まだアナログ
2011.10.22
今から9年前のこと。当館にケーブルテレビの回線が引き込まれました。
ある高層ビルが建つと、東京タワーから送信されているテレビ電波が当館では受信できなくなることから受信障害対策用同軸ケーブルが当館に引き込まれたのです。
その高層ビルは、あの六本木ヒルズです。高さ250メートル(54階)のこのビルが東京タワーと当館の間に建ち、当館でテレビ電波が受信できないというわけです。
ご存知の通り、今夏より地上アナログ電波は停止され、デジタル放送に代わり、電波障害は生じなくなりました。
こんな経緯があって、今日、当館に引き込まれているケーブルの撤去が行われました。
そういえば、拙宅ではいまだに古いテレビです。
地上デジタルに対応していません。地域のケーブルテレビに加入していることから放送局から送信されているデジタル信号をケーブルテレビ局がアナログ変換してくれているからです。
そろそろデジタル・ハイビジョンに買い換えようかと思い始めたら、次世代テレビ4kが来年から販売されるらしい。どうせならハイビジョンよりさらに高精彩な4kテレビが欲しいとも一瞬思いましたが、きっと最初は手が出ない価格になるでしょう。 地上アナログ放送を視聴しながら灘の生一本で晩酌です。