東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

前館生が遊びに来てくれました

2007.06.21

 昨日、カメラメーカー主催の写真教室に行って来ました。
  昨日は画像処理ソフトの使い方初級コースでした。
  平日ということもあって20名ほどの受講者全員、みな見た目、現役リタイア組の感じ。

  一人ひとりに割り当てられたパソコンを前に二時間半の講義でした。
  ひさしぶりの座学、結構疲れました。講義内容はかなり密度が濃く、もちろん休憩タイムもありません。このような経験というか緊張を味わうのは久しぶりです。
  だいたいこういう講義にありがちなのは、その場でわかったつもりが家に帰ってやってみると、なぜか同じようにできません。集中力の衰え、いやもともとの能力不足なのでしょうか。


  今日夕方、この3月に退館された前館生K.AさんとO.Cさんが遊びに来てくれました。
  退館されてからまだ三ヶ月ほどしか経過していませんが・・・・・
     「うぁー、久しぶり・・・・・・。お元気ですか?」と二人。
     「相変わらずだよ。二人とも元気そうだね。と言ってもまだ三ヶ月だけどね・・・・・・」

  二人とも変わらず快活な様子。
  O.Cさんは妹さんと一緒に住むことになりドミほりを退館。
K.Aさんはこの8月にカナダに留学されるため3月に退館されたのです。

    二人に、ドミほり暮らしと、今の普通のマンションとの違いを聞いてみました。
      「まず、門限を気にしなくてすむ。それに部屋でいつでも洗濯ができること・・・・」
「でもゴミ出しが自由に出せないこと。ドミほりみたいに好きなときに出せない」
「私の場合、妹と一緒に住んでいることがストレスです」とO.Cさん。
「上原が良い! 帰国したら代々木上原に住むと親に言ってあるんです」とK.Aさん

「あと、一日中誰とも口を利かないことがあるんです」と少し寂しそうに。
「じゃ、ドミほりでお帰りなさいとかおはようとかのアイサツって良い?」
「それは、ゼッタイ嬉しいですヨ。本当にそう思います・・・・・」
  
    O.Cさんはそろそろ就活がはじまります。またK.Aさんは異国での一人暮らしが始まります。
    無事に帰国したとき、また就職が決まったらまた遊びに来てください。


ヘリコプター中継

2007.06.19


二時半すぎ、当館上空にヘリコプターが舞い始めました。
うるさーい!  テレビの音が聞こえないくらいです。
最初、ただ通過するだけだろうと思っていたのですが、なかなか騒音が止みません。それどころか、数が増えているようです。
これはなにか事件でも起こったか、急ぎテレビをつけました。なにも特番らしきものは、どのチャンネルをまわしてもやっていません。でもしばらくすると、ニュース番組のトップで
  「渋谷松涛で爆発」と、緊急ニュースが入ってきました。

映し出された絵は、渋谷の東急本店の近くの商店街の裏、鉄骨作りの二階建ての家がほとんど骨組みをのこすだけの状況が、上空を舞うヘリから中継さています。
事故のあった場所は、当館から直線距離で700メートルほどの地です。

このヘリの騒音、そのあと夜の7時半まで続きました。そんなに長い時間、よく燃料がもつなと感心します。ときおり挿入される現場中継のためにずーっと空中で待機するなんて、おおいなる無駄ですね。数えてみたら5機も飛んでいます。代表取材みたいなこと調整できないもんでしょうか。
やっぱり競争ですからできないんでしょうね。
なにより、不快なのはかなり迷惑な騒音を撒き散らしていることです。

この事故、場所が渋谷ということで館生のご両親や親戚の方も心配されたかもしれません。
ドミほりにいたヤツガレ、まったく爆発があったなんて知りませんでした。
当館は平穏無事です。ご安心ください。


ある館生が帰宅されたときの会話です。
   「このあいだ、ご両親と会って食事されたんですって」
   「どうして知っているんですか? わたし、母をここに呼びたくないんです」
   「なんでなの?」
   「ここは自分の城なんです。私の世界なんです。入ってもらいたくないんです」
色々な個性がありますね。この館生、日々とても充実して過ごしていることは、傍目からもよくわかります。入館してわずか三ヶ月、すっかり自立されオヤ離れが進んでいるようです。
オヤにしてみれば、嬉しいやら悲しいやらですね。

Momoが骨となって戻ってきました。しばらくこのままで一緒に過ごすことにします。


サヨナラ

2007.06.18

14日に梅雨入り宣言、でも翌15日から晴天続き。
その青空も、昨夕には曇り空に。
今朝、雲に覆われた空を見上げ、雨になるかも・・・・、いよいよ梅雨入りかと思いきや、午後の二時すぎには強い太陽が戻ってきました。
ゆきつもどりつ、でも自然の営みに後戻りはありません。
梅雨はそこまで来ています。その先には夏が、さらに秋、そして冬に耐え、やがて春の芽生えが、時を越えて繰り返される自然、そして宇宙。


