2006.08.01
あぁ〜♪ 夏休み!
昨晩はコンパで外泊、今朝帰館したE.Yさんとの会話
「お帰り〜。ちゃんと寝ているの?」
「ゼンゼン。でも今日は友達が遊びに来て、明日から館山へ遊びに行きます」
「うわっ〜、大丈夫? カラダ壊すよ」
「試験終わったんですもの・・。ワタシ丈夫なんです」
「その思い込みがあぶない」
「は〜い、気をつけます」と言うものの、目は“平気、平気”と語っていた。
浴衣姿で横浜みなとみらいの花火大会に出かけるS.Mさん。S.Mさんは先日の隅田川花火大会にも出かけ、今日は今シーズン二回目の浴衣姿。よく似合うし、とても可愛い着物姿だ。帰りは大勢の人で混雑していただろうが10時には帰館。写真
夕方、K.Aさんが海外旅行に出発。目的はタンザニアでボランティア活動だ。
約二週間、電気もガスもないところでのキャンプ生活だそうだ。
「これから行ってきます・・・」
「気をつけてね・・。カラダ壊さないようにね」
キャリングケースを引っ張りながら、元気で旅立って行った。無事であること祈る。
新入館生同士のN.MさんとⅠ.Mさん、二人で渋谷へ映画を見に行った。
「おかえりなさい・・。どう(映画)面白かった?」
「ただいま戻りました・・。とても面白かったです」
「二人でゴハンを食べてきました」
帰省せずに残っている館生、しばらく東京での生活をエンジョイ。でもしばらくすると故郷に帰りたくなるハズだ。
一方ですでに帰省した館生。いまごろは久しぶりに家族そろって、東京での生活、大学キャンパスの話題に花を咲かせているだろう、と想像しただけで楽しくなる。
それぞれの夏休み。みなしっかりと充電してきてほしい、そして9月には元気な姿を見せて欲しいと願うばかりだ。
2006.07.31
ほとんど曇りか雨ばかりだった7月が今日で終わる。明日から8月だ。
ドミトリーほりの屋上に設置してあるエアコン屋外機のダクトに巻いてある保護テープの補修をした。数年前に巻いたテープが劣化してところどころ破けている。これを上から新しいテープを巻くだけの作業だ。日陰になるものがないので暑くてたまらないと思いきや、風が気持ちよい。と言ってもエアコン8台分を処理しただけで
「とりあえず今日のところはここまでにしょう」と自己都合で作業終了。写真
かがみながらの作業、腰と背中が痛くてしょうがない。写真は座っての作業しか映っていないが、中腰で屈みこむ作業も多いのだ。
「歳のせいか、これじゃ外で働けないナ」と独り言をつぶやく。これを聞いた家内、
「じゃ〜、ワタシに働きに出ろとでも言うの・・」と言ったような気がしたのは気のせいか。
ドミほりの館生、最後まで残った人も今日の試験で前期はすべて終了。さあ、待ちに待った夏休み。学校から早々に帰館して部屋の片付け、宅急便を送り出し、即帰省する子も多い
「では・・、帰ります。ありがとうございました」
「そう、気をつけてネ。ご両親によろしくお伝えください」 写真
別の館生
「これから帰ります。すみません・・、洗濯物まだ乾いていないのであとで取り込んでおいてもらいませんか」と結構ずうずうしい子もいる。率直でよろしい。
「わかった。部屋に放り込んでおくよ。じゃ気をつけて。それからご両親によろしく伝えてください」
「は〜い」というなりさっさと駅に向かう。
試験が終わったためだろう、今夜は外泊する館生が多い。コンパや友人とゆっくり過ごしたいということのようだ。
2006.07.30
強い日差し、真夏日だった。ドミトリーほりの3階、屋上のモノ干し場、どちらも満艦飾となった。長く太陽を拝めなかったためか、暑くとも気持ちがいい。日の光を一杯に浴び、風になびく洗濯物を見ると、気分も晴れ晴れしい。
昨日、電話予約があった見学者が約束の3時に来館された。母娘の二人連れ、福岡からお越しいただいた。暑い中、また忙しいところ遠くからお越しいただき、心から感謝申し上げたい。ドミトリーほりに来る前に文京区の女子学生会館を見学され、当館のあとも、もう一つ別の学生会館を見学されるとのこと。それも日帰りのスケジュールとお聞きした。本当にお疲れ様と言いたい。一日で3件も下見見学されるのは結構辛い。土地勘がなく、電車の乗り継ぎに迷い、都会の人ごみにもまれるだけでかなりの疲労があることは想像に難くない。
今日、見学にお越しいただいたお嬢さんがドミトリーほりに対してどのようなイメージを抱かれたかは分からない。だが、彼女の真剣なまなざしに強い意志を感じた。希望する大学に無事進学できることをお祈り申し上げる。
2006.07.28
学生会館、学生寮には門限がある。ドミトリーほりでは最初の二年間は11時、三年目からは11時30分となっている。さてこの門限、稀に遅れる子が出てくる。
「スミマセン。今から帰ります。20分ぐらい遅れます」といったメールが入る。門の施錠を待って欲しいという要請だ。
たしかに都会の夜は長い。繁華街の夜11時はまだ宵の口。新宿や渋谷などターミナル駅は深夜12時でもラッシュ状態が日常化している。社会全体がこのような様相を呈しているから、当然、大学生にも影響が及ぶ。部活やサークル活動、仲間たちとの飲み会やクラス仲間のミーティングも開始時間が遅い。バイト先の閉店時間も11時だ。座をしらけさせては悪いと中座を躊躇しているうちに門限に間に合わなくなってしまう。
ヤツガレはこの門限に関しては多少ウルサイことを館生に申し上げている。稀ではあるが、門限遅刻を繰り返す館生に対しては厳しい態度で臨む。
今の時代、門限11時は早いかナと思うこともあるが、そんなときある館生の言葉を思い出す。
「入って最初の一年間、門限を守れるか心配でした。でもこのごろでは門限はあったほうが良いと思うようになりました。もし門限のない一人暮らししていたら歯止めがなくなっていくような気がします」
直接聞いた話しではないが、門限は“つまらない飲み会”からの離脱に効用があるらしい。
門限に遅れたことのない別の館生に聞いてみた。
「門限を守るのはタイヘン?」
「いえ、全然。まわりのみんなはワタシに門限があることを知っていますから」
たしかに時代は変わっている。ヤツガレの地元ここ代々木上原の30年前は夜9時ともなればたいがいの店は閉まっていた。それが今では上原商店街のコンビニは24時間こうこうと明るく、ピザ屋やドラッグの店も12時まで営業している。世の中、確実に夜型社会に変化している。住宅街の代々木上原界隈でもこのようなありさま。都心の繁華街ではなおさらだ。
だが、ヤツガレはこれからも門限については厳格に臨んでいくつもりだ。
大事な時期に昼過ぎまで寝ているような生活は絶対によろしくない。
館内のバキューム清掃、玄関ポーチのタイル清掃をやった。梅雨明けを先取りしたかったのだ。写真