水道管工事
2025.05.15

近くで水道管の取替工事が行われています。耐震化です。
既存の鉄管を耐震化された水道管に取り替えるのです。
耐震化とは、係員から丁寧に素人にもわかるように説明がありました。
なんと新しい水道管も鉄製。樹脂管は耐久性に優れるが接合部が熱処理になるため地震には弱いのだとか。鉄製の弱点は工夫されたジョイントで対応する、このジョインだと約10センチの冗長性があり、大きな力を逃がして管への影響を弱めるとか。
さらに新しい鉄管は耐食性の被覆コーティングがなされていて、そのうえ敷設時にビニールで覆ってから埋設する、二重の耐食措置がとられているのだそうです。
都内の水道管の耐震化率は60%強。かなりの進捗度です。ちなみに当館前の埋設管は2009年に耐震化管に交換済です。
上水と下水の違いはありますが、1月に起こった下水管破裂による道路陥没事故の不幸が思い出されました。