2007.01.30
昨夜、ある館生の帰館時の会話です。
「おかえりなさい・・・」
「ただいま戻りました・・・・・」
瞬間的に視線を合わせ、言葉にない感情を詠みあいます。
「どうしたの・・・・?」とヤツガレ、
「私の顔、疲れているように見えます?」
「ちょっと疲れがあるみたいだね」
「いま、私疎なんです・・・・・。もう・・・・・、早く試験おわらないかナ・・・」
「そうだね・・・・・。寂しくなったら、気分転換で新聞でも読みにきたら・・・。あとちょっとだし」
「えぇ、そうします」
「ガンバレ、ガンバレ」というと、わずかに笑顔を見せてくれました。
すでに試験を週末に終えた館生もいます。さっそく、集りにお出かけしたり、友達をお部屋に招いてワイワイと語り合っていたりです。別の館生も試験を終え、郷里からお母様が来館されお部屋にお泊りされました。
「試験でホームシックになっちゃいました。そしたら母が遊びに来てくれたんです」
と、こちらは思いっきり嬉しそうです。
試験は館生に大きなプレッシャーを与えているようです。パソコンルームで自習中のある館生
「いま何が欲しいって聞かれたら『単位が欲しい!』って言うナ」
みな、今が苦しい時期にあるのですが、同時に試験後の楽しみな計画もしっかりたてています。仲のよい友達同士で、スキー、温泉旅行、海外旅行などなどの計画がギッシリです。
2007.01.26
シアトル系コーヒーの草分け、スター○ックスで最近バイトをはじめた館生との会話です。
「お帰りなさい・・・。今日もバイト? おつかれさまでした」
「ただいま戻りました・・・・・・。そうです。あぁー、疲れた」
ヤツガレ、勤め人だったころ人事の採用を担当していたことがあります。採用面接の質問の中に“アルバイトの経験を通してどんなことを学びましたか?”というのがありました。
将来、館生の就職活動に役立てばと思い、しばしばバイトでの出来事を聞くようにしています。今回も聞いてみました。
「今日の仕事で、よかったこと、あるいは失敗したナと思うことあった?」とヤツガレ
「ちょっと嬉しいことがありました」と彼女。
「どんなこと?」
「よく来店されるカップルに、『いつものでよろしいですか?』と聞いたんです。相手は少しビックリした表情をしていました」
「それは良いことしたね。素晴らしいことを学習したヨ。よかったね」
そのカップルにしてみれば、自分たちの存在が店側にしっかりと認識されていると思うでしょう。決して悪い気はしません。きっと、そのカップルはちょっとした満足感を味わったことでしょう。
お客様第一主義を標榜する企業は沢山あります。でもこれって、大きな組織になると末端の社員までに浸透、徹底するのはかなり難しい。ましてこのように、お客さまに“一言を添える”ケースとなるとマニュアルではできません。一見してカップルだと判断できても、これから別れ話をしようとしている二人には適さない一言です。これはその場の雰囲気を読まないとできないことです。企業にしてみればコストはかからない簡単なサービス、でも簡単なようで難しいことですね。
4月に入居される予約申込者のC.Kさん(台湾国)が来館されました。契約書をお持ちいただきました。(写真) ご両親は台湾でこの日記をご覧いただいているそうです。そこでこの場を借りてご両親への報告をさせていただきます。手続きはすべて完了しました。ありがとうございます。
2007.01.25
朝、起きたときはなんともなかったのですが、昼前ぐらいになって急に寒さを感じ始めました。
厚手のシャツにダウンベストだったのですが、これにフリースを着込んで、それでも寒い。どうやら治っていた風邪、ぶりかえしたようです。
今日は、陽射しは力強いのですが、それこそ身を切るような冷たい風が吹き荒れていました。
写真はドミトリーほりの屋上から新宿方面を見た景色です。写ってはいませんが、やたらカラスが飛び交う・・・、というかカラスも強風に翻弄されているような、カラスの乱舞があちこちで見られました。
学校によっては、期末試験が終わり、はやくも春休みに入った学校も少数ながらあります。一方、今が試験真っ只中の館生が多く、静かな館内となっています。
2007.01.24
昨日に続き、見学者が来館されました。富山県からお越しいただいた両親と娘さんの三人です。
数週間前に、今日お見えいただくお約束をいただいていました。今日は、2月の入試試験本番に備え、試験会場の下見とホテルから会場までのルート確認、そして一人暮らしのための安心できる住まいを探すのが上京の目的だそうです。
遠くから、またセンター試験を終えたばかりでお疲れのところありがとうございました。そして当館を選択肢の一つに加えてくださりましたことにもお礼を申し上げます。
ドミほりをネットから探し当てたのはお母様だそうです。この日記もこまめに目を通しておられるようで、チラリと顔を出した我が家の愛犬を見て
「あっ! Momoだ!」と
もうドミほりのことはなんでもご存知のようでした。
館内をご案内し、今後のスケジュールなどをご説明もうしあげ、最後にご本人に当館の印象を伺ってみました。
「どうです? 気に入ってくださいました?」
「はい」と笑顔で・・・・・
でも、これは確信的な誘導尋問でした。ゴメンなさい。
時間はたっぷりあります。いろいろ見学して、それぞれ女子学生会館や学生マンションの長所短所を比較され、ご自分にあったところを選んでください。
とはいいつつも、すぐに当館、キャンセル待ちのお申込みをいただきました。
ありがとうございます。
「試験、がんばってください」
そして、昨日、お一人で来館見学されたお嬢さんのお母様から電話をいただきました。お帰りになってご家族と相談した結果、当館へのキャンセル待ち申込みをされるとのことでした。ありがとうございます。
私的なことで恐縮ですが、今朝6時すぎ、家内の実父が逝きました。昨年11月に心筋梗塞で倒れ、2ヵ月ほどICU詰めでしたが、とうとう最後のときを迎えてしまいました。この間、ドミトリーほりでは家内の不在が多く、いろいろ不行き届きな点多々ありましたことお詫びいたします。また、多くの方からお見舞いのメール、手紙をいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
2007.01.23
ドミトリーほりの4月入居分の申込みは締め切らせていただいております。今はキャンセル待ちの申込みだけの受付となっておりますが、今日、見学者が来られました。
もちろん満室であることはご承知です。
来館されたのは本人ただ一人。すでにご家族と一緒にいくつか女子学生会館を見て回ったそうです。そして今日、はじめて一人で会館めぐりをはじめたそうです。
「ドミトリーほりをどうしてお知りになったの?」
「父がインターネットで見つけました」
明るく、自らの考えを明確に表現できる、しっかりしたお嬢さんです。目指す大学には合格が決まっています。あとは一人暮らしの住まいだけ。館内をご案内し、館生と私たちスタッフとの日常のコミュニケーションを大切にする当館の運営方針を説明させていただきましたが、気に入ってくださったようです。帰り際に写真を撮らせていただきました。
まいどおなじみの自転車のパンク修理をしました。
自転車置き場に残っていた自転車のうち一台のタイヤがペシャンコになっています。どうやら空気をいれても駄目な様子。さっそくチューブを出し、バケツに入れてみると、見事なアブクがブクブクと。さっそく、パンク修理となりました。写真
夕方、その自転車の持ち主が帰館されました。
「パンク、直しておきましたよ!」
「えっ、あぁぁ・・・ありがとうございます。そうなんです・・・おとといパンクしてしまって」