バナナ
2023.11.20
〇15:30、ある一年生館生が帰ってきました。
手にコンビニ弁当のようなものを提げています。
“ようなもの”なのはジロジロ観察しないための小生の勝手な想像だからです。
「おかえりなさーい、昼ですか夜ですか?」
持ち帰ってきた弁当(?)が昼食なのか夜ご飯のものかを聞いたのです。
「夜です。サークルがあるので板橋に行くんです。一時間もかけて」
実験が早く終わったので帰ってこられたのだそうです。
「ちょっとの時間でも帰ってくるんだ。自分の部屋が良いんだね」
「そうです!」
彼女は今週末から始まる学園祭で演じるダンスの練習のために板橋に行くのです。
〇同じ大学に通う、二年生館生が帰ってきました。
重そうな段ボール箱をかかえています。
「おかえりー、なにそれ?」
「学園祭の模擬店で使うバナナです」
学園祭が始まるまで、そして開催期間中の食材保管を担うようです。
「どこに運ぶの?」
「屋外はNGで、冷暗所に保管しなければならないので自分の部屋かな」
「こちらで預かってあげるよ。任せて!」
過去にもキャンパスから近いとあって模擬店で使うアンコを大量に持ち帰ってきた館生がいました。懐かしい思い出です。