忘れられない日
2015.03.11
4年前の3月11日、ただ事ではない揺れが収まり、急いでボイラー等の設備、屋上の貯水タンクなどを確認、ついで全室を回って在室の館生の無事を確認。
テレビをつけるも混とんを伝えるのみ。
そのとき就活中のある館生が代々木上原駅から戻ってきました。
「リクルーターとの面談時間に遅れそうなんです。電車が動いていなくて・・・」
それはたいへんとクルマで待ち合わせ場所の新宿まで送ることに。
しばらく走ると、道路にはたくさんの人が溢れ、大渋滞。
待ち合わせ時刻に大きく遅れ、新宿で彼女をおろし、帰る道すがら、ビルから避難する人々を見てこれは非常事態だと認識。
ドミほりに戻ってから全館生に現在地を報告してほしい旨のメールを送信。
そんな慌ただしい中、一本の電話が。
前日の合格発表の日に一つだけ空室となっていたお部屋への申込の電話でした。
このときに入館された館生が4年後の今年、就職がきまり当館を卒業されていきました。
あっという間の4年間でした。
もちろん、夜になって出先の館生の全員の無事が確認できたこと。
リクルーターとの面接がかなわず新宿から歩いて帰ってきた館生。
その彼女は今は仕事でフランスに長期出張中。
いろいろなことが思い出されます。
同時に震災で多くの方が災害に遭われていること忘れません。