東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

カーネション

2006.05.11

約束どおり、10時にそのオジサンが来た。オジサンとは失礼だが、名前を知らないので許してもらおう。いや正確には“知らない”ではない、身分証明書を見せてもらったが覚えていないのだ。オジサンは東京都水道局から委託を受けた貯水槽水道点検調査マンだ。あらかじめ電話と手紙が来ているから間違いないとコチラも思っている。だから提示された身分証明書もチラッとしか見ていない。だいたいこのようなシチュエーションでじっくり見ることはなかなか出来ない。
この調査、なんでも、平成14年の法改正、翌年の都条例改正にもとづく調査だそうだ。もちろん当館創業以来はじめてのこと。さて調査開始となって貯水槽に上り、フタを開けるやオジサン、いきなり大声で
「ピッカピッカだ。こりゃキレイだ!」と。次いで屋上の高架水槽にも登り、
「さすが! こっちもピッカピッカだ!」  写真左
沢山の貯水槽を調査してまわると中にはヒドイものもあるそうだ。貯水槽の内部は底や壁面にヘドロ状のモノがベットリとくっ付いている。オジサンの表現は
「とても攪拌できない状態」だそうだ。そのマンションの住民がそんなタンクの状況を知ったらとても飲めないだろうに。なかにはタンク内に昆虫やネズミの死骸を見ることもあるらしい。これを見たら誰だって吐き気がするだろうに・・・。そうとは知らずに、タンク内の上澄みだけを飲んでいるのだ。
当館はタンク内の洗浄と消毒を年一回業者にお願いしているだけに係員に褒められるキレイさだった。

夕方、館生K.Aさんからカーネションを頂いた。もちろん家内にだ・・。
「明日帰省するので、早いのですが・・・、これ母の日です」と
「まぁ〜、可愛い。嬉しい!」と大きな声。かなり嬉しがっていた。
ヤツガレの子供は二人とも男、母の日だからといって何か持ってくるわけではない。こんなとき女の子がいればなと思う。写真右


飼い主はイヌに似る?

2006.05.09

この先しばらく天気が良くないようだ。連休中晴天が続いたのだから、このくらいガマンしなければいけない。この天気、まもなく梅雨が始まる予告編だろう。
館生の皆、休みが続いてなまったカラダも今日から平常モードになったようだ。
ヤツガレの想像だが、クラスの友達同士で休日に経験したことをそれぞれ報告しつつ、徐々に平時モードになっていく。きっとこれは昔も今も変わらないのだろう。
新入館生のⅠ.Mさん、カレーを作ったと仲間に話したら、みんな「食べたい!」と。そこで仲間が集ってⅠ.Mさんのお部屋でカレーパーティーとなった。親元から通う子は一人暮らしに憧れを持つ。どんな生活をしているのか興味しんしんといったところか。
カレーが用意できたところで写真を撮らせてもらった。楽しくエンジョイしている。

ヤツガレは館内のバキューム清掃と玄関ポーチのタイル掃除をした。そのあと、一人で渋谷の東急ハンズとビックカメラへ買い物がてら散歩。
そうそう、momoの足の件を報告しておこう。依然として前足をひきずる症状は治らない。先の日曜日、いままでの病院とは違う動物病院に出向き、診てもらった。そこの医者は「散歩はダメ。当面、休養させたほうが良い」とアドバイス。これを聞いた家内、ヤツガレに対しmomo帯同の散歩禁止令を布告したのだ。ゆえに一人だ。歩かせたほうが良い、と解釈していたが今度の病院は歩かせてはダメと。対応も猫の目だ。
かくいうヤツガレも数ヶ月前から右足首が痛み出した。寝て起きたとき、椅子に座った状態から歩き出そうとすると足首が硬く曲がらない。強引に歩けば、ものの2〜3分ほどで治ってくる。これを繰り返している。最近、この痛みが前より増してきた。イヌは飼い主に似るというが、我が家は逆、飼い主がイヌに似たのだ。どちらも原因は老化なのだ。あっちこっちガタが出始めたようだ。ところで我が家で丈夫なのは家内だけということになる(?)。


