東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

今朝のお弁当

2006.05.12

今朝のお弁当(写真)はK.Fさん(和歌山県出身)の作だ。朝、学校に行く直前にわざわざ見せにきてくれた。前々から「お弁当を写真に撮らせて」と頼んであったのだ。彩りや盛り付けもいかにも美味しそうだ。ただヤツガレの目には少量すぎるように見えた。「これで足りるの?」と聞くも、十分だそうだ。
K.Fさんも料理は大学が受かってから始めたそうだ。とても2ヵ月ほどの経験しかないとは思えない。残念ながら味見はできなかったが、きっと美味かったにちがいない。
以前この日記でお弁当派は4名ほどと書いたが、その後館生から「ワタシも作っています。ときおりですけどネ・・」といった声を聞いた。実際は4名どころか結構多いようだ。推測だが、毎日ではない館生も含めると10名はくだらないだろう。みながんばっている。そこで今週末に予定されている近くのスーパーの朝市特売情報を全館生にメール連絡することにした。役に立つと良いが・・・。
久しぶりの晴天。朝早いうちはうす曇だったが9時ごろからキレイな青空が広がった。
3時ごろに学校から戻ったE.Yさん、すこし仮眠して夕方6時からのサークル(テニス)活動に出かけ、夜9時半に帰館。同じようにT.Nさんも夕方から合気道の練習に。そしてH.Tさんは今夜のフェリーで伊豆大島に出かけた。地質調査だそうだ。
当館の館生、誰一人ボケ〜として無駄な時間を費やしている館生はいないようだ。


カーネション

2006.05.11

約束どおり、10時にそのオジサンが来た。オジサンとは失礼だが、名前を知らないので許してもらおう。いや正確には“知らない”ではない、身分証明書を見せてもらったが覚えていないのだ。オジサンは東京都水道局から委託を受けた貯水槽水道点検調査マンだ。あらかじめ電話と手紙が来ているから間違いないとコチラも思っている。だから提示された身分証明書もチラッとしか見ていない。だいたいこのようなシチュエーションでじっくり見ることはなかなか出来ない。
この調査、なんでも、平成14年の法改正、翌年の都条例改正にもとづく調査だそうだ。もちろん当館創業以来はじめてのこと。さて調査開始となって貯水槽に上り、フタを開けるやオジサン、いきなり大声で
「ピッカピッカだ。こりゃキレイだ!」と。次いで屋上の高架水槽にも登り、
「さすが! こっちもピッカピッカだ!」  写真左
沢山の貯水槽を調査してまわると中にはヒドイものもあるそうだ。貯水槽の内部は底や壁面にヘドロ状のモノがベットリとくっ付いている。オジサンの表現は
「とても攪拌できない状態」だそうだ。そのマンションの住民がそんなタンクの状況を知ったらとても飲めないだろうに。なかにはタンク内に昆虫やネズミの死骸を見ることもあるらしい。これを見たら誰だって吐き気がするだろうに・・・。そうとは知らずに、タンク内の上澄みだけを飲んでいるのだ。
当館はタンク内の洗浄と消毒を年一回業者にお願いしているだけに係員に褒められるキレイさだった。

夕方、館生K.Aさんからカーネションを頂いた。もちろん家内にだ・・。
「明日帰省するので、早いのですが・・・、これ母の日です」と
「まぁ〜、可愛い。嬉しい!」と大きな声。かなり嬉しがっていた。
ヤツガレの子供は二人とも男、母の日だからといって何か持ってくるわけではない。こんなとき女の子がいればなと思う。写真右


飼い主はイヌに似る?

2006.05.09

この先しばらく天気が良くないようだ。連休中晴天が続いたのだから、このくらいガマンしなければいけない。この天気、まもなく梅雨が始まる予告編だろう。
館生の皆、休みが続いてなまったカラダも今日から平常モードになったようだ。
ヤツガレの想像だが、クラスの友達同士で休日に経験したことをそれぞれ報告しつつ、徐々に平時モードになっていく。きっとこれは昔も今も変わらないのだろう。
新入館生のⅠ.Mさん、カレーを作ったと仲間に話したら、みんな「食べたい!」と。そこで仲間が集ってⅠ.Mさんのお部屋でカレーパーティーとなった。親元から通う子は一人暮らしに憧れを持つ。どんな生活をしているのか興味しんしんといったところか。
カレーが用意できたところで写真を撮らせてもらった。楽しくエンジョイしている。

