2020.09.01
今日、新しく入館引越しがありました。
この時期での入館は珍しいこと。
あたらしくドミほり館生になったのは某大学の二年生。これまである学生会館に住んでいましたが、このコロナ禍、大学閉鎖、リモート授業のため郷里に戻っていました。
いわゆるコロナ疎開、当然、東京の住まいはただ荷物だけが置いてある状態。
そこでいま一度住まいを原点にもどって再検討することにしたそうです。
見直しは食事付でないこと、共同風呂でないことが条件。このため最初から探すことに、そしてネットで出てきたのがドミほりでした。
前の学生会館から荷物を搬出し、ドミほりに移動させ、明日にはふたたびコロナ疎開で郷里に帰るそうです。結局、ドミほりには荷物だけが住むことに。
はやくコロナ禍が収束され正常な大学生活に戻れることを祈るばかりです。
2020.08.31
今日で8月が終わり。雨ばかりの7月、極暑の8月、そしてそれらをくるめてのコロナ禍と、2020年は記憶に残る年になりそうです。
今夜のブログは何回か投稿している“ドミほり館生一人ごはん”です。
ドミほり館生たちの自炊の一端を披露してもらっています。経験なくても自炊ってけっこう簡単だし、楽しいということ伝えるのが趣旨です。
ここで紹介する料理は高校時代にはまったく自炊経験のない館生ばかりです。
今日ご紹介する料理は館生Sさんの「白ゴーヤチャンプル」です。ゴーヤに白があるなんて館長はじめて知りました。
材料は白ゴーヤ、スパム、にんにく、玉子、トマト、ブロッコリーです。作り方はいたって簡単、全部まとめてフライパンで炒めるだけ。注意点はニンニクを焦がさないこと。
最初の自炊料理は、実家で食べたものから始めるのが良いと思う、出来上がりのイメージと味が頭に浮かんでくるから作りやすいと、アドバイス頂きました。
とってもいい香り、すごくおいしそうです。
2020.08.29
退館引越しがありました。この館生、今年の4月からドミほり館生になったとたん、コロナ禍で大学校内立ち入りできなくなったのです。授業はもっぱらリモート、ドミほり暮らしをあきらめ地元からネット授業を続けていました。
9月の後期から対面授業かと期待していたのについ先日、後期もリモートと決定。
東京、代々木上原での一人暮らしにあこがれていただけに、とても残念がっていました。
ドミほりでも新歓が中止になって館生同士の顔合わせもないまま今日にいたってしまったのです。そんな彼女ですが、館内の廊下ですれちがうと他の館生が挨拶してくれたことに感激していました。短い期間なので館長もとてもがっかりです。
彼女は実家にもどって地元企業への就活に励むそうです。頑張ってください、応援しています。
2020.08.28
早朝の代々木公園
館内の見回りは毎日朝と夜の二回。目的はトビラの開錠と施錠ですが、カギの開け閉め以外にも重要な役割があります。
過去の経験ですが、廊下の壁面クロスの変色からユニットバス給湯配管のピンホールを見つけたこともあります。なにかの異常音が聞こえ、調べてみると、窓の目隠し板のネジが緩んでいたり、浴室内にまいたシッカロールが換気扇に絡みついたためのモーター音だったりということがありました。
焦げた匂いがするのでお部屋を調べるとオーブントースターから黒い煙が部屋中を包んでいたことも。パンを焼いていたことを忘れて学校に行ってしまったことが原因でした。
異常やトラブルを見つけるだけではありません。お部屋から美味しそうな料理の音、匂いから、元気に過ごしている館生の姿が目に浮かぶこともあります。
今のSTAY HOMEの時代、お部屋から聞こえてくる家族との会話、ひとり楽器の練習する音、または歌を歌う声が聞こえてくるなどは館生の元気な証拠、見回りの楽しみの一つになっています。
2020.08.26
暑いです。
館内のバキューム清掃、全体の約三分の二を済ませたあたりで急に気分が悪くなりました。作業始めてすぐにシャツが汗でびっしょり。汗の蒸発叶わず軽い熱中症に罹ったようです。掃除中断、部屋にもどりエアコンでカラダを冷やし、ポカリを飲んでしばし休憩。
清掃は家内に代わってやってもらいました。熱中症人生初体験でした。
夕方5時半に屋上に上がると気持ち良い風が肌をやさしく撫でていきます。
新宿の高層ビルが夕陽に照らされ始めています。
日が短くなりました、夏がゆっくりと終わろうとしています。
おかげさまで館内は平穏、今日も無事に一日が過ぎようとしています。