2006.07.16
昼過ぎ見学者が来館された。母娘の二人、遠く熊本県から忙しい中お運びいただいた。父親がネットで当館ドミトリーほりを見つけ、“管理人常駐”等の理由から当館が第一候補となり本日来館の運びになったそうだ。厚く御礼申し上げる。
お部屋はご覧いただけなかったが、館内をひととおり案内。本人、気に入っていただけたようだ。今日の館内は試験の最中とあってほとんどの館生が自室で勉強している。
静かな館内に驚いておられた。入学試験は来年2月だが、もうすでに安心できる住まい探しが始まったようだ。
火曜日から本格化する試験に備え、勉強に励む館生が多いが、一方で早々と試験が終り、この三連休、思いっきり開放感をエンジョイしようとする館生もいる。今日、花火大会に出かけるのは館生O.Cさん(静岡県出身)とその友人。(写真)
行き先は、横浜みなとみらい。“みなと祭第51回国際花火大会”を見に行くのだそうだ。花火大会といえばいまや定番となった浴衣姿。当然、二人とも浴衣に着替えてお出かけだ。浴衣が良く似合う。とてもかわいい。混雑しているに違いない。十二分に気をつけて行って来て欲しい。
夜、ある館生の部屋のエアコンが故障した。修理の専門業者さん明日来ることになったが、この暑さだ、今夜一晩とはいえエアコンなしではとても試験勉強どころではない。そこで急遽、扇風機を買いに行ってきた。今夜だけ扇風機でガマンしてほしい。ゴメンなさい。
2006.07.16
それまで晴れていた空が曇りだした。どんどん暗くなってくる。そろそろ降り出すナと思ったその時、ある館生から電話が・・・。
「自転車のチエーンにスカートが巻きついちゃって動けないんです」
どうやら簡単にはとれないらしい。そのとき、ポツポツと雨が降り出した。これはまずいと、急ぎ現場に走った。幸いさほど遠くない場所だ。
ヤツガレが到着すると、彼女、商店街の道の端にかがんでいた。自転車の後輪の歯車にスカートの裾が巻きついている。彼女、自転車と一体でどうにも身動きが取れないでいる。ヤツガレが歯車をゆっくりと逆回転させながら慎重にスカートをひくと、案外簡単に取れた。だが、スカートの裾にはいくつか穴があいてしまった。
「いいんです。もう古いから・・」と彼女。
「さあこれで大丈夫、雨が降り出してきたから先に帰って」
ヤツガレは半ズボンにTシャツだ。濡れていくことにする。
さて、ヤツガレが歩いていると前方に彼女が・・。どうやら再びチエーンにスカートを巻きつかせてしまったらしい。今度はかなり重症、二重三重に巻きついている。逆回転させても正回転させてもダメ。その上、雨がひどくなってきた。やむなくヤツガレが自転車を抱え、彼女はスカートおさえ、自転車とヤツガレ、そして彼女の三体がピッタリくっついて歩くことに。事情の分からない人がみたら異様な格好だ。
まぁ姿格好はともかくドミほりに着いた。屋根があるので安心して作業にかかれる。
しかしなかなか外れない。スカートを切るか、チエーンを外すかしか方法がない。もちろんチエーンを外すことに。チエーンの接合部分のピンを抜き、チエーンの輪を切った。これでスカートはいとも簡単に外れた。だが、スカートのダメージは大きくなっていた。このとき雨は、もの凄い勢い、カミナリも鳴っている。
ヤツガレびしょ濡れついでに外したチエーンを復元させることに。これがなかなか上手くいかない。15分ぐらいかかってようやく直した。
あぁ、疲れた、と空を見上げると空が明るくなりはじめた。雨の勢いもおさまってきた。と、ヤツガレ重大なコトを思い出した。裏庭にフトンを干していたのだ。時すでに遅し、さっきのバケツをひっくり返したような雨がフトンに浸み込んでいる。あわてて日が当たるところに移動させたが、今夜はフトンなしで寝ることになりそうだ。
2006.07.14
蒸し暑い! とにかくムシムシ、着ているTシャツもジトジトだ。
このごろクールビズということで街でもネクタイ姿が減ってきている。テレビに映る閣僚や総理大臣が率先してネクタイをはずした効果だろう。だがまだ、得意先まわりなどを主な仕事とする人にとってネクタイは簡単にははずせないようだ。依然としてネクタイにスーツ姿や制服姿で汗だくの男性を見かける。この暑さではと同情する。
