2007.07.09
今日から、新しい一週間の始まりです。
それに2007年の半分が過ぎてしまいました。
会社を辞めてから、時間の経つのが恐ろしいくらいに早く感じられます。
通勤がない、ルーチンワークがない、公私の区別も薄く、勤務時間の定めがない、これじゃまったくメリハリなし。きっとこれが理由でしょう。
当館には現在、聖心女子大生が二人います。この二人、それぞれに、一二週間前から、パワーポイントを使ってプレゼンテーション資料作りに励んでいました。そしてそのプレゼン、今日、発表本番を迎えました。昨晩、たがいに時間をずらし、ドミほりのパソコンを使っての最終仕上げ、さらには発表のリハーサルをされていました。
そして今日夕方、Sさんが帰宅。
「おかえりなさい・・・・・。どう? 発表うまくいった?」
「それが・・・、聞いてください。本番で(スライドの送りが)オートになってしまったんです。スライド展開とスピーチのタイミングが合わなくて、あせりました」
先生からは、発表内容とは無関係なので考慮するから、と言ってくれたそうです。
「原因は、わかったの?」
「このパソコンでやったときは、ちゃんとできたのに・・・。もう終わったことだからいいです」
その表情からは、少しの心残りと、そしてちょっとばかりの悔しさが伺えました。
これも経験です。きっと次回に繋がる学習効果が得られたことでしょう。
昨日の日曜日、館内はほとんどの館生が在室されていました。
もちろん近所のスーパーに買い物に出かけたりするので時間帯によって在館生数は変化しますが、12時半の時点で20数名の館生がお部屋にいました。
大勢の館生が在館しているのに館内は静かそのもの。期末試験を目前にした学生会館ならではの雰囲気でしょう。
静かな日曜があけ、月曜を迎えた今日、12時半に外出表示板をみたら、在館中の館生は二人だけとなっていました。昨日とは様変わり、館内はほぼ、もぬけの殻状態でした。
2007.07.07
今夜は七夕です。ひこ星と織姫の一年ぶりのデートですが、あいにくの曇り空。
天の川は見えません。見られたくないのかも。
七夕とは関係ありませんが、館生M.Sさんのお母様と弟さんが来館されました。
弟さんのオープンキャンパス参加が上京の目的。今夜は三人揃ってホテル泊まりだそうです。たくさんお話しして久しぶりの団欒を楽しんでください。写真
夕方、ある館生が帰宅されたときの会話です。
「おかえりなさい。なにそれ?」と、手に提げた小さなレジ袋を見ながら聞いてみました。
「ただいま帰りました。 あぁ、これですか。飲み物です」
「晩御飯は?」
「今日は、中途半端な時間に食べたので飲み物だけです。6時過ぎは炭水化物をとらないように、と母から言われているんです」
「規則正しい食事が一番。食べたり食べなかったり、まとめ食いは太る元だから・・・・」
「はーい」と返事はいいのですが・・・・。
そのあとすぐに別の館生が帰宅。
「夜ゴハンは食べた?」
「渋谷でパスタを食べたんです。1600円も出したのに不味くて、もう最悪でした」
「かわいそうに。じゃこれで口直ししたら」と小さなお菓子を一つ差し上げました。
さらに別の館生、T.MさんとK.Mさん、二人そろって帰宅。
「おかえりなさい。二人でお買い物?」
「ただいま。二人で夕食を作ります」
「どんなメニュー。完成したら写真撮らさせてよ・・・・・」
というわけで、下の写真となりました。
豚肉に、キヌサヤと豆腐、それに玉子をとじた料理に、デザートとしてチョコバナナ。
女の子ならではの料理ですね。できたて・・・、湯気がたっています。美味しいでしょう。
週末、そして期末試験直前の休日。まもなくやってくる試練に備え、お部屋の掃除や、洗濯、そして買い物と、それぞれにゆっくりした一日だったようです。
2007.07.06
真夏の天気でした。梅雨の中休みと言ったところでしょう。
写真は、今朝8時、登校する館生K.Kさんです。自転車で駒場東大前駅に向かい、そこから渋谷に出て東横線で通学されています。いつも爽やかな笑顔でのアイサツです。
「おはようございまーす!」
「あっ、Kさん。おはよう! 気をつけてね。いってらっしゃい!」
「そうだ、写真撮っていい? お家の人、喜ぶよ!」
「えーぇ、今日は良いです。ピースしてもいいですか?」
写真
9時半、館生F.Rさんが・・・・・・
「おはようございます。あの、昨日、お湯が止まったあと、蛇口から水が漏れるんですが」
「OK! 一緒にお部屋に行って見ようか」
「ああぁー、これはねコマ交換で大丈夫だよ。すぐやるからね」
というわけで、コマ(通称こまで、ヤツガレは正式な名称を知りません)と自在パイプのパッキンを交換して解決。と、ついでに・・・・・・・
「あのー、パソコンなんですけど、ワイヤレスにならないんです。どうしたら?」
「電話回線に接続されているモデムに、さらに無線ルーターをつけなければならないけど」
