2020.10.14
来春、新社会人になる館生Iさん、昨日はオンライン内定式でした。
事前に内定証が郵送で送られてきています。でもそれは式典の時に用いるもので事前の開封は禁止になっているそうです。
さてその内定式、館生のお部屋ではなくドミほりのパソコンルームで臨むことになりました。そこで他の館生が邪魔にならないよう注意書きを掲示しました。本来なら「ただいまオンライン内定式中」とすればいいのですが、従来からあるものを流用しました。
彼女、10時前にはきちっとスーツを着込んでスタンバイしています。
そして定刻ちょうどにパソコン画面から司会者の声が聞こえてきました。
ここからは立入禁止です。
二年生の館生Oさん、16日から運転免許合宿です。行先は秋田県。
前日の夜行バスで向かいます。
「エッ、こんな時期に免許合宿?」
「安いんです」
なるほどです。自動車運転免許教習所の経営的には、コロナの影響と夏休み冬休みではないオフシーズン対策なのかもしれません。
「だけど大学の授業は大丈夫?」
「リモートで受けます。ちゃんと時間割組んであります」
彼女のたくましさに感心です。“やろうとする強い意志があれば道は拓ける”を実践しています。そしてそれを後押しするのがITです。
前者といい後者といい、私たちの時代では到底考えられないこと。つくづく新しい時代の到来を感じさせる話しです。
2020.10.13
当館の所在地は渋谷区上原です。
このあたり、もともとは木戸孝允が1913年に開園した約7万6000坪の和風庭園「大山園」の一部だったようです。その後、紀州徳川家15代当主、徳川頼倫に所有者が変わります。
昭和初期の文献によると徳川頼倫の敷地はおおよそ2万坪の広さとありますからおそらく分割したのでしょう。のちに1938年にこの敷地は目黒蒲田電鉄(後の東急電鉄)に売却されます。
一方、久米民之助の父親である久米権九郎も大正初期に、このあたりの土地、上原2丁目一帯約4万坪の敷地を有していたようです。
当時の住所表示は東京府豊多摩郡代々幡町代々木上原1177番地とあります。ちなみに当館の不動産登記の地番表示も代々木上原1177番となっています。
久米民之助の屋敷は4万坪の土地に800坪と言われていますからかなりの大邸宅を住まいとしていたようです。なんでも敷地内には能楽堂や鴨場があったとか。
話しが長くなってしまいましたが、最近この久米民之助の家が群馬県沼田市に移設されることになったようです。大正時代の邸宅、当館のすぐ近くにあります。昨日その解体作業を見に行ってきました。こうして街がどんどん変わっていくのです。
2020.10.12
久しぶりの青空
3月の末、4月7日の緊急事態宣言発令の直前にコロナ疎開(帰省)していた館生Mさんが戻ってきました。半年ぶりです。
ドミほりに着く直前にフェイスブックのMessengerで連絡が入りました。
「玄関の暗証番号忘れました・・・・」
それほどの時間が過ぎているのです。外に出てMさんの到着を待ちます。
そしてお互いに離れた姿を確認、Mさん手を振りながら元気よく歩いてきました。
Mさんだけでなく、このところ帰省していた館生の帰館が相次いでいます。ドミほりも徐々に以前の賑やかさが戻りつつあります。
Mさんの大学の授業は後期もオンラインが決まっています。
「それじゃもっと福岡にいれば良いのに・・」と聞くと
「さすがにもうって感じ、親ももう帰っていいと、それに12月に対面での筆記試験があるので・・・。友達とも逢いたいし・・・・」
大学生活における友人たちと会って、いろいろお喋りすることとても大事です。オンラインでは得られないものがあります。久しぶりの再会、きっとコロナ以前よりも絆が深まることでしょう。
2020.10.11
ゴミ出し時のスナップ。このあと美容院に行きます。
朝6時5分、新入館生Sさん外出、今日は部活の練習試合のようです。
その5分後、4年生の館生Mさんが出かけます。彼女が向かうのはバイト先です。
そして10時、院生の館生Mさんがゴミ出しです。そしてそのままお出かけです。今日は美容院に行くそうです。しばらくして新入館生Nさんもゴミ出しです。
当館のゴミ出しルールは、渋谷区が定めた分別ルールにもとづいてドミほり駐車場脇にあるゴミ小屋に出すだけです。時間も曜日も関係ありません。門限時間内であればいつでも出せます。
ゴミ出しのあとNさんも美容院に行くそうです。
久しぶりの雨あがりだからでしょうか、コロナ禍が少し落ち着いたからでしょうか、休日だからでしょうか、髪型も秋モードにチエンジするためなでしょうか、とにかく美容院に行く館生が相次ぎました。
2020.10.10
元館生UさんとYさん、そしてHさんが遊びに来てくれました。
もともとはUさんとYさん、それにIさんの三人ドミほり同期の予定でした。
ところがIさんは仕事の関係で来ること叶わず。かわりにといっては失礼ですが、春に退館したばかりのHさんが急に来館することになったのです。
実はHさん、上原界隈で住まいをさがしていたのです。ようやく新しい住まいが今日決まってお母様もご一緒の来館になりました。お母様、残念ながら写真には写っていません。
もう一人のUさんも映っていません。この写真を撮ってくれているのです。
UさんとYさんはドミほり入館2012年です。そしてHさんは2016年入館です。
たまたまパソコンルームにいた館生も加わり、話は尽きません。
とっても楽しいひと時でした。学生会館をやっていてよかったと思う瞬間です。