東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

聞き間違い

2006.04.29

  連休が始まった。館生の過ごし方もさまざま。連休の前半に家族が上京、後半に家族と一緒に帰省といった新入館生もいる。先輩館生になると、連休前半に数日だけ帰省し、後半はサークルや部活のため東京に戻ってくるといったケースが多い。
ドミトリーほりから徒歩10分ほどのところに代々木公園がある。ときおりこの代々木公園でフリーマーケットが催されている。新入館生のE .Yさん、このフリーマーケットに参加していると聞いていたので、散歩がてら見物しに行ってみた。このコース、momoの散歩コースにちょうど良いのだが、momoは足の具合が悪い。医者の診たては関節炎、肥満と高齢が原因だそうだ。というわけでヤツガレ一人散歩とあいなった。もちろん両足首にオモリをつけてだ。
さて、会場に向かう途中で、すれ違う人の多さに唖然。そうだメーデーだ。代々木公園の広場はメーデー会場なのだ。本来は5月1日がメーデー開催日だが、なんでも“連休の真ん中はイヤだ”との声があがり連休初日にやることになったらしい。
会場は、あちこちでさまざまな団体の集会が開かれていた。会場にはあっちこっちから聞こえる拡声器の音が渦巻いている。物売りの客を呼び込む声、群集に向けての演説、迷子やゴミの注意など場内整理のアナウンスなどなどだ。こんな喧騒も、繰り出された露店から漂う焼きトウモロコシやイカのにおいがまじって祭りの雰囲気を盛り上げる。騒音なのだがこの五月蝿さは賑わいだ。気持ちも高揚させる。しかし祭りとはまったく異なる音も聞こえてくる。それは会場周囲を周回す政治団体の街宣車のスピーカーの音だ。もの凄い音量、近くにいくと鼓膜に影響がでそうだ。音量の大きさもだが、街宣車の数も多い。指導車の声に呼応して連呼する。これが何を言っているのかサッパリわからない。あまりの大音量と絶叫だから内容が聞き取れない。ただのイヤガラセが目的なのだろう。
ところでフリーマーケット会場のE.Yさんは見つからなかった。帰館されてから詳しく聞くと、ただ見物しに行っただけだそうだ。ヤツガレの聞き違いだ。ということは街宣車の音を聞く前から、ヤツガレの聴力は衰えていたということだ。写真左から、フリーマーケット、公園の花、公園内の歩道橋脚に描かれたペイント


二度あることは三度ある?

2006.04.26

たぶん黄砂の影響だろう、屋上の排水口に泥が詰まりだした。一年に一度か二度、屋上の雨水を排水する口(穴?)の掃除を行う。ヘドロの除去だ。放置しておいても、即、どこかに影響が出るということはない。ただ無視していると屋上に雨水が溜まることになる。こうならないよう乾湿両用掃除機(要は水も吸える掃除機)でヘドロを取り除く必要がある。
こう書くと、簡単な作業のようだが、一通り作業を終えたアト、掃除機の掃除をするのに結構手間がかかる。なにせ相手はドロドロの泥なのだ。掃除機のホースやダスト受けに水道栓を思いっきり開き、勢いをつけた水で一気に流す。これを繰り返すのだが、そのとき、勢い余ったホースが暴れ、ヤツガレ思いっきり水を浴びてしまった。
今日、実はこれで二回目の水難。今朝、momoの散歩を終え、風呂場でmomoの足を洗おうとしたところ、間違えてシャワーのバルブを開けてしまった。当然、アタマからしこたま水を被った。着替えたばかりで、また水をかぶってしまった。
二度あることは三度あるというが、もう勘弁してくれだ。
さて、屋上の掃除作業を終え、3階の洗濯場で、ある館生(二年生)とばったり。
朝の挨拶をお互いに交わしたところで、その館生としばし雑談。
そのハナシの中で、今日、プレゼントを買いにいくことを聞いた。どこに行くかだが、ヤツガレが「代官山は?」と聞くと、「まだ行った事ない」という返事。
「じゃ、案内してあげる。歩いて行けるヨ」とあいなった。
ここのところ当館周囲の観光&ショッピング・スポットの案内が続いている。二度あることは三度あるだ。こういう繰り返しは大歓迎。
写真はいろいろ店めぐりの途中でのコーヒーブレイクの様子。撮っているのはヤツガレだから映っていない。
その館生気に入ったプレゼントを首尾よく入手できたことは言うまでもないし、ヤツガレもm&mグッズを衝動買いしてしまった。何を買ったかは近日中にお披露目する予定。



