2006.08.19
今夏、最高の暑さでした。こんな猛暑の中をめずらしい人が遊びに来てくれました。6年前にドミトリーほりを卒館されたN.Aさんと妹さんのN.Sさんのお二人です。先月に電話をいただき、今日来館されることになっていました。
姉妹そろって当館OGです。本当にしばらくぶりの再会です。
館生時代の懐かしい思い出話しはなかなか尽きません。館内を案内すると、洗濯場を見ては、また部屋の前に立っては・・・
「いやぁ〜、懐かしい。よくフトン干しに屋上にあがったな〜」
「そうそう、いつだったか雨が降ってきて上原駅からダッシュで帰ったわ」
「あそこのテニスコートはなくなったんですね」
「床ジュータンの色が変わって、明るくなった、それに広くなったみたい」
「○○さん、ワタシの部屋によく遊びに来ていたな・・」
「懐かしい〜わ、寮生活もとってもいい思い出・・・・」
お姉さんは11月に結婚されるそうです。
「今日は、ご報告に来ました」と、とても幸せそうな笑顔でした。
おめでとうございます。
2006.08.18
帰省先から帰ってくる館生、これから郷里に帰る館生、それぞれです。
帰省の交通手段として深夜バスを利用する館生も多くいます。おとといの早朝に帰館したY.Mさん、昨晩、新潟を発って今朝5時半、ドミトリーほり着となったのはY.Nさん。もちろん他にも深夜バス常連組みは大勢います。
お父様が仕事の関係で上京されていて、帰りに合流して郷里に向かう館生もいます。一方で、お母様が来泊されていたのはW.Sさん。今日はそのお母様が戻られます。お帰りになる・・、館生がお母様を駅まで見送りにいくところを写真に収めました。
2006.08.16
遠くタンザニアまでゾウの被害調査のボランティア活動に赴いていたK.Aさんが昨晩遅く帰ってきました。ジープやバスを乗り継いでナイロビ、ドバイを経由、空路、日本に戻って関空から羽田、そして渋谷区上原のドミほりまで、はるか地球の裏側からの長旅。疲れているのでしょうけど、とても元気に帰館されました。
「お帰り!!! 元気そうじゃない。楽しかった?」
「とっても楽しかった」と、長旅の疲れも見せず、その瞳は輝いていました。
そして今日、現地で縫製してもらった民族衣装を試着。とても可愛く、お似合いでした。「写真を・・」と言うと、バッサリと断られてしましました。残念!
近いうちに現地でいっぱい撮った写真を見せてもらうことに・・・。
さて左の写真はK.Fさんの浴衣姿です。どうです、とても似合っていますよね。それに着付けは自分でされたそうです。素人の目にもそれは完璧。実家で特訓を相当に受けてきたらしい。今日は神宮外苑の花火大会にお出かけでした。混雑を抜けて帰ってきてもすこしも着崩れしていません。
「おかえりなさい。楽しかった?」
「ただいま帰りました。ハイ、とてもキレイでした」
その神宮外苑の花火大会はドミトリーほりの屋上からも見えます。会場と当館は数キロほどの距離、間近で仰ぎ見るような迫力はありませんが、人ごみの混雑もなく、終われば即自室でサッカーの試合もテレビ観戦できるメリットは大。屋上の風に吹かれ涼しい花火見物ができました。帰省中の館生が多く、今年の見物者はI.Yさんと K.Aさんの二人だけ。それに家内が加わってごく少人数の見物となりました。残念
2006.08.15
夜7時現在、館内に在室している館生は6名。ほか数名は外出中ですが、他は合宿・旅行または帰省中です。ドミトリーほり館内は静かです。ヤツガレには寂しいほどです。
世の中、盆休み終盤です。それにしてもドミほり館生はアクティブな子が多い。この休みを利用して、海外でボランティア活動に、部活やサークル合宿に、郷里で実家の手伝いをしたり、一方で郷里を早々に引き揚げ、大学の図書館で勉強に励む子、朝から晩までせっせっとバイトに励んだり、いろいろです。
