロ舐めながらページをめくるのを見て“きたないナ…”と思っていたが、自分がそうなった。
写真は新入館生のK.Fさん(和歌山出身)。パソコンルームで調べものの最中。
一人暮らしを始めてなにか悩むことはない? と聞くと……..。
「悩んでいるヒマはありません。選択科目、それにサークルも決めなければならないし、食事の支度もあるし….」と。その話しっぷりはパワー漲るという感じ。
料理も得意なK.Fさん、今日の食事は、朝はパン、昼は学食でと友達と、夜はヤキソバを作って食べたそうです。



ホームシック?

2006.04.04

暖かな一日でした。空は青空、サクラは満開、最高の入学式を迎えることができます。
ドミトリーほりの館生の中で、今日入学式を迎えるのはS.Mさん(愛知県出身)とM.Yさん(静岡県出身)のお二人。式出席でお出かけになるとき記念写真を撮らせていただきました。制服姿が二人にとても似合っています。
新入館生の生活はまだ落ち着いていないようです。数人はクラス合宿で日光やら山梨に出かけていきました。
ヤツガレ「寒いヨ。セーター一枚用意したほうが良いヨ」とアドバイスしても、土地勘がないためか“そんな〜、信じられない”といった表情が返ってきました。
I.Yさん(長崎県出身)あてに東急ハンズからテーブルとカラーボックスが届きました。届くや否やヤツガレは頼まれもしないのに組み立ての手伝いをしました。I.Yさん
ありがとうございます。一人暮らしだったら絶対できない!」と、世辞もうまい!
館内で会う新入館生に 「どうですか? 一人暮らしは?」と聞いてみました。
と、みな同じ答えが返ってきました。
すごく楽しい・・・。ぜんぜんホームシックにならないんです」と笑顔。
そう、でもきっとご両親は寂しがっているかもしれないよ
えぇ、毎日、電話かかってきます

すっごく、楽しい」とこちらも思いっきりの笑顔。
なにが?」と聞くと、
いろいろ初めてのことばかり。このあたりウロウロ歩いたりもしました

入学式に出向いているM.Yさんあてに遅れていた冷蔵庫が届きました。本人不在ですのでヤツガレが部屋のカギを開け、搬入設置してもらいます。ついでに、暖かな春の空気を室内に・・、と思い、しめっきりになっていた窓を少し開けてきました。そして冷蔵庫が届いたこと、窓を開けたことご本人にメールを入れると、しばらくすると返信メールが・・・
「冷蔵庫ありがとうございました。お手数おかけして申し訳ございません。あと窓もありがとうございました☆  無事に入学式も終わりました(●^∪^●)今日帰って新しい冷蔵庫をみるのを楽しみにしています☆」 と、ヤツガレこんな礼を貰うと、もうこれだけで嬉しくなってしまいます。




新入館生の一日

2006.04.03

       朝6時起床、山と詰まれたダンボールを当館前のゴミ集積場に出します。ほかの人がゴミ出しする前に・・・。というのはあまりの多さに、先に壁際に積んでおかないと他人に迷惑をかけるからです。ちょっと起こりえるナと予想していたとおり、昼ごろ、近所の話題に・・・・。ある主婦は「こんなにたくさんのダンボール、もって行ってくれるかしら?」とヤツガレに聞こえるようにつぶやきました。もちろんヤツガレが何者であるかは先刻承知の昔から付き合いのある年配の主婦です。時間はずれて、別のオバチャンも「ここは女子寮だから引越しで大量に出すの・・」と、ヤツガレが館長だとは知らないオバチャン。このオバチャン、最近この地に住むようになったばかりでヤツガレの顔は知らない。もちろんヤツガレは聞こえないフリ・・・。
ある新入館生「同郷の友人が“一人で夕食するのが寂しい”と言っているので一緒に夕食することにします。9時ごろ帰ります」と、夕方出かけていきました。
明日、入学式を控えたある新入館生、「今夜は10時半に消灯します」と言いつつ、パソコンで念入りに交通ルートと時刻表を確かめていました。
そして別の新入館生は、入学式に向かう電車の中であまりの人ごみに圧倒され、気分を悪くして帰館されました。同じ大学に通う先輩館生B.Rさん(愛媛県出身)に事情を話し「通学大丈夫だろうか?」と聞くと、速攻の答え「すぐなれます!」。そんなこと問題にもならない、という感じ。いや〜、ちょっと心配のしすぎでした。
ある新入館生の母親は今日まで泊まっておられました。帰り際「娘に“早く帰って!”と言われてしまいました」と苦笑しながらお帰りになる姿はちょっぴり寂しそう。
各人各様の想い、よくわかります。こんな緊張感も、親心もヤツガレには懐かしい・・・。
今日のヤツガレの仕事は、NTT東日本のBフレッツ、インターネット回線工事の立会いが二部屋。購入してきた、また配達されてきた棚の組み立て支援が二組。
右の写真は入学式に向かうH.Tさん(香川県出身)です。左の写真は隣家のサクラ。春の強風でサクラ吹雪となりました。


