東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

受水槽の点検

2006.03.10

 空は朝から雨模様、そして激動の一日でした。ケッコー疲れました。
まずは朝一番からN.Jさんの退館引越しです。式はまだですが、ご卒業、ご就職おめでとうございます。運送屋さんとの約束の朝8時に赤帽さん到着。でもまだ当人は爆睡中、引越しの荷造りで明け方近くまでガンバッタ様子。ノックしてもまったく応答なし。かなりお疲れの様子、しばらくそのままにしてあげることに。業者さんとヤツガレの二人で荷物の搬出を。しばらくしてご本人登場、なかなか覚めない様子でした。
今回はトラックへの積み込みに苦労が、でもなんとか積み込み完了。ただ、当初の予定ではトラックの助手席に本人が乗るハズでしたが、助手席のスペースは荷物置場に変更。やむなく本人は電車で転居先に直行となりました。写真左は荷物の積み込み最終段階の模様です。お部屋の掃除と最後の退館手続きはあらためて明日おこなうことに・・・。
昼過ぎ、定期点検・整備の一つとして、今日は、受水槽と高架水槽の洗浄・消毒作業が行われました。係員総勢5名が分担し、一度、タンクを空にして、作業員が槽内に入り、洗浄と消毒作業を行いました。(写真右) この間、館内は一時的に断水となります。館生には種々の検査へのご協力に感謝いたします。年度末のため、沢山の検査や点検作業があります。かさねがさねのご協力に感謝いたします。
午後2時ごろ、NTT東日本から派遣されてきた業者さんが来館、もちろん事前のアポイントありです。先月27日に退館されたN.Mさんのお部屋からインターネット回線の機器を取り外すためです。これにも立会いが必要です。
そして今日は、東京大学前期日程入学試験の合格発表日です。そうです。受験生にとっては運命の日です。当館の電話には合格された方から弾んだ声が・・
「そちらにお世話になることが決まりました。よろしくお願いします」
「そう! よかったおめでとう」
そしてその発表の帰り、当館に立ち寄られた親子は3組。お部屋の確認やカテーンなどの寸法を測っていかれました。でも一方で、なかなか電話連絡がつかない方も・・・。こちらから電話をおかけし、合否を伺うのはとてもつらいものがあります。今回の結果が期待通りではなかった方、どうぞお気を落とさずに・・・。先は長い人生です、時に順風満帆にならないことも貴重な経験学習です。来年こそは、とお祈りします。



新しい第一歩!

2006.03.09

 当館卒館後も、代々木上原の街が気に入り、この地に住み続ける人は何人もおられます。
その一人、I.Nさんの当館卒館は3年前。今も同じ町内、当館から歩いて1〜2分のところに住んでいます。もちろん良く会います。そして今朝もパッタリと
「や〜、おはよう。これからシゴト?」あっ! おじさん」 彼女、前からヤツガレのことを“おじさん”と呼びます
「実は、この前、バレンタインデーで伺ったとき言おうかと思ったのですが・・」
そう、I.Nさんは毎年、2月14日にお手製のチョコレートを持参してくれます。
私今五ヶ月なんです」と大きくなったおなかを触りながら、うれしそうな顔。
「えっ! 結婚したの?」
昨晩、入籍してきたんです」
「うっわ〜、おめでとう!! どんな彼?」という具合に、しばらく立ち話しを・・・。
「近いうちに、改めて伺います。二人で住む家を探したいので相談に乗ってください」
「OK、いつでもいいよ。待ってるよ!」
彼女、これから勤めに出かけるところです。こんどゆっくり話しを聞くことに。
館生N.Jさんは明日、退館引越しされます。4年間にわたるドミほり生活も今夜が最後。明朝8時に引越し赤帽さんのトラックが到着する予定です。そして引越しの準備で朝から大忙しのN.Jさん。夜9時にお部屋を覗いたら、一所懸命に荷物の整理をされていました。(写真) お料理も得意、細かいことに良く気づく、明るくとてもしっかりしたお嬢さんです。すべてのシューズボックスに自身の手による靴のイラスト図が描いてあります。ダンボールへの収納もキチンとした性格が現れています。引越し荷造りしながら、フライパンとわずかな食器を最後に残し、夕食も作って食べたそうです。マルチタスクもOK.。
 すぐに始まるOL生活、N.Jさんなら絶対に大丈夫。館長も太鼓判を押します。
 地方から上京して、学生生活を終え、就職して、やがて素敵な人と出会い、そして結婚。どんどん成長していきます。うれしくなります。でも郷里のご両親にとっては、どんどん歩き始めていく子供の姿はうれしくもあり、寂しくもありでしょう。
それぞれ、いろいろな第一歩が始まります。みんなガンバレ!