願っていた奇跡はおこりませんでした。
朝9時半、momoは病院の手術台で最後のときを迎えました。
頬に手を沿え、前足を握り・・・
 「もっと早く気付いてあげなくて・・・、ゴメン、ゴメンね。本当にゴメンね」
 「今度生まれてくるときは、もっと幸せになれよ・・・・」と
   命を預かったものとして自責の念に駆られ、同時に安らかな眠りをと祈る。

たくさんの館生、そして館生のご両親から励ましのお言葉を沢山いただきました。
ありがとうございました。心から御礼もうしあげます。

写真は、昨秋、まだ元気なときのmomoです。


父の日のプレゼント

2007.06.17

昨日に比べればいくらか涼しい。日中の陽も、夕方になって雲に隠れてしまいました。
今日は父の日です。

父の日だからというわけではありませんが、毎月の墓参りに行ってきました。今日は、息子が留守番をしてくれるというので母と家内の三人での墓参となりました。
学生会館を営むものにとって、大きな悩みは、なかなか外出がままならいところです。特に家内も一緒となると殆ど不可能となります。
ですがその欠点を補って余りあるのが、館生との交流です。
交流と言っても、その歳の差はジイヤと孫のようなもの。館生からどのように思われているかわからりませんが、ヤツガレにとっては全員、自分の子どものように思える存在です。本当のご両親には申し訳ありませんが・・・・。
ここ数日、昔の館生の名簿を整理していました。
なつかしい名前が沢山出てきます。そしてひとりひとり館生時代にあったエピソードを思い出しながら、おもいっきり懐かしんでいました。

話しは変わって、父の日ということで、館生からハンカチとミニ向日葵のお花をいただきました。写真   ありがとうございます。
そして息子からは酒の肴にとチーズを。家内からはめずらしく瓶ビールをもらいました。
いつもは、缶ビール、いやホンモノのビールではなく発泡酒というやつですが、今夜だけは久しぶりにビンから冷えたコップにビールを注ぎました。
そういえばこの感触、ひさしく味わっていませんでした。外で飲むときは、たいがいはジョッキです。昔はビンビール全盛でしたけれど、いまでは懐かしい思い出ですね。





一人暮らしの娘を気遣う母

2007.06.16

真夏の一日でした。梅雨入りしたのに・・・・・。

館内、昨夜から二人の館生のお部屋にそれぞれお友達が泊まりにきています。
一方、館生Tさんと Yさんには、それぞれお母様が上京されお部屋に泊まられています。
廊下で遇った館生F.Rさんとの雑談です。
   「お母さんが来泊されているね・・・・・・」とヤツガレ。
   「そうみたいですね。二人も・・・、なんでなんですかね?」
   「そろそろお母さんに来て欲しいと思う館生が多いのかも・・・・。Fさんも、寂しくって会いたいでしょう」
   「いえ、そんなことないです。楽しんでいます!」とピシャリ。

たまにお母さんが来泊しにきてくれると嬉しさ一杯です。まず、前日ぐらいから館生の笑顔が絶えません。当日も二人の楽しそうな会話が廊下にまで聞こえてきます。
なにより、お部屋がキレイになりますし、互いグチを言い合ったり、たまったガスが抜ける格好の機会かも・・・・・。
久しぶりに豪華な外食に連れて行ってくれたり、新しいファッションの洋服やバッグ、靴などをオネダリできたり、そのメリットは大きいのでしょう。


ネットで注文していた網戸の戸車が届きました。さっそく試してみるとピッタリです。多少形状が違っていますが、寸法は同じ、改良が施されていて以前のものより、外れにくくなっているようです。早速、網戸が外れたある館生のお部屋に伺い、戸車の交換を行いました。一件落着です。
少し余分に戸車を注文しておくことにします。


今日、午後2時からmomoの手術が行われました。
気になりますが、病院に行ってもなにもできませんし、むしろジャマです。
その時間帯に、ヤツガレは洗車と玄関ポーチのタイル掃除をしていました。
そして夕方4時、ちょうど清掃作業が終わったとき、病院から連絡が入りました。
手術は2時から4時までかかり、摘出した腫瘍は握りこぶし大、胆管や門脈にまで癒着していたらしい。前の病院で、肝機能障害で糖尿病と診断されていたが、どうやら真の原因は腫瘍にあったようです。医師の話では、かなりの難手術で、これから三日間が山場だそうです。「もしかしたらダメかもしれません」とも・・・・・。
いままでに子宮摘出手術、腸にモノを詰まらせて緊急開腹手術。そしてその術後がおもわしくなく再手術を、さらに同じところを化膿させて再々手術を、今回で5回もお腹を切っています。
前回の手術後、医者には「もうこれ以上腸は切れない。こんどやったらあぶないですヨ」と言われていました。でも、これまでも危機を乗り越えてきたmomoですから、今回もきっと大丈夫でしょう。


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