東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

荷物の積み込みウルトラ技

2006.02.28

 今シーズン4回目の退館引越しでした。卒館されるのはK.Hさん(山口県出身 写真 黒いコート姿)。引越し先はなんと山形県。ご本人の強い希望から山形県内の企業に就職が決定したのは昨夏のこと、そしてすぐに3月9日から入社前研修がはじまるのだそうです。というわけで今日、山形に向けて出発となりました。
当館今月だけで4回の引越し全てを担当された赤帽さん(写真のおじさん 白シャツ姿)、今日は山形までロングドライブです。引越しシーズンなので結構忙しい様子。昨晩も最後の運送を終え自宅に戻ったのは午前1時だったそうです。気をつけてくださいね。居眠り運転なんてなったら大変です。今回はK.Hさんは昼の飛行機で山形に向かうので荷物とは別、軽トラックに同乗ではありません。それはそうでしょう、若いお嬢さんと見知らぬオジサンと二人、小さなトラックで楽しく盛り上がってのロングツーリングとは、どう考えてもなりませんものね。
写真は荷物の積み込みを心配そうに見ているK.Hさん。一所懸命に積み込みを考えている赤帽さん、右端の写真は最後の退館手続きの様子です。もちろん左側のおじいさんさんがヤツガレです。何回も何回も挨拶しながら別れを惜しむ双方でした。
何度見ても荷物の積み込みは面白い。カーゴスペースに適度にきっちり収まるのがベター。スカスカに入れては走行中に荷崩れがして、荷台の中を荷物が転がりまわることになりかねない。そこが難しいところ。
 ヤツガレと家内は積み込みの様子を見ながら・・
 「あのフトンの上にラックを乗せるのだヨ」と知ったかぶりのヤツガレ。すると家内が
「ちがうわよ。ラックの上にフトンがくるの!」
聞こえているのに無言の赤帽さん。心中で「黙ってミテロ!」と言っていたに違いない。
なんとラックの隙間にフトンを押し込んだではありませんか。これって二人の会話を聞いていて、双方納得の案を編み出したウルトラ技なのかも。


連日の引越し退館

2006.02.27

ドミトリーほりは今日も退館引越しがありました。多くの館生と同様に、今日退館されるN.Mさんも、昨日からお母様が泊まっていました。もちろん引越しの手伝いのためにです。荷造りにお部屋の掃除、きっと昨晩は遅くまで大変だったでしょう。
「おはようございます。大変でしたでしょ。お休みになれましたか?」と伺うと
「良く寝れました」とお母様。きっと長旅、買い物、荷造り等々で疲れておられたのでしょう。推測ですが、横になったトタンにグ〜、グ〜と休まれたのでしょう。引越し業者さんは、今回もなじみの赤帽さんです。もう十年ほど前からの付き合いです。当館のお部屋の様子や荷物搬出注意事項やルートなど、すっかり任せておけます。ベテランです。荷物の搬出と積み込みは、おおよそ30分ほどで完了。今回の引越し先は同じ上原というわけで、一度新居に荷物を搬入され、再び当館に戻られ、退館手続きをしていただきました。そして、今回も最後に記念写真を撮らせていただきました。
「お元気でいてください」
4月入館予定の方からメールをいただきました。25、26日の試験はそれなりに手応えがあったそうです。前日の24日には私大の合格発表を受けておられ、すこしは気分的に楽だったとのこと。3月10日を待たずに、来月末にはドミトリーほりの住人になること確定ということで、当館から「引越し入館に関するご案内」を郵送させていただきました。
ほかの方も合格が決まり次第、当館あてにご連絡をいただければ、「引越し入館に関するご案内」をお送りさせていただきます。



