2006.01.09
年末年始、郷里で過ごした館生さんが続々と戻ってきています。玄関での挨拶で、ほとんどの館生さんの目が輝いていることに気付きました。輝く瞳の理由は、久しぶりの実家での生活で家族の絆を確かめたからでしょうか。再び始まるドミトリーほりでの一人暮らしに勇躍臨む意気込みの現れなのでしょうか。あるいは恋人との再会に胸躍らせているからでしょうか。そしてみなさん、とても挨拶がしっかりされています。これはドミトリーほりの大きな自慢でもあります。
配達される宅急便も帰館ラッシュ。中身はきっと衣類や食料品などでしょう。上京の際の荷物をできるだけ少なくするため、そしてご両親の愛が込められたダンボール箱が多数届きます。
一方で先に帰ってこられた館生さんは、早くも休暇モードから平時モードに切り替わっています。そんな館生さんが今日はパソコンルームに入れ替わり立ち代りで寄られました。自室に一人で居るのが苦手なK.Aさんは雑音を聞きながらの勉強を。M.Kさんはヘッドフォンをかけ一人黙々とピアノを弾いています。そしてN.Jさんはパソコンに夢中。この一ヶ月、帰省先でオトソ気分どころか閉じこもって作成した卒業論文の最終チエックの最中でした。こんな中、一人新聞に目を通していたH.Tさんは少し風邪気味です。お大事に・・・・。
夕方、散歩していると、ぱったりO.Cさんと遇いました。ちょうど帰省先から駒場東大前駅に着き、ドミほりに向かって歩いてくるところでした。おおよそ20メートルの距離なのに、目が合うなり、大きな声で「いやぁあ〜。明けましておめでとうございまぁ〜す。」 筆者、急に周囲を見回してしまいました。今流に言えば“チョー恥ずかしい”でした。【写真】
O.Cさん帰省先の山口県からいまちょうど戻られたところ。
2006.01.05
12月31日から1月3日の間、ドミトリーほりは館生全員が帰省されていました。無人と化した館内に漂う空気は冷え冷えし、いつもの館内見まわりも寂しさを募らせます。そんな三が日でしたが、昨日から館生が戻りつつあります。
一人二人と続々と帰館されます。帰館ラッシュはこれからです。
K.Fさん(大分県出身)、ドミトリーほりのドアを開けるなり・・・・・、
「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」
「とても楽しかった! ぐ〜たらしてましたし、親戚が集まって百人一首をやったりで楽しんでました」と、郷里での楽しさが忘れられないといった笑顔でした。
買い物から戻る途中、歩いてくるM.Mさん(福岡県出身)に遇いました。帰省先から戻って冷蔵庫になにもないのでしょう、さっそく近所のスーパーに買い物に行かれるそうです。(写真)
「魚が美味しくて、お刺身を沢山食べてきました。太ってきちゃいました」
みなさん、お帰りなさい。これで館内も徐々に普段の活気が戻ってくることでしょう。みなさん久しぶりの郷里での時間がとても充実した時間だったようです。離れて分かる郷里のありがたさと言ったところでしょうか。
さぁ、新しい年が始まります。みなさんガンバッテ行きましょう。
2006.01.03
代々木公園を散歩中、池のそばに真新しいベンチを見つけました。写真 新しく増設されたベンチは十数個、一つ一つのベンチに小さなプレートが貼られています。見ると、「思い出ベンチ 大好きな父へ 思い出をいつまでも・・、母と娘より」なんて可愛いプレートもありますが、中には「思いでベンチ 領主悪政を四代家綱公に直訴を企て打首の江戸義民六人衆の精神は今尚其地に燦然と輝く」
なんて記されたプレートを掲げるベンチもあります。どんな想いからこのベンチを寄贈したのか想像するだけで楽しくなります。もしかしたら勤務先の不正を監督官庁に内部告発した仲間が、結束を守る為にこのベンチを贈ったのかも・・・。
公園の池に棲む水鳥にエサをやる人は多い。水鳥はエサをくれる人間に近づき、投げ込まれるエサを取り合っている。この様子をカラスは遠巻きで見つつ、スキ有らばエサを横取りしようと狙っている。こんな光景を見ていると、カラスは自分達が人間から嫌われていることを良く知っているようです。カラスも鳥、彼らが受ける差別、今は直訴する相手がわからず、ただ耐えるだけなのかも。