東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

カレー

2020.06.19

13人分のカレー


帰省(コロナ疎開)せずにドミほりに残った館生たちへの差し入れです。
今回はカレーです。今日は金曜日。自衛隊や南極基地などでは金曜日はカレーの日に決まっているのだとか。まったくの偶然です。
館生たち緊急事態宣言発令後、ながく自室に籠っての生活が続いています。
最近になって買い物程度なら外出も可能になりましたが、やはり不自由であることは否めません。ややもすれば手抜き料理、偏りがちの食事、そして運動不足が心配になります。
そこで居残り組の館生たちを元気づけようと、いろいろ差し入れをしてきました。
これまでに、自家製コロッケ、塩ブタ、竹の子ご飯、ケーキ、塩ブタ、まぜご飯、アップルパイといった具合です。たいしたことないモノばかりですが、喜んでくれる姿を見ると、こちらとしても、やって良かったと思う次第です。


非常事態

2020.06.18

早朝の代々木公園


6月に入ってからの当館への問い合わせは過去ほとんど記憶にないことです。
今の時期、新入生たちの住まいはとうに決まっています。新しい住まいや学校にも慣れ、五月病を乗り越え、ようやく新生活が軌道に乗り始めるころだからです。
そんなタイミングでの問い合わせ、ここ最近で頂いたいくつかの問い合わせは、“年度途中だけど入館可能か”というもの。どうも、いまの住まいが不満のようです。
コロナ禍の緊急事態宣言直後に帰省(コロナ疎開)できずに居残った学生は多くいます。
彼らは、家族と離れての一人暮らしです。それが尋常ならざる地球規模でのクライシス下での自粛生活です。当然、多くのストレスを抱えます。
学生会館側にも非常事態に適応したマニュアルにない対応が求められます。
“安心できる学生会館”には安全や設備以外の要素が大事です。
こんなことから一度決めた学生会館、いま一度再検討してみようということのようです。
とはいえ学生会館とはすでに契約を交わしてあります。途中解約となるといろいろ制約がでてきます。一度、契約書を確認し管理人と相談する必要があります。
このコロナ禍、一人暮らしを支える学生会館、その真価が問われているのかも知れません。
今、もっとも大事なのはオンライン以外のリアルコミュニケーション、それへの対応があるか否かが問題なのではと思います。


ドミほり館生の一人ごはん

2020.06.17


ドミほり館生の一人ごはんをご紹介します。
今夜の晩ごはんは「まぜごはん」です。これに決めたのは郷里の母と祖父が勧めてくれたからだそうです。調理は超簡単、一人用の炊飯器に玉ねぎを切らずにポンといれてお米と一緒に炊くだけです。時短にもなります。
彼女はこの春に大学生になったばかりの新一年生です。もちろん入学式もリアル授業もありません。日々、オンライン授業のみの学生生活です。そしてStay Homeですのですべて自炊になっています。
彼女、高校時代の料理経験はゼロ。自炊経験のない後輩へのアドバイスを聞くと、“経験なしでも一時間もあればなんでも作れます”と。
いまではスマホさえあれば映像つきで調理方法が簡単に調べられるのです。


感染者急増

2020.06.14


春休みの帰省、そのままコロナ疎開を続けていた館生Mさんが今日からドミほり復帰です。
キャンパス内への立ち入り制限が一部解禁になったためです。
ドミほり暮らしの再開ではありますが、web授業(会議)はこれまで通り続きます。一部の研究業務がリアルになったからのドミほり復帰です。館生Mさん、上京は人混みが予想される電車を避け、お父様運転でのマイカーで来られました。
これから先、徐々に帰省から復帰してくる館生が出てくるものと思われます。

さて、先日の東京アラート解除以来、この四日間の感染者をみると、6月11日の22人に始まって以降25人、24人、そして今日は47人となにやら恐怖を感じる推移です。
これまでの一人一人の行動による抑制が、なし崩しになっていくように感じられます。
経済再建を急ぐばかりにある程度の犠牲はやむなしみたいに感じられます。現実は、まだまだ人が多くいるところは危険なのです。
油断は禁物、三密を守り、一人一人の節度ある行動でコロナ禍収束を成し遂げましょう。


見学者来館

2020.06.13


見学者がお見えになりました。
某大学の新一年生ですが、入学式もないまま今日に至っています。
すでに某学生会館で新生活をスタートさせているのですが、事情があって他の学生会館を探していたところ、郷里のお母様が当館を見つけ出し、今日の来館見学につながりました。
とても明るいお嬢さんです。ご縁があることを願っています。

昼過ぎ、所要があって銀行に行ってきました。
用が終わり帰ろうとするとATMの上にキャッシュカードがあるのに気づきました。店舗はシャッターが閉まっています。さてどうしたものかと思案しているとATMの傍らにインターホンがあることに気づきました。
受話器を取り、電話口の担当者に事情を話すと、“ATMがカードを回収します。操作しますので1分ほどお待ちください” との説明があって、指示通りに操作すると機械がカードを吸い込んでくれました。こんなこと以前からなのでしょうが、リモート(非対面)で完結するようになっていることを知りました。

ご案内のとおり東京アラートが解除されました。
皮肉にも解除されたとたん、三日間連続で20人以上の感染者数が続いています。
ここ上原の街も人の出が多くなってきています。コロナ禍以前とまではいかないまでも当時の70~80%ぐらいの人が出ています。油断や気の緩みがでて“大丈夫ダ~”なんてことないようにしたいものです。こんな冗談、故人に失礼ですが。

4月7日の緊急事態宣言発令以降、当館は館生に外出規制を強いました。不要不急の外出を禁じたのです。みんなそれを長きにわたりよく守ってくれました。
とは言え、“これじゃ軟禁状態、ストレスで免疫力が低下する!”との訴えが一部の館生から出たのです。やむを得ません特別に早朝に限定、例外的にジョギングを認めた経緯がありました。それが今回の東京アラート解除になり、当館としても外出やジョギングを自由としました。ところがこうなると走る館生がいなくなってしまったのです。 人間とは不思議なものでダメと言われるとやりたくなり、良いよと言うとやらなくなるものなんですね。


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