2020.04.15
昨日、今日と館生誰一人外出していません。
帰省疎開せずに東京に残った館生たち、きちんと守ってくれています。
「守れ自分の命、損ねるな隣人の命」です。
ところが街には子供連れで出歩く親子が多いことが気になります。
日本人の国民性の一つに協調性や心配性的なところがあったと思うのですが、今の時代は違うのでしょうか。
体力を持て余し気味な館生、やにわに当館の庭で縄跳びを始めました。
こういうこと大歓迎です。それにしてもナワトビ上手です。得意は二重跳びだそうです。
2020.04.13
残留組館生10名に外出禁止を強いています。
万一、館生にウイルス感染の疑いある症状が出たとしても、現状では何もできません。
病院に連れて行くことできません。自室で苦しんでいても放置するしかないのです。
こんな残酷な事態を防ぐには感染しないための外出禁止しかないのです。
外出できない館生たち、とても窮屈な生活を強いられていると思います。
部屋には1人だけ。
“気分転換でパソコンルームにきたら”と言うのですが、来るのは数名のみ。
この際、料理にでも挑戦したらと思うのですが、さほどの関心もないようです。
昔と違って家族や友人とはスマホで顔を見ながら会話はいつでも可能な時代です。
考えによっては、誰からの苦言もなく、目覚ましアラームのない生活、堅忍持久生活もそれなりに楽しいのかも知れません。
2020.04.11
とうとう緊急事態宣言が発出されました。COVID-19ウイルス感染リスクは想像以上に高く、医療崩壊はもはや現実のもののようです。
館内で万一、体調を崩した館生が出たとしても看病も救助もできません、自室で療養するしか手がない状況です。厳しいかもしれませんが館生には外出を禁止させてもらっています。
昼過ぎ、館内からオーボエが奏でる心地よい音色が聞こえてきます。
流行歌以外の音楽に興味なく、なんの曲なのかはわかりませんが、その音は気持ちを優しくしてくれています。
館内の居残り組は10名、狭い自室で過ごしている者にとって今日の音は明らかに安らぎを与えてくれるものです。思わず部屋をノックして写真を撮らせてもらいました。
午前中、墓参りに行ってきました。
クルマで出かけました。やはりコロナ感染が怖いので電車はやめました。
サクラの季節は過ぎてしまいましたが、新緑の青もみじが眩しいほどでした。
2020.04.09
現在、当館は館生に外出の自粛をお願いしています。
自粛ですから中には様々な理由で出かける人もいます。もちろんみな近場です。
「ちょっと本屋さんに行ってきます」
「食料品を買いに行ってきます」
「カフェラテが飲みたくなったので・・・」
「気分転換でそこらへん散歩してきます」
本心としては外出はやめてほしいのですが、部屋に閉じ込めておくこともムリかなと思う一面もあります。
ところが今日になったら誰一人外出しなくなりました。
やはり感染リスクが日増しに強まってきていること、自身の行動に対する自覚が出て来てくれたようです。
外出できないということで、必要な食糧やトイレットペーパーなどの雑貨などを実家から送ってもらう人。近くのスーパーのネット注文を活用して配達サービスを受ける人、AMAZONやアスクルなどのネット通販を利用するなど、それぞれに知恵を絞ってくれています。なんとしてもしばらくは外出をやめてもらいたいと強く希望します。
とはいえ、狭い部屋の中でのパソコンのネット授業では心が萎えてきてしまいます。
そこは“ドミほり”は学生会館、寮ですから、同じような境遇の人の集まり、ときどきパソコンルームにきてお喋りしたり、気の合う人とテレビをみたりして過ごせます。
微力ながら、これまでに家内お手製のコロッケや、館長得意料理の塩ブタなどを希望する館生にお分けしたりして、気分転換に役立つよう努めております。
それにしてもこういう状況下でアパートの一人暮らしだと大変だろうなと同情いたします。
2020.04.07
フルムーンです。
そして羽田飛行場への新着陸航路で着陸を試みる飛行機です。
コロナ騒動のおかげで羽田への飛行機がめっきり少なくなりました。
当館屋上から。