2022.05.18
本日の夕景。当館屋上から
先日のこと、ある二年生館生が帰館してきたときの会話から・・・
「学食?」
「そうです! やっぱり学食はいいです、温かいし・・」
「何を食べたの?」
「ハンバーグ丼です。大好きなんです、今の私のマイブーム!」
彼女は、自炊するより外食が多い。駒場キャンパスなので授業が無くても食堂に行くほど。
そして別の新入館生が帰ってきたときの夕食の話題。
「このまえ、揚げ物が食べたくって思い切ってかつ丼作ったんです。油がはねてもいいようにコンロの壁を保護して・・・。メッチャ美味しかった!」
おなじ駒場キャンパス組ですが、こちらは自炊派です。
二人に共通するのはけっこうガッツリ食だということ。
2022.05.17
「そのスポーツウエア、カッコイイね!」
「先輩からもらったんです!」
新入館生の彼女は運動会系部活のマネージャーになりました。
入部したてのホヤホヤ新人です。
“馬子にも衣装”なんて言ったら失礼です。わずか一ヵ月で“らしく”なってきました。
マネージャーの仕事は大変です。役割には、相手チームを分析し、戦略を練る。フィジカル強化のため練習メニュー作りと選手への号令かけなど、まだまだ書ききれません。
事務的なこと、大会事務局との調整・連絡や部の広報も仕事に含まれてきます。
この活動を通してチームとリーダーの役割などを学び、この実体験が就活に生きるのです。
彼女は元気いっぱい、何事にも肯定的。部活動から多くの事を吸収していくでしょう。
2022.05.17
毎年3月はドミほり館生引越し集中月です。
入館時は家族の手伝いがあってモノも少ない引越しです。一方、退館引越しとなると手は少なく、モノは増え、もろもろの手続きや、ダンボールを集めての荷造り、そして掃除と、全部一人でやることになります。
こんな慌ただしい中、ドミほりから一冊のノートが渡されます。ドミほりで暮らした中で感じたこと、思ったことなどメモしてくださいと言われるのです。
ドミほり生活を通して感じた印象的なことを好き勝手に書いてくださいと最初にお願いしたのが2004年、以来この春まで18年間続いています。この間に215名の館生が想いを記し、ノートも三冊目に入りました。
最初に書いた館生の文章はたった6行でした。いわば書初めです。それが今では6ページの長文を書く館生がいるほど、その内容が大きく変わってきました。新しく書こうとノートをめくれば先輩館生たちのさまざまな思いが綴られています。この結果、さらに個性的な文章に昇華されてきています。
いまでは、このノート、私の人生の大切な宝物になっています。
たまにウイスキーなど味わいながら、ノートをめくり、一人ひとりの館生の今の姿を思い描くのが楽しみの一つになっています。
2022.05.15
ある新入館生の帰館です。まだ明るい18:20のこと。
待ちに待ったジャニーズの公演に行ってきたにもかかわらず意外と早い帰館です。
昨日、帰館して玄関に入るなり「疲れたー」と呟いていました。
理由は6時間の実技があったからなのです。苦難を乗り越えられたのは今日の公演があるからでした。そんな理由で、今日は晴れ晴れした顔をしています。
「昨日の夜はたっぷり充電できたから今日は盛り上がったでしょう?」
「はい、たくさん放電してきました!」
とっても嬉しそう、そうとうに楽しんできたようです。明日からのエネルギーもたっぷり蓄えてきたはず。
2022.05.14
代々木上原駅前のカフェ
今日も門限の話しです。
ある新入館生が門限に遅れそうと私に連絡をしてきました。時刻は21:34。
Messengerでの連絡の内容は
「帰り11時を少し過ぎてしまうかもしれません。今日クラスでディズニーに行っていて,少し帰るのに時間がかかりそうなんです 」
このような場合、事情は十分に理解できますので何も問題ありません。それより、急ぐあまり転んだりしたら大変です。ゆっくりでいいから気を付けて帰るようにと返信しました。
帰館は23:00の門限に間に合いました。彼女の息遣いから急いだ様子がうかがえます。
彼女の話しによると、クラスの仲間25名でディズニーランドに行った。大事なイベントです。その仲間に“自分は門限があるので先に帰らせてもらいます”と理解を得てから途中退出してきた。彼女の想いは、最後まで皆と一緒に居たかったというより、自分は早く帰りたかった。
「途中で帰らせてもらったけれど、(グループのメンバーたち)これからゴハン食べに行くって言っていました」
と少しあきれ顔でした。
門限を理由にすると大切ではないおつきあいもほどほどにできるのです。活用しましょう。
そしてもう一つ、そろそろ門限かというとき、ある二年生館生から連絡が入りました。
Messengerの文面は
「明日6:00にモニコお願いしてもかまわないでしょうか・・・」
一瞬なにを言わんとしているのかわかりませんでした。私の脳内には?????マークが渦巻いていました。
しばらくして“モーニングコールで起こしてほしい”という意味だと理解できました。半世紀を超える歳の差、いまの言葉を理解するのもけっこう大変なのです。