毎年恒例の防災機器法令点検

2006.03.08

今日のイベントは、防災機器の法令点検です。年二回定期実施されるこのイベント、担当者とはすっかり顔なじみです。約束の時間は午後3時、予定時刻までに戻るつもりでヤツガレは銀行に。そして2時45分に戻ると、すでに担当者2名が点検作業の最中でした。かなり早く着いていた様子で、作業はほとんど終わりかけ。ヤツガレが作業しているところに出向き・・
「いや〜、どうも」とヤツガレ
「今日は写真がないので、仕事した気にならない」
とその担当者ほざくではありませんか。たしかに毎回、ホームページ用に作業風景の写真を撮っていましたが、別に約束したわけじゃない。
 まぁ、たしかに今日の館長日記のイベントとして写真はあった方が良い。そこで、「じゃカメラ取ってくるか」とヤツガレ、カメラを用意してくると。なんと撮影に注文をつけるではありませんか。
「空いているお部屋がありますよね。あそこが良い」と。
ずかずかと引越し退館したばかりの空室のお部屋に入って行く。まるで自分の家のごとく。本当は各お部屋の点検は終わっているのに、その担当者、さも検査しているようにポーズを決めるではありませんか。
 やむなく、というか勢いに負けて彼の期待どおり、俳優かのように決めるポーズで一枚撮ると、
「フイルムあるでしょう。もう一枚」と、ナ、なんと催促が・・・。
ヤツガレ、しかたなくもう一枚撮ると
「たまには消火器点検も良いじゃん」と、あつかましさに拍車がかかりました。
というわけで右の写真は、微妙に顔を隠しながら、点検のポーズを決め込む担当者。
まぁ、よくしゃべるし、明るく、楽しい防災機器点検担当者です。ちょっと気分も明るく、楽しい防災機器点検でした。もちろん防災機器はすべて異常なし。
「ではまた〜」大きな声を響かせながら、担当者二人は去っていきました。



掃除最終日

2006.03.07

今日は共用部分の清掃です。クリーニングは、総勢5名で朝8時半から、屋上物干し場、3階洗濯場、1階洗濯場そして廊下や窓ガラスと網戸、さらにパソコンルーム、間にお昼と3時の休憩を挟んでみっちり夕方4時まで続きました。
ボイラー室や洗濯場には目に付かない細かいホコリが積もっています。普段気づかないのですが、掃除のビフォー・アフターの差は、結構感激モノです。見た目のキレイさもさることながら空気の差に驚きます。このクリーニング会社(ナカダイサービス:足立区)とは、かれこれ4〜5年の付き合いでしょうか。ここの中島社長はクルマ大好き人間で、それも‘60代の米車、特にマスタングに大惚れしています。今、ディーラーに頼んで米国で探してもらっているそうです。スタッフの制服もMA-1ジャンパーだったりで結構こだわり人間です。そこでヤツガレの出番。約30年前に購入したMA-1ジャンパーを自慢たっぷりと見せびらかしたのでした。
話しを元に戻します。歓声、いや違った館生H.Tさん「洗濯場がとてもきれいになりました」と喜んでくれました。誰しも感じることは同じですね。
戻ったばかりの話しを変えて・・・・。掃除のさなか、館生G.Eさん(ソウル出身)の退館が始まりました。予約した成田発のフライトに間に合わせるには当館を10時に出発しなければなりません。
なのに・・・、ギリギリまで荷造りに追われていました。母国に送るモノ、友人に譲るモノ、捨てるモノ、なかなか選別が進みません。用意したダンボール箱では足りず、慌てて追加調達。モノをダンボール箱に詰めて、一箱あたり20キロ以内に収めるため何度も詰めなおしと測りなおし。最後にガムテープやヒモで梱包して、伝票を書いて・・・・、この作業が10個も。・・・というか、最初は20個ぐらいだったのを家内も手伝い詰めなおして10個にしたのです。ようやく終えて、予定時刻を少し過ぎてあわてて出発していかれました。写真は出発直前のヤツガレの母とその館生G.Eさん(右)です。儒教文化の影響大、年長者を敬う気持ちが一杯のG.Eさんは、おばあちゃんをとても大事にしてくれました。アリガトウ。元気でね・・・。日本に来たとき遊びに来てください。マッテマス。
写真右は共用部分の清掃の大詰め、最後の作業、床タイルにポリッシャーをかけている様子です。


消え行く”もったいない”

2006.03.06

少し風が強いと思っていたら、「春一番」だそうです。たしかに・・・、あったかです。4月中旬の陽気だそうです。
水道局から漏水検査の係員が来ました。前にヤツガレがお願いしていた検査です。各室内を回ってキッチンと浴室とトイレを検査していきました。調査はなにか検査器具を持ってくるのかと思っていたら、目で見ての検査です。
ポタポタ垂れているか、トイレのタンクに絶え間なく水が注がれているか、をチエックしているだけ。えっ! そんなんじゃ素人の私だってわかるヨ!そんな検査じゃと言うと、「あとは水道工事業者さんで見てもらってください」「局としてはここまでです」と。
“なんじゃこりゃ”でした。
一部のお部屋の家具を入替ます。空いたお部屋の古くなった家具の処分です。まだ十分使える家具の再利用と有効活用をと考えました。「もったいない」というわけです。チラシで知った買取業者さんに来てもらいました。さて彼ら家具を査定するなり
「これらは引き取れません。どうしてもなら1万円いただきます」
「えっ! 」
「廃棄処分するのにお金がかかります」
「じゃ結構です」と断ってしまいました。なにか釈然としません。
家具はあきらめ、ある館生さんの冷蔵庫も査定してもらいました。この館生さん明日、母国に帰ります。この冷蔵庫10月に購入、数ヶ月しか使用していない新品同様のモノ。でも査定結果は、たった1500円。あまりに安いので、「ただで友達に譲ったほうが良い」ということに・・・・。
ところがそんなにタイミングよく“冷蔵庫が欲しい”という友達は見つかりません。それに送料が少なくとも3000円はかかります。
その館生さんの目は、「館長さんに差し上げますから、必要な人に差し上げてください」と訴えています。でももし引き取り手がいなかったら処分費用に4800円もかかります。
結局、業者さんに1500円で引き取ってもらうことにしました。つごう6300円。
再生にはコストがかかる、壊してゴミにするほうが合理的というわけ。「もったいない」は今の時代には合わないのか。行政が資源の再利用促進をと言っても、世の中の仕組みがそうなっていない。なにかチグハグです。局所最適全体最悪です。


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