はじまった東京での一人暮らし

2006.04.02

   新入館生にとって期待と不安に包まれた東京での一人暮らし生活がスタートしました。まだ足りない生活用品を買いに渋谷や新宿に出かけられた人、親と一緒に入学式会場の下見をされる人、都内の親戚の人に案内され御徒町、浅草へ東京見物に行かれた人、そして早くも今日が入学式の人もおられました。写真はお母様とこれから入学式に出かけるI.Mさん(愛知県出身)です。バッチリ決まっています。数日前まで高校生だったとは思えない、凛々しい姿です。
「お母様も一緒にどうぞ・・」と、ヤツガレがカメラを向けると
「いや〜、ワタシはいいです」と。やむなくお嬢さんだけの写真となりました。
右の写真は、30日から上京されていたK.Fさん(和歌山県出身)のお母様と、まだ小学生の妹さん。そしてmomoです。今日でお母様は郷里に戻られます。そして夜、お母様から丁重にメールをいただきました。娘一人ですませた部屋の片付け、食事のしたくなどの様子を見てすっかり安心されたようです。どんどん子供が育っていく、一人前になっていく姿を見て嬉しさと寂しさが混じりあった、ちょっぴり複雑な想いだったのかも。子供は親が心配するほど幼くはありません。放り出すと、好むと好まざるに関係なく、多くのことを経験して、どんどん成長していきます。


咲いたサクラ、桜

2006.04.01

さすがに一日に5件の引越し入居となると・・・、何がなんだかわからなくなります。ご本人とご家族の来館、引越し便や家電販売店からの配送、宅配便の受け取り、これらの搬入。これが5件分となると、単純計算でも3×5=15回の作業になります。この間にも買い物に行かれる方、昼食や夜ご飯を召し上がりに外出される方、都内に住む親戚や知人の来訪等々、たくさんの人の出入りがあって、頭の中はゴチャゴチャ状態でした。つい少し前、「いらっしゃいませ。お待ちしていました。ご入学、そして入館、おめでとうございます」と挨拶したのに、同じ人に同じ挨拶をしたり・・・、ずいぶんと失礼なことをしました。ゴメンナサイ。
でも、時間が経てばみなさんそれぞれのお部屋に落ち着かれた様子。小さな混乱はあったものの、なんとか新しい生活がスタートできたようです。
「今日から、一人暮らしだけど、今の率直な気持ちは?」
「ありきたりですが、期待と不安が入り交じった想いです」
「期待とはなに? 開放感?」
「いや・・・・・、新しい環境に対するソレかナ」と、ある新入館生の答え。
新入館生にとって未知の環境に対する不安は無いとは言えません。でもそれに立ち向かう自身の勇気・緊張感が気持ちを高揚させているようです。新入館生の表情には、新しい環境への挑戦が自身の成長に繋がることを十二分に理解されている様子が見えます。
4月は年度変わりの月です。学生には新学期が、企業人にとっては新たな会計年度がスタートする月です。進級や人事異動があって、それに伴う別れや出会いが交錯する季節です。送別会や歓迎会がそこかしこで催され、普段よりより感傷的になる季節です。こんなタイミングで咲く花がサクラです。ほかのどの花より愛される理由はこんなところにあるのでしょう。サクラのほのかなピンクの花びらに似た、新入館生の夢、希望がやがて見事に開花されることを期待しています。
近所の外人さん「駒場公園のサクラ、見に行きましたか? すばらしいですね」と。
自国にサクラを持ち帰ることが夢だそうです。「カナダでサクラは咲くでしょうか?」と聞かれました。どなたかご存知の方おられましたら教えてください。


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