ヤツガレの会社員時代は当然、ネクタイに背広だった。当時ではネクタイをはずすなんて考えられない時代だ。ヤツガレがまだ若かった頃のこと。会社は夜や休日は冷房が入らなかった。休日出勤していたある夜のこと、耐えられないのでYシャツもズボンも脱いで残業をしていたときのこと。もちろん窓は全開、そこへ大きな歓声が聞こえてきた。それはなんとキャンデーズさよなら公演の歓声だった。会場は会社から数キロ離れた後楽園球場、歌は聞こえないがウォ〜という地響きのような歓声がウネリとなって聞こえてきたのだ。会社の中を下着姿で働くなんて、いまではまったく考えられまい。
へんなことを急に思い出した。キャンデーズ解散をネット調べたら1978年4月のことだった。ヤツガレが入社して12年も後のことだ。
会社員時代、高温多湿の国で、まったく役に立たないネクタイをどんな理由から着けなければいけないのかと疑問に感じていたことを思い出した。
ヤツガレ、退社後は冠婚葬祭以外一度もネクタイを着けたことがない。Tシャツに慣れた今では、とてもネクタイに背広なんて考えられない。慣れるとはいとも簡単なことだ。
「もう少し暑くてもいいから、湿度を下げてほしい」とはある館生の弁。
まったくそのとおり。降るならドシャと思いっきりの雨、でも降らないならカラッと晴れて欲しいと思うのは誰しもだろう。
午後2時、当館前に消防車が横付けされた。今日は消防署の立ち入り検査の日だ。5〜6年に一回のわりで実施される検査。係官3名が当館内を検査、もちろん不備欠陥はない、改善事項もない。最後に玄関で記念写真とあいなった。写真左
夕方、近くのcaféに行ってみた。ここでアルバイトをしている館生がけなげに働いていた。効きすぎるほどの冷房の店内で。写真右
2006.07.13
「ただいま戻りました!」
「おかえりなさい。お疲れ様でした」
「暑かった〜。ひゃ〜、疲れた」
ほとんどの館生が帰館して開口一番の言葉だった。
いま多くの館生がテスト期間中にある。みな帰りが早いし、外泊する子も少ない。
ここ連日、パソコンルームは試験勉強する館生が入れ替わり立ち代り訪れている。みな黙々と勉強に集中している。
館生の試験勉強スタイルはいろいろだ。当館近く、駅近くのマックやサンマルク、ミスドで勉強する子も多い。それぞれ好みの店が決まっている。周囲がガヤガヤしているほうが集中できるらしい。友達と一緒に試験対策を講じる子もいる。昨日から友達が泊まりに来て部屋で勉強しているのはE.Yさん(兵庫県出身)、そして今夜友達が來泊しているのはO.Cさん(静岡県出身)だ。一方で自分の部屋で一人篭って勉強する子もいるし、ドミトリーほりのパソコンルームで勉強する子もいる。
写真は今夜10時少し前の当館パソコンルーム。映っているのは、Ⅰ.Mさん(愛知県出身)、Ⅰ.Nさん(長野県出身)、K.Aさん(福岡県出身)だ。このすぐ後に、残念ながら写真には登場していないが、M.Aさん(大分県出身)、O.Cさん(山口県出身)らがパソコンルームで試験勉強に励んでいた。みなガンバレ!
2006.07.11
しばらく更新をさぼっていた。雑用が多かったこともあるが、ほんとうの理由は怠けていたのだ。最近、日記を書こうと思うのだが、いざパソコンの前にくるとなかなか筆が進まない。ソリティアをいつまでも続けていたりする。
“雑用”って何にと思われるだろうから一例を挙げておく。
ある館生の部屋でネットが使えなくなった。当館のインターネット回線はCATVとNTT東日本B-フレッツの2系統があるが、このNTT回線で館内設置のVDSLのあるポートに異常が発生したのだ。最初は部屋の置いてあるモデムの不調かとおもっていたが、調査するとVDSLに原因があることが判明。他のポートに接続を移動して問題解決。
次にパソコンルームのプリンターが不調になったことだ。やたらとジャムるし、パソコン側からの指示に無反応だったり、あるいはまったく印字されずに白紙で出てきたりする。館生が朝、登校直前にプリントしようというときに運悪く発生する。原因不明だが、何度かやり直すと正常になる。
雑用って、たったそれだけ? と思われるだろう。もちろん他にもあるがいちいち書くほどのことではない、本当のところは怠けていたに過ぎない。
今朝、しばらくぶりに鳥にエサをあげた。昨日、ばあさんがパン屋からミミをもらってきたので、これを小さくちぎって庭の鳥用エサ台に置いておくのだ。写真はそのパンのミミをヤツガレが細かくちぎっているところだ。
それにしてもmomoもヤツガレもだるそうな表情だ。完全に怠け病に陥っている。
下の写真はヤツガレのパンク修理姿。夜9時半、館生I.Mさんが自転車を曳いて帰館した。聞けばパンクとのこと。明朝すぐに学校に行けるようさっそく修理に取り掛かった。