「週末、ホテルでパソコンをやらなければならないので・・・・・・」
「いまどきのホテルなら、部屋にLANポートが用意されていると思うよ。調べようか」
そのホテルのサイトを開き、お部屋の設備を見ると、ちゃんと用意されています。
「大丈夫。このパソコンと、今使っているLANケーブルを持っていけば大丈夫」
「わかりました。明日、母と弟が上京するんです。で、一緒に泊まることに・・・・」
「よかったね」
11時、昨日給湯管の水漏れ補修工事で壊してしまった天井を直すため工務店の社長と大工さんが到着。作業は午後2時までかかりましたが、きれいに修復されました。こちらも落着でした。
明日の天気はどうにか持つものの、日曜日からはずーっと雨になりそうです。
みなさん体調を崩さないように・・・・・。
2007.07.05
昨晩、ある館生のお部屋で漏水がありました。
「あの、ちょっとお部屋を見てもらえませんでしょうか」
「どうしたの?」
「あの・・・・、 雨漏りでしょうか?」と示す壁が濡れています。
天井からポタポタとまでいかず、ジットとした感じで水が壁をつたって垂れています。
幸い、すぐそばに点検口があります。
脚立と懐中電灯を用意し、点検口から覗いてみると、天井の垂木と天井材が濡れています。
天井裏には給湯管が通っています。漏水箇所は、給湯管の戻り部分のようです。
あたりをつけ保温材を剥がしてみると、管と保温材に間に水が溜まっていたようで、やや多く水が垂れてきます。
とりあえず、バケツで受けることにして、なじみの工務店に電話をしました。
そして今日、夕方4時すぎに配管業者と工務店の社長が到着。さっそく作業開始。
まず、元栓を締めます。といってもあっちこっちにバルブがあります。一応、見当をつけてバルブを閉めたのですが、館内に張り巡らされた管は、結構な長さです。全部、出し切るまで一時間ほどかかりました。さて、本格的に漏水箇所を探します。
同時に、在館中の館生に“しばらくお湯は使えません”と案内。
漏水箇所はすぐに見つかりました。
なんと、目に見えないほどの穴。そこからクモの糸ほどのお湯が、ピューッと噴出しています。その細さ、注意深く見ないとわからないほどの細さです。
さて、漏水箇所が特定できたので、あとはハンダ付けで手当てをするだけなのですが、なかなかハンダがつきません。管の中に水が残っているため、銅管の温度が100度以上に上がらず、ハンダが乗ってくれません。悪戦苦闘、夜9時になって、ようやく穴が塞がりました。
ほんの小さな穴、でも水漏れは怖いものです。
原因は、銅管に流れるお湯(水でも同じ)で電蝕により、微小な腐食がピンホールとなったものです。
天井を剥がしてしまったので明日は大工さんに来てもらい天井の修復作業をしてもらうことにしました。
2007.07.04
夕方4時を過ぎた頃から、ぞくぞくと館生の帰宅が続きます。
「おかえりなさい! N.Mさん」
「ただいま〜」
「試験、まもなくじゃない? それとも、もう、はじまった?」
7月に入って、多くの館生が期末試験シーズンを迎えています。
でも本格化するのは中旬以降。
「ちょこちょことです。今日も試験勉強するんで、この時間に帰ってきたんです」
「ちょっとだけ休憩を、なんて考えたらダメだよ」
「そうなんです。この前、5分だけ休むつもりが気付いたら朝だったんです」
お部屋で一人きり・・・・・・の勉強スタイルは危険が一杯。よほど強い意志がないとだめです。
「試験勉強か。じゃ、気分は今日の天気みたいに晴れないね」
「そうなんです」
「眠くなりそうだったらパソコンルームで勉強したらいいよ」
「はい。そうします」
ある館生のお母様がお仕事で海外出張されていました。めずらしい東欧方面です。
すでに無事に帰国されていることは館生から聞いていましたが、今日、ヤツガレあてに出張先からのお土産が届きました。写真
コサック人形です。変わった人形で、写真にあるようにタバコをくわえています。
長さ2センチ、太さ1ミリほどのタバコが二十本ほど同梱されています。このタバコを人形にくわえさせ火をつけるとプカプカと、さも美味そうに吸うではありませんか。
なんとも可愛いコサック人形です。とても気に入りました。
お仕事での出張で忙しいにもかかわらず、買い物まで・・・・・。お手数をおかけし、はなはだ恐縮しております。ヤツガレなどまでにお気遣いくださり、ありがとうございます。今後はご無用に。
そういえば、ある館生、すでに試験後の夏休みに行く、海外旅行の計画をたてていました。
「えっ。もう考えているの? どこに行くの?」
「韓国です。国内旅行より安いですから」
「お友達と?」
「韓国にお友達が沢山いるんです。友達の家に泊まらせてもらうんです」
いいですね。うらやましいですね。別の館生も、たしか韓国旅行を考えていました。
世の中、間違いなくグローバリゼーション化が進んでいるんですね。