それに皆さんそれだけということはありません。バイトも部活も旅行も勉強も、全部こなそうとしています。合宿から帰って山のような洗濯物を片付け、翌日帰省して高校時代の友人たちと会い、数日後には帰館、次は海外旅行に、といった具合。
若さゆえにムリが利くのでしょうけれど、あまり欲張りすぎて、夏休み終盤、後期開始直前に体調を崩す、なんてならないようにしてくださいね。
夕方から買い物で渋谷に出かけました。イァ〜、くるまが少ない、人が少ない。さすがお盆ですね。近所の商店街は軒並み“夏休み”です。ドミトリーほりが静かなのもうなずけます。
それにしても・・、日本という国は不思議ですね。猫も杓子、一蓮托生、付和雷同、もっと悪く言えば“みんなで渡れば怖くない”シンドロームなのでしょうか。この時期は国民大移動となります。一斉行動のおかげで高速道路は数十キロに及ぶ大渋滞、鉄道も空港も大混雑、名だたる観光地・行楽地は人人人・・、遊園地は数時間待ちの大行列。もう年中行事で慣れっこですけど。
このわが国特有の集団的行動パターンは、なんとかならないものでしょうか。ピークの平準化ができれば、需給関係も安定、みんなもずいぶんと楽になるように思えるのですが。
2006.08.14
いや〜、驚きました。久しぶりの停電。かなり昔、二十年ほどにあったか。最初はブレーカーが落ちたぐらいにしか思いませんでした。まさか停電だとは。近所の奥さんがたが相次いでやってきました。
「ゴメンクダサイ! 停電ですよネ」
停電が自分の家だけでないことを確認し合うワケですね。
「カミナリが落ちたらしいですよ」とは別の隣人。ご主人がカナダ人、一家で昨日までカナダで過ごされていて、そのカナダで二日間停電に見舞われたばかりだそうです。でも今回はカミナリではなかった。
また別の人は「電話機が使えない」と困り顔。聞くと某ホームセキュリティー会社の端末電話機らしく電気がないと使えないとのこと。我が家の電話機はパネル表示やリモコン子機はNGだが本体は使える。でも肝心の機能、何度かけても・・・・
“タイヘンコミアッテイマス。シバラクシテカラオカケナオシクダサイ”
防犯テレビモニター、館生の出入り口ドア(電子式暗証番号がNG)などが機能していません。でも、機械式暗証番号ドアはまったく問題なし。こうなると最新式より旧式のほうがベンリ。手押し井戸ポンプもそうですね。当館にはエレベーター設備がありませんが、閉じ込められたらタイヘンです。
このような場面に出くわすと電気に頼らない設備がいいなと思うのですが、また時が経過すると忘れてしまう。災害は忘れたこ頃にやってくる、ですね。
停電は30分ほどで復旧、大きな問題は何一つありませんでした。
昼過ぎ、友人が来泊されていたS.Kさんが二人で外出されるところ。
「どうだった停電、問題なかった」と聞くと。
「寝ていました」とまったく他人事。
停電の原因はクレーン船が送電線に触れたためらしい。もしこれがテロだったらと考えるとゾッとしますね。複数個所同時に高圧送電線をショートさせ、その混乱に乗じて公共機関や交通・通信機関を襲撃したとしたら間違いなく首都機能マヒです。
K.Fさんのお部屋は数日前からエアコンが効かなくなっていました。今日、その修理業者さんが来てくれました。室内機をちらっと見て、すぐに屋上の室外機を検分することに。カバーを外し、基板をドライバーの柄でコンコンと数箇所叩くと、直ってしまいました。写真
「接触不良のようですね。ハンダにしますか、基板交換にしますか」
「基板交換でお願いします」
そしてエアコンも復旧。
いろいろなことが起こった暑い真夏日の一日でした。