風邪に効く特性スープ

2006.04.25

どんよりした曇り空で一日が始まり、やがて太陽が明るい日差しを射し始め、しかし昼過ぎ突然に空は真っ暗に、そして雨、カミナリまでが。夕方になって再び太陽が顔を出してくれたものの風は冬のような冷たさ。目まぐるしく陽気が変わる一日だった。
大半の館生が登校したあと館内のバキューム清掃に取り掛かった。このとき晴れていたのですべての窓を開け、空気の入れ替えを行ったが、すぐに窓を閉めて回る羽目に。
変動の激しい陽気が続いたためか風邪気味の館生が多い。希望者にはヤツガレ特性のスープを提供している。かなりクセのあるスープで好き嫌いがハッキリする。ネギ、セロリ、エシャロット、しょうが、にんにく、それに唐辛子を、約一時間煮込んだあと、これを濾し、同じ野菜を5ミリ角に切ったものを入れ、最後にコンソメの素とワインを入れ、ひと煮たちして出来上がり。このスープ、美味くはないが見事に風邪に効くとヤツガレは思っている。効くはずなのに・・・、だがこれまでに二度目のリクエストを受けたことがない。
夕方、両足首にそれぞれ1.5キロのオモリをつけて渋谷へ買い物に出かけた。東急ハンズ、ビックカメラを回って、最後に東急デパートの地下食料品売り場に寄って往復約1時間。館に戻って、さて少し休憩でもと思ったところ、新入館生のI.Nさん
「いまワタシ時間があるので、下北沢に行く道を教えてください」と
I.Nさんには、日曜に原宿と渋谷に自転車で道案内したばかり。この街に慣れ、好奇心の対象がどんどん広がってきているようす。
「なにか着るものを買おうかと思って・・。下北沢は安いらしいですね・・・」
「OK、すぐ行こう」と、ヤツガレ“ここで休んでは体力増強にならない。この声はまさに天の声”と自身を納得させ、勇躍案内してきました。もちろんさすがにオモリは外しました。I.Nさんを一人下北沢においてヤツガレは戻ってビールを・・・。
そして夜8時ごろ、I.Nさん気に入ったTシャツを買って無事に帰館されました。


サイクリング

2006.04.23

 新入館生のE.YさんとI.Nさんの二人を原宿から渋谷への道案内をしてきた。写真はこれから出発するところ。ドミトリーほりから原宿までは徒歩で20分ほど、自転車だと5〜6分で行ける。そこで二人を案内してきた。休日とあって原宿、表参道、そして渋谷も街は沢山の人出。歩道を自転車で抜けるのは大変。原宿から渋谷に出たところで雨が降り出してきた。いろいろお店を見て、買い物もしたかった二人だが、別の日に出直すことにして館に急遽戻ることに。ちょっとざんねんでした。次回は代官山に出て渋谷に回るコースを案内することに。


余裕

2006.04.22

このところ不安定な陽気が続いた。朝夕の風は肌をひんやり撫ぜるが、日差しは力強い。ゆっくりした時間が流れる週末だ。午前中ほとんどの館生が館内に・・・。
新入館生にとってようやく慣れはじめた一人暮らし、自分なりのペースができたのだろう。春の惰眠を心行くまで堪能しているかのような館内だ。やがて昼すぎになると屋上のもの干し場には洗いざらしの洗濯物がたくさん干してあった。布団もある。
K.Fさんからお手製のパウンドケーキをいただいた。“キッチリ”こんな言葉がピッタリのK.Fさんだ。過日のこと、K.Fさん本人が不在中にお母様がお見えになり、マスターキーを持って部屋に案内したところ、そのお部屋を見て驚いた。実に見事に整理整頓され、あまりの整然さに驚いた。ベッドカバーの上にGパンが置いてある。その置き方はブティック店のショーウインドーのディスプレィーそのものだ。キッチンも売り出し中のマンションのモデルルームのようだった。
いただいたケーキ、そんな性格のK.Fさんらしいケーキだ。姿かたちは、まるでケーキ屋さんの売り物のようだ。当然、味もきっちり、とても美味しいケーキだった。
気持ち、こころに余裕がなければとても作れないだろう。三週間ほどしか経っていないが、前向き思考から生まれる順応スピードの早さに感心するばかりだ。


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