雨の中の引越し

2006.02.26

朝から雨、それも時折強い雨が降る一日でした。冬季トリノ・オリンピックもあと数時間後に閉会式フィナーレを迎えます。ただただ時の流れの速さにただ驚くばかりです。
東京大学の入学試験も今日は最終日、この日のために長く苦労を重ねてきて、そしてその努力が結実しようとしています。多くの人に“お疲れ様でした”と申し上げます。
今日はT.Yさん(群馬県出身)にとってドミトリーほり最後の日となります。昨日からお母様が上京され、引越し荷造りやお掃除などをされていました。こちらもお疲れ様です。そして引越しの軽トラックが到着、20〜30分ほどで荷物の積み込みが完了。なにもなくなったお部屋を二人で掃除され、最後に退館手続きを・・・。
「ありがとうございました」とお二人。
私と家内も「こちらこそお世話になりました。ご卒業、卒館、そしてご就職おめでとうございます。OLになっても時折遊びにきてネ。お元気で・・・」
「卒業式に上京しますので、その時にうかがいます」とT.Yさんも笑顔で応えてくれました。写真は引越し荷物をいっぱいに積み込んだ軽トラックをバックに記念写真を撮らせていただきました。
入試試験が終わった夕方5時ごろから続けて4組の見学者がありました。とても申し訳ないのですが、みなさんキャンセル待ちのお申し込みの方ばかりです。少し前まで緊張もピークにあった試験からの帰りにお立ち寄りくださったばかり。本当はきっととてもお疲れなのに・・。それも冷たい雨の中をです。心から厚く御礼申し上げます。みなさんと楽しく面談をさせていただきました。ご縁があるといいですね。



試験会場

2006.02.26

 昨日の雨が嘘のように晴れ渡った一日でした。今日明日は東京大学の入試試験です。そこで今朝、東大の駒場キャンパスに行ってみました。駅の階段を下りると目の前は東大駒場キャンパスの入り口。そこにはたくさんの人でいっぱいです。引率してきた予備校の先生、ついてきた後輩達に「ガンバレ!」と激励されている受験生、東大の各部の応援や住まいを斡旋する不動産やさん、などなど大勢の人垣ができています。駅から受験会場に向かう受験生はこの人垣の列を進んでいきます。両親と一緒に来て、いよいよ試験会場に向かうご子息に「じゃあね・・」と声をかける親、無言で握手する親、いままでの苦難を双方に理解し合っている姿がありました。ここでは”ガンバッテ”という言葉は不要なようです。センター試験の受験票と東大の受験票を確かめ、会場に向かう受験生。受験する本人以上に緊張した親御さんたち、構内に消え行く子供にいつまでも視線を送り、やがてどうしたら良いのか右往左往する親御さんたち、そんな姿をそこかしこでお見受けしました。
 ご本人は試験の真っ只中の9時半ごろから当館には本格的に住まいを探す方、すでに当館に申し込みされているご両親の見学が相次ぎました。試験は明日も続きます。こんな言葉はつきなみで言いたくありませんが、この言葉しか見当たりません”ガンバレ!!”。


水まわり清掃はじまる

2006.02.23

暖かな陽気の一日でした。でも明日の天気は曇りのち雨、さらに夜には雪と報じています。気温も急に冷え込むようです。週末の天気も良くなさそうです。この週末に試験を控えておられる方、どうぞ健康には十分にお気をつけられますよう。
今日から各室のキッチン、ユニットバス内の清掃作業が始まりました。“水まわり清掃”と称するこのクリーニングは専門業者さんの手による、キッチンの排水口やシンク、コンロまわりの清掃。またバスタブ、トイレ、そして浴室内の清掃となります。半年に一回、全室を対象に実施しています。あらかじめ館生さんには作業日程と時間割を案内し、同時に日時にあわせ清掃作業に支障がでないようキッチンや浴室の小道具類を一時的にどけておいてもらいます。
作業は一室につき約40分程度、一日に7室〜8室、全室を対象としますので5日ほどかかります。そしてほかにも共用部分(洗濯場や廊下、パソコンルームなど)もあり合わせて6日間の作業となります。当館の住人は女性ばかりですから、排水口の奥にはどうしても髪の毛が溜まります。これを放置したままにすると排水口から臭気があがってきたり、バスタブのお湯を捨てると逆流してきたりします。清潔に保つためにもこの清掃は欠かせません。年二回の水周り清掃、館生からの評判もよろしいようです。ほかにも、他人が部屋に入るということから、普段、手付かずになりがちなお部屋の掃除や溜まったペットボトルの片付けが進み、急にお部屋が明るく、広くなるところに好評の理由があるようです。


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