連休明け・・・

2006.05.09

夕方、N.Mさんのお部屋でNTTによるネット接続工事があった。本人は学校に行っているので不在。ヤツガレ立会いで回線工事は順調に終了。次いでパソコン・セットアップも依頼してあったので別の担当者が着た。さて、パソコンをと部屋を見渡してもありません。よく見ると、机の横に家電量販店の包装紙で梱包されたダンボール箱が置いてある。つまり、パソコンは買ってきたまんま梱包された状態なのだ。セットアップ担当者は困り顔。そこでヤツガレ、えっいとばかりダンボール箱を開梱。勝手にパソコンを箱から出し初期設定を行う。この先はセットアップ担当者が作業を行う。
本人戻ってきてから 「箱、空けちゃったよ」と言うと 「はい。結構ですよ」とあけらかん。聞くと全部やってくれるもんだと思っていたらしい。
他人の部屋で、新しい包装紙に包まれた箱の梱包を破るには勇気がいる。もし空けた中身がパソコンでなかったらとか、これはもしかしたら返品するために置いてあるのかな? とかを考え躊躇した。だがまた来てもらうのは悪い。それに本人も今日から使えると思っているだろうから、えぃとばかり無断で開けてしまったのだ。

「おかえりなさい・・・」
「ただいま・・・」 その表情はなにか冴えない。
「どうしたの? 疲れている?」
「いや〜、疲れてはいないんですけど・・」
「休みボケだな。だるいだろう」
「そうです。久しぶりの学校だったから・・。休みすぎたかも・・」
多くの館生と帰館したときの会話だった。


またいただいたケーキ(嬉)

2006.05.07

さぁ、今日で連休は終わり。明日から授業再開。長いと思った休みもあっという間に終わってしまった。
朝9時、新入館生のS.MさんとM.Yさん揃って上原商店街の朝市に出かけた。しばらくして二人は両手に持ちきれないほどのレジ袋を提げて帰館。大根も覗かせている。
「なにっ! パーティーでも始める気?」
「違いますヨ。一週間分の食料です。友人から頼まれた分もあるんです」
早朝の朝市を利用するなんて、感心、感心。しっかりと主婦感覚も身につけてきた。

昼過ぎ、同じく新入館生のE.Yさん・・・・、
「ケーキ作ってみました。召し上がってください」と。
写真のケーキがそれ。写真を見ても美味そうだ。本当は4切れだったが、ヤツガレ撮る前に一つ食べてしまった。甘さ控えめ、バナナの香り一杯、しっとりとした口当たり、美味しいケーキだった。今年の新入館生、そろって菓子作りも料理もかなりの腕前の人が多い。みな大学合格が決まってから身につけた腕だそうだ。
一人暮らしで必要に迫られ、始めた料理だけにその上達ぶりはかなり早い。

昼過ぎ、二年生のO.CさんとK.Aさん、神宮球場にお出かけ。六大学野球春季リーグ戦,早稲田VS立教の応援だそうだ。でも試合は雨天のため中止、やむなく帰りに下北沢に寄って楽しんできたとのこと。

帰省からドミほりに戻って再び始まる一人暮らし。例年、この時期になると新入館生の中にホームシックに陥る館生が一人二人出る。最初のころの好奇心や冒険心が萎え、あらためて親兄弟から離れて暮らす寂しさを感じる新入館生にとって最初の難局だ。
これを乗り切るにはメリハリのある生活を心がけることが大事。休日を利用しての野球観戦や料理や菓子を作って気分転換をはかる。これも大事な学習、生活の知恵だ。


妹来泊

2006.05.05

 全国的に天気に恵まれたゴールデンウイークだ。おそらく観光地はどこも多くの観光客で賑わっているだろう。高速道路の渋滞ぶりがテレビ報道されている。
新入館生Ⅰ.Nさんの部屋に二人の妹が昨晩から泊まりに来ていた。ほかにも先輩館生のH.Tさんの部屋にも妹が泊まりにきた。ゴールデンウイークを利用して、東京で一人暮らしをしている姉を訪ねるケースはよくある。妹の目に映る自立した姉の姿はまぶしく、自身の将来の夢を描くヒントを得るに違いない。そして久しぶりに姉妹揃って楽しいひと時を過ごされたようだ。
写真は今朝、Ⅰ.Nさん姉妹そろって帰省されるところ。故郷の長野に向かう直前、ドミほりの玄関を出たところで記念写真となった。
夕方、所要が会って新宿に出かけた。新宿駅西口の広場に大勢の合宿帰りの学生がいた。チャーターしたバスを降り、仲間との別れを惜しんでいるのだろう。いや、それぞれに思いがある。疲れた体を癒したく一刻も早く家に戻りたいと思う者。盛り上がった合宿、いま少し余韻を楽しみたいから居酒屋で軽く一杯と願う者。同じ沿線の仲間を募り、一緒に帰ろうとする者。好きな人への告白の機会をうかがう者。バスを降りた彼ら、それぞれの気持ちが交錯する中でのタムロなのかもしれない。
もしやと思い、ドミほりの館生がいるかもしれないと目を凝らしたが、あまりに学生が多く遭遇することはムリとあきらめた。ドミほり館生の中で今日、合宿から戻る予定は4名。夜10時現在であと二人がまだだ。なにごともなく帰館されることを願う。



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