東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

momoのリードでサンポに・・・

2006.07.23

今日、日曜日は上原駅ちかくのファーストフード店やCaféで勉強する館生が多いようだ。いままで自室での勉強が主だったある館生
「駅前の店で勉強したいのですが・・・。大丈夫でしょか?」
お店の人に注意されるのではと気にしている様子。
「大丈夫。ドミトリーほりの館生何人も行っているよ。○○さんはマックの常連組みだし、◇◇さんはサンマルクが好きだし、コーヒー1杯で2〜3時間は大丈夫」
みないかに勉強に集中するか、それぞれ知恵を絞っている。

学校は違うが、好きなことで意気投合した新入館生のM.AさんとS.Kさん。今日は二人そろってライブに出かけた。二人とも普段のファッションからはまったく想像できないビジュアル系バンドのコスチューム(?)で外出。ちょっとはにかんでこちらに顔の正面を見せてくれない。だが個性が発揮され、若さ一杯、いつもよりハツラツとしている。良く似合う。いかにもファッションのTPOをわきまえる現代っ子らしい
「かわいいじゃない。写真撮ろうよ」
「ダメ。絶対ダメです」 その反応の早いこと・・、見事に即答だった。

見学者が来館された。来年4月の入居希望だ。遠く岡山から家族4人(父、母、本人、妹)そろって来館された。昨日、岡山から飛行機で上京され渋谷のホテルに一泊されたそうだ。忙しいところ恐縮するばかりだ。志望校に無事合格されることを心から願う、どうか頑張ってほしい。両親をはじめ本人、さらに妹さんはドミトリーほりが気に入ったようだ。9月の申込み受付開始までお待ちいただきたい。

写真はmomoを連れての散歩途中のスナップ。まだmomoが若かったころの散歩は“主従関係を明確に”と散歩コースはヤツガレが決めていた。だが、お互い歳をとった今ではヤツガレがmomoに「どっちに行きたい?」と聞いている有様だ。写真は“こっちに行きたい”と自らの意見を主張するmomoだ。完全にリードはmomoにある。ヤツガレがサンポさせられている状態だ。


うなぎ

2006.07.22

降り続ける雨にもうウンザリ。いい加減にしてくれ! と思っていたら空に雨の素が尽きたか、今日は降らずに曇りの一日となった。
雨ナシ、この間隙を縫って早朝、ばあさんを連れて墓参りに行ってきた。墓地はヌカッテいるのでmomoは連れて行けない。残念だが今回ばかりは家内と留守番だ。

 館生の多くが自室で、あるいは学校の図書館で試験勉強しているようだ。こんな時スカッとした夏空だと一日中部屋や教室にこもっているのも辛いが、今日は、今にも雨が降り出しそうな空だから試験勉強日和というわけだ。
 試験終了組の一人Y.Hさんは今日早くも帰省した。昨晩、宅配便でダンボール二箱を故郷に送った。いま頃は久しぶりの家族団らんを楽しんでいるだろう。ゆっくりしてきて欲しい。両親は娘が帰るこの日をどんなにか楽しみにしていただろう。

 パソコンルームの新聞立てに新聞以外にも折りこみチラシを何枚かみつくろって置いてある。不動産や自動車の広告は学生にとって無用だが、スーパーのチラシは関心も高い。昨夜、館生O.Cさん、このチラシを見ながら「土曜は納豆が安い、でも日曜日は丑の日、ウナギがいいな。どっちにしようかな・・・」と悩んでいた。うなぎと納豆が比較の対象になるのかと思ったが、そう、日曜日は丑の日なのだ。チラシには“愛知産うなぎ 串焼き1本 780円”とあった。

 代々木八幡の駅前には老舗の小さな鰻屋がある。この店の前を通るたび、団扇で煽る美味そうな匂いに惑わされる。さぞや今日あたりは賑わっているだろうと思ったら、なんと店が閉まっているでは。そして店先には張り紙が・・・
「お知らせ 今年はうなぎの高値が続いた去年より さらに高値で数も減ってきています。これは、うなぎのシラス(子ども)が獲れない事が原因になっています。
 (中略) 入荷できるまでお休みさせていただきます。当店ではお客様に国産うなぎだけを提供するためにこのようなことになりました」とあった。写真
 そういえばテレビでうなぎの価格が高いと報じていた。シラスが育つ南海の海、昨年は台風が多く、シラスが育たなかったらしい。さらに中国からの輸入に制限が加わったらしく今年はウナギが食べにくいようだ。それにしても営業できないとはさぞかし辛いことだろう。そしてこの店でウナギを食しようとしていた人もガッカリだろう。

