2012.08.23
8月も二十日過ぎ、帰省から戻ってくる館生とこれから出かける館生とが交錯しています。
ようやく陽が昇り始めた朝5時、これから成田空港に向かうのは新入館生Iさんです。
昨夜、帰省から戻ったばかり。
今日の行先はフィリピン。
NGOが主催する海外ボランティア活動です。集合は空港搭乗口、余裕を見て当館を出発です。
昨夜、ホストファミリーへのお土産に悩んだIさん、結局、地元の銘菓、うなぎパイにしたそうです。
ここのところ海外で日本人が巻き込まれる事件が多発しています。
Iさんも、このことは十分承知。
くれぐれも単独行動はしないようにと・・・。
そして二年生の館生Tさんは、山形に行きます。
目的は運転免許取得合宿です。
二週間で免許皆伝だそうです。
「免許取っても東京では運転しないように!」
「はい」とほほ笑んでいました。
shibuyaにて
shibuya akb
今日も渋谷の空には飛行船が
2012.08.22
朝日を浴びる野球グランド
新入館生Iさんが昼少し前、帰省から戻ってきました。
「おかえり! どう楽しかった?」
「ただいま戻りました。またこれからよろしくお願いします。はいすっごく楽しかった!」
「もっとゆっくりしてくればいいのに」
「バイトがあるんです」
バイトは塾の個別指導です。
受験生にとっては夏休みなんて関係ないですからね。
夏空に浮かぶ飛行船。
ちょうど渋谷ヒカリエの上空のようです。
美味しそうなブルーベリー
同じく、帰省先から戻った別の新入館生Iさん。
「明日、フィリピンに行きます。成田空港で集合なんですけど、明日5時に開門お願いします」
Iさんボランテイア活動でフィリピンへ行きます。
もちろん安全にはこれまでになく注意してもらいたいものです。
そして二年生の館生Tさん。
「明日から山形の合宿に行きます」
「そうだったね、免許の合宿。どのくらいの日数で取れるの?」
「二週間です」
「大丈夫? 運動神経あるの?」
「館長! こう見えても中学高校とテニス部のキャプテンだったんですから!」
「それは失礼いたしました」
みなそれぞれの夏休みはまだまだ続きます。
2012.08.21
「なにやってらっしゃるんですか?」
「スクワットだよ」
先日、渋谷からバスに乗った時のこと。
そのバスの発車直前、一人の老婆が乗車してきました。
高齢でしかもヒジあてまである杖を使っているので、難儀な乗車でしたが、なんとか介助なしで乗り込むことができました。
さてバスが発車。
誰もが懸念していたとおり発車の瞬間、老婆はよろめきました。アブナイ!
やつがれ、とっさに手を出し老婆の体を支えましたので事なきを得ました。
そのとき反対側に座っていた、老婆より若いがやはり高齢の女性が立ってその老婆に席を譲りました。
このとき、よろめく老婆の前に座っていた若者、二十歳半ばと思われる男性、まったく意に介さず、ひたすらスマホの操作し続けていました。きっとメールがツイッターをしていたのでしょう。
とにかく目の前で起こった出来事にはまったく知らん顔。立って席を譲るなんて微塵も感じられません。
マナーの問題もありますが、こういう人を巷間KYというらしい。
周囲の状況に無関心な人を指すようです。
ヤツガレが会社に入ったころ、先輩から“背中に目と耳を持て”とアドバイスを受けたことがありました。
周りに神経を配り、何が起こっているのか、起ころうとしているのかを知れということです。
つまり、自分の仕事の上流工程で、あるいは下流工程にいかなる変化が起こるのかを把握しろ、それが自身の仕事に役立つという意味でした。
もちろん当時、KYなんて言葉はありませんでした。
周囲に無関心、こんな風潮が企業内で“指示待ち人間”の増加を招いているのかもしれません。
2012.08.20
来年3月で契約期限が到来する館生あてにお
手紙をお送りしています。
手紙の内容は、契約を延長するか否かの意向
確認です。
提出期限は10月15日ですが、早々と“延長”と
お答えをいただいた方もあります。
でもほとんどの館生はしばらく検討するということ
になるようです。
早々に結論を出した館生に聞いてみました。
「(キャンパスが)遠くなるけど大丈夫?」
「クラスのほとんどが他県から通学しているんです」
遠いといっても住まいも学校も同じ都内、他県から通う友人と比べれば通学時間も苦ではないとい
うこと。
検討中のある館生に心の内をそっと聞いてみました。
「東京での暮らしに慣れ、そろそろ門限のない一人暮らしがしてみたいが本音でしょう?」
「・・・、それが(一人暮らしの)友達をみていると(自分も)堕落するかなと・・・・。迷っています」
10月初めまで、館生と家族の話しあいが続くかもしれません。
泊まりに来ていた新入館生Mさんのお友達が帰ります。
Mさんとお友達のつながりは同じ高校。
かたや岡山の大学、もう一人は東京の大学へと、それぞれの道を歩み始めています。
昨日は二人で浅草に行ったそうです。
「人力車に乗りました!」
「えっ、すごいナ! けっこうするでしょう」
「一人7500円でした。(二人にとって)一大イベントでしたから・・」
この気持ちすごくよくわかります。
二人にとって昨日の浅草の思い出は一生の想い出。
親友ではありません。心友です。
清水の舞台から飛び降りる必然性大ということでしょう。
2012.08.19
駒場キャンパスから見た富士山
朝日を浴びる駒場第二キャンパス(東京大学先端科学研究所)
ラグビー場
今朝はいつもより少し早く起きて駒場キャンパスに行ってきました。
今朝はkoroのお伴なし。写真に専念できます。
駒場キャンパスから富士山が望めること初めて知りました。
ただ、日の出から9分後の5時12分とは言え、連日の暑さ、空気が澄んでいません。
ぼんやりした富士山です。次回は真冬の雨上がりにでももう一度トライしてみます。
原画は小さくぼんやりした富士山で、言われても気付かないかも、ということで思いっきりトリミングしました。
朝10時ごろのこと、ある館生がお出かけです。
「おはよう! どこへ行くの?」
「・・・・・、カラオケ」
あえて小さな声。おまけに人差し指を口にあてシーと、“静かに”と無言の警告を受けました。
「なぜ? ちょっとウシロメタイの?」
「いや、自分にはミネラルが必要なんです!」
「そうか・・、自分で納得しているんならいいんじゃない。今日はあまり遅くならないようにね」
「はーい。いってきまーす!」
昨日から新入館生Y.Rさんにはお友達が泊まりに来ていました。
そして今日の昼少し前に、揃ってお出かけとなりました。
写真右
昼過ぎ、見学者二組が来館されました。
模試が続く中、急ぎ日帰りで京都から上京していただきました。
お母様とお嬢さんのペアで合わせて女子4名での来館。
来季分の申込方法など一通り小一時間、ご案内いたしました。
受験生のお二人にとって今日の来館が良いイメージトレーニングになると嬉しいのですが。
お二人ともとてもしっかりしたお嬢さん、聞く時のキリリとした眼が印象的でした。
お二人とご縁があることをお祈りしています。