2014.11.14
座禅の秋。駒場キャンパス三昧堂
渋谷の秋。2014年11月
夜、帰館してきた館生数名との会話です。
「おかえりなさーい。今日はいい天気だったね」
「ただいま帰りました。それが気づいたら夜だったんです」
日中は教室の中で過ごすことほとんど。
一日を終え、ふと空を見上げたら星空だったようです。
そして別の館生二人には今夜の夕食について聞いてみました。
「おかえりなさーい。ご飯は?」
「ただいま! これからです」
「できたら写真撮らせて」
「イヤです。レトルト!」
その声が終わらないうちに階段をトントンと駆け上がっていきました。
「おかえりなさーい。夕食は何作るの?」
「ただいまでーす。ダメです、ダメ!」
言う前に写真を撮ろうという魂胆が見透かされています。
勉強もしないといけないし、部活の打合せでLINE繋がなければいけないし、というわけで冷蔵庫を開けてありあわせの夕食で済ませるようです。
2014.11.12
旧友が71歳の誕生日その日に逝きました。
今夜は通夜、最後の別れでした。
余命数か月の宣告の下、二回ほど見舞いに行きました。
仲間たちと見舞いに行くと、それまでの様子が変わり、急に元気になっていました。
本人のたっての希望だったこともあって見舞いを喜んでくれていました。
6年前にも仲間が一人逝っています。
このときは“惨めな姿は見られたくない”という本人の意思から、見舞うことは叶いませんでした。体調を崩し、余命幾ばくもない状態だったと知ったのは亡くなってからです。
最後の姿は見せたくないという気持ちも、最後こそ仲間に見守られたいという気持ちも、どちらも理解できます。
さて自身に置き換えると、どちらがいいのか、まだ結論を見出していません。
2014.11.10
都心にある駒場キャンパスも次第に秋色が濃くなってきました。
月曜日です。新しい一週間の始まりです。
ある新入館生、キャンパスのベンチで朝食タイムです。
「授業は二限からなのに時間を間違えて出てきてしまいました」
ここ駒場キャンパスの緑に囲まれ、爽やかな空気のもとでの朝食、最高です。
ティファニーのお店よりはるかに優雅です。
続いて別の新入館生が通りかかります。
「これから二限です」
「いってらっしゃーい」
みんなにとって素敵な一週間になることを祈っています。
2014.11.09
元館生二人が遊びに来てくれました。
もちろん二人とも今や社会人。
「もう学生時代より会社員時代のほうが長くなりました」
初めて東京に出てきた頃のこと、大学キャンパスのこと、そしてドミほりでの思い出話など、たっぷり4時間。とても楽しいひと時でした。
ときどき学生時代を思い出し、自身の出発点を振り返ることも大事です。
二人ともまた明日から仕事頑張ってください。
2014.11.07
今日は、空室となっていたお部屋の清掃が行われました。
通常、空室清掃は退館引越しが集中する3月に行います。
この時期の空室清掃は過去にもそれほど多くはありません。
というわけで作業途中、しばしばチエックを入れることに。
室内の壁・天井クロス、キッチンやユニットバス・トイレなどの水回り、家具や照明器具そしてエアコンとカーペットなど一日仕事でした。