 明日の日曜日も曇りのち雨の予報だ。月曜は、また激しい雨と報じている。梅雨明けが待ち遠しい。


国旗掲揚

2006.07.20

この写真を見て映っているモノが何か分かる人は少ないだろう。
これは「ポータブルフラッグポール」という商品。国旗を掲揚するための器具で、写真はブラケット(台座)部分をアップで撮ったもの。ポール(旗ざお)に国旗をつけ、そのポールをこのブラケットに差し込んで国旗を掲揚するのだ。
 ネットで購入し、今朝品物が届いた。すぐにドリルを持って取り付け開始。途中、ドリルの穴が深くなりすぎ、急遽東急ハンズに長いネジを買い求めたが、作業は無事終了。つまり、女子学生会館ドミトリーほりの玄関には祝祭日の日、晴れていれば日の丸が掲揚されることになる。突然の日章旗掲揚だが、ややこしい理由はない。

 最近、当館の真向かいの家に某国の大使が引っ越してきた。当然、その邸宅は大使公邸だ。数日後、この家の玄関脇の植木に旗がかけられていた。かかっていたという表現を用いるのにはわけがある。その旗は、まるで落し物を拾い、持ち主に気づいてもらいたい、かのように木の枝にかけられていたからだ。
ヤツガレ、これは弔意を表す一種の半旗ではと早合点し、家内から失笑を買ったほど不自然なものだった。いい訳だが、旧ソ連から独立したこの国の文化風習も知らず、国旗の図柄に馴染がなかったせいでもある。
 この謎、その家のオーナーから話しを聞き解けた。大使公邸であるからには国旗掲揚は不可欠、だが国旗を掲揚するポールがない、だから国旗掲揚用の設備を設けて欲しい、とこの家のオーナーが依頼されたのだ。つまり国旗を掲揚しようにもその方法がなくやむなく植木にかけてあった、これが真相だったのだ。そしてそのオーナーに見せてもらったのが「ポータブルフラッグポール」。さらにオーナーから「これを機会に我が家も日の丸を掲げるつもり」と聞いた。このときヤツガレは、先日のワールドカップドイツ大会、その前の日韓大会のとき、当館周囲の外人宅に自国の国旗を掲揚する家が多かったこと、さらに今は亡きヤツガレの父が、祝祭日には欠かさず玄関に日章旗を掲揚していたことを思い出した。もしかして今頃天国から「オマエはどうして日の丸をかざらないのか」と言っているような気がした。
説明が長くなったが、要するに“日の丸を飾りたくなった”だけのこと。

館生が帰館したときの会話。
「おかえりなさい。どうだった(試験)?」
「ただいま戻りました・・。ボチボチってところです」とニコッと笑顔を見せた。
別の館生に聞くと「ビミョ〜」と応えた。ヤツガレにとって微妙と言う答えの意味がよくわからないが、たぶんソコソコは出来たということか。
今日で試験終わりの館生に感想を聞くと、「ヤッタ〜って感じ、でも(明日からの)夏休みの予定がないんだよナ〜」とちょっと寂しそうな表情。



右手にパラソル、左手に懐中電灯、首にカメラ

2006.07.18

エアコン修理の続き。
“今日はもう来ないナ、きっと部品の調達が間に合わなかったのだろう”と思い始めた夜7時、修理担当者から電話が入った。
“いま近くまで来た。あと15分ほどで行けるが・・、この時間でも良いか“
むろん早いほうが良い。来て欲しい旨伝える。
そして夜7時半、昨日来た担当者だ。故障箇所は分かっている。室外機が置かれている屋上へ直行。
しかしあいにくの雨、そして屋上は真っ暗。交換部品の制御基板は濡れたらアウト。
業者は用意良くビーチパラソルを持参。しかし屋上では設置することができない。砂浜のように刺さらない。立てかけるだけでは風であおられる。つまりヤツガレが右手でこのビーチパラソルをささえ、左手に持つ懐中電灯で修理担当者の手元を照らす。そして首から提げたカメラで修理状況を撮影する。ずいぶんとややこしいことになった。しかも結構時間がかかった。基板交換なのだが、配線を外し、カバーを外し、各所に設置された熱センサーを一つ一つ外すという作業が行われ、都合一時間もかかった。ヤツガレこの間ず〜っとビーチパラソルと懐中電灯とカメラを持っていた。
 写真はこんな状況で撮ったもの。ストロボが近すぎて飛んでしまったが、手が塞がっているのでカメラやストロボの調整ができない状態での撮影なのでカンベンして欲しい。


エアコン修理未了

2006.07.17

昨日、ある館生の部屋のエアコンが故障した。そして待望のエアコン修理業者が来た。これで楽になる、いや灼熱地獄から開放されると思いきや、業者さんいわく
 「屋外機の基盤交換が必要です。部品を用意して明日もういちどきます」
がっくりです。大きなバンで来たのに・・・と嫌味を言うと。
「あれはボンベが殆ど。すみませんね」と。
でも今日は午後から雨、気温もそれほど高くはないので助かった。
写真は業者さんの点検作業。

今日のパソコンルームは試験勉強一色。延で10名ほどが入れ替わり立ち代りで勉強に励んでいた。なかには朝10時から夜11時まで通しで勉強していた子もいた。なんと12時間、この間少し昼食で席を外しただけ。腰も痛くなるだろうに、それにしても凄い集中力だ。この子、成績はトップクラス?。“やはりナ”と感心したり納得したりだった。


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