ヤツガレは館内のバキューム清掃と玄関ポーチのタイル掃除をした。そのあと、一人で渋谷の東急ハンズとビックカメラへ買い物がてら散歩。
そうそう、momoの足の件を報告しておこう。依然として前足をひきずる症状は治らない。先の日曜日、いままでの病院とは違う動物病院に出向き、診てもらった。そこの医者は「散歩はダメ。当面、休養させたほうが良い」とアドバイス。これを聞いた家内、ヤツガレに対しmomo帯同の散歩禁止令を布告したのだ。ゆえに一人だ。歩かせたほうが良い、と解釈していたが今度の病院は歩かせてはダメと。対応も猫の目だ。
かくいうヤツガレも数ヶ月前から右足首が痛み出した。寝て起きたとき、椅子に座った状態から歩き出そうとすると足首が硬く曲がらない。強引に歩けば、ものの2〜3分ほどで治ってくる。これを繰り返している。最近、この痛みが前より増してきた。イヌは飼い主に似るというが、我が家は逆、飼い主がイヌに似たのだ。どちらも原因は老化なのだ。あっちこっちガタが出始めたようだ。ところで我が家で丈夫なのは家内だけということになる(?)。


連休明け・・・

2006.05.09

夕方、N.Mさんのお部屋でNTTによるネット接続工事があった。本人は学校に行っているので不在。ヤツガレ立会いで回線工事は順調に終了。次いでパソコン・セットアップも依頼してあったので別の担当者が着た。さて、パソコンをと部屋を見渡してもありません。よく見ると、机の横に家電量販店の包装紙で梱包されたダンボール箱が置いてある。つまり、パソコンは買ってきたまんま梱包された状態なのだ。セットアップ担当者は困り顔。そこでヤツガレ、えっいとばかりダンボール箱を開梱。勝手にパソコンを箱から出し初期設定を行う。この先はセットアップ担当者が作業を行う。
本人戻ってきてから 「箱、空けちゃったよ」と言うと 「はい。結構ですよ」とあけらかん。聞くと全部やってくれるもんだと思っていたらしい。
他人の部屋で、新しい包装紙に包まれた箱の梱包を破るには勇気がいる。もし空けた中身がパソコンでなかったらとか、これはもしかしたら返品するために置いてあるのかな? とかを考え躊躇した。だがまた来てもらうのは悪い。それに本人も今日から使えると思っているだろうから、えぃとばかり無断で開けてしまったのだ。

「おかえりなさい・・・」
「ただいま・・・」 その表情はなにか冴えない。
「どうしたの? 疲れている?」
「いや〜、疲れてはいないんですけど・・」
「休みボケだな。だるいだろう」
「そうです。久しぶりの学校だったから・・。休みすぎたかも・・」
多くの館生と帰館したときの会話だった。


またいただいたケーキ(嬉)

2006.05.07

さぁ、今日で連休は終わり。明日から授業再開。長いと思った休みもあっという間に終わってしまった。
朝9時、新入館生のS.MさんとM.Yさん揃って上原商店街の朝市に出かけた。しばらくして二人は両手に持ちきれないほどのレジ袋を提げて帰館。大根も覗かせている。
「なにっ! パーティーでも始める気?」
「違いますヨ。一週間分の食料です。友人から頼まれた分もあるんです」
早朝の朝市を利用するなんて、感心、感心。しっかりと主婦感覚も身につけてきた。

昼過ぎ、同じく新入館生のE.Yさん・・・・、
「ケーキ作ってみました。召し上がってください」と。
写真のケーキがそれ。写真を見ても美味そうだ。本当は4切れだったが、ヤツガレ撮る前に一つ食べてしまった。甘さ控えめ、バナナの香り一杯、しっとりとした口当たり、美味しいケーキだった。今年の新入館生、そろって菓子作りも料理もかなりの腕前の人が多い。みな大学合格が決まってから身につけた腕だそうだ。
一人暮らしで必要に迫られ、始めた料理だけにその上達ぶりはかなり早い。

昼過ぎ、二年生のO.CさんとK.Aさん、神宮球場にお出かけ。六大学野球春季リーグ戦,早稲田VS立教の応援だそうだ。でも試合は雨天のため中止、やむなく帰りに下北沢に寄って楽しんできたとのこと。

帰省からドミほりに戻って再び始まる一人暮らし。例年、この時期になると新入館生の中にホームシックに陥る館生が一人二人出る。最初のころの好奇心や冒険心が萎え、あらためて親兄弟から離れて暮らす寂しさを感じる新入館生にとって最初の難局だ。
これを乗り切るにはメリハリのある生活を心がけることが大事。休日を利用しての野球観戦や料理や菓子を作って気分転換をはかる。これも大事な学習、生活の知恵だ。


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