東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

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ドミトリーほり 館長ブログ

空室清掃最終日

2011.03.26

空室清掃最終日です。

今シーズンの空室清掃は全部で11室。最終日の今日の作業は3室でしたが、夕方4時までかかりました。お疲れさまでした。また来シーズンもよろしく。

 

ヤツガレの今日の作業、二つのお部屋の照明器具を交換しました。

家内は清掃会社さんの作業が終わったあと、細かいところのメンテナンスとしてレースカーテンの取りつけやユニットバス・トイレ、靴箱の消毒、デスクマットの汚れ落としなど清掃会社さんでは手が回らない個所にかかっていました。

この作業、まだまだ続きます。

清掃とは別に月曜日には家具や冷蔵庫の搬入があります。 まだ入館準備作業が続きます。  

モノ不足が解消されつつあるとはいえ、水、乾電池、使い捨てカイロなどはまったく店頭にありません。そんな貴重な品物、水が先日に、そして今日は乾電池とカイロが遠方より送られてきました。びっくりしました。万一に備えて大事にストックしておきます。ありがとうございました。

 


学生会館暮らしの始まり

2011.03.25

 引っ越しはダンボール箱5個                             やはり良いものです。

さぁ学生会館一人暮らしのスタートです。

今シーズン引越し入館第一号は新入館生のS.Mさん。一人で引越しです。

到着後すぐにお部屋に案内。

 「いまの心境は?」

 「ドキドキ、ワクワクです」

荷物を整理してそのあと入館オリエンテーション。

そのあとすぐにお買い物に。

 「なにを買ってきたの?」

 「シャンプーとかです」

そして夕方、またまたお買いもの。

 「今度は何を買ってきたの?」

 「ローソンで夕食を買ってきました・・・」

当館に来る前には銀行で口座開設手続きも。積極的で行動的なS.Mさん。なにより表情がとても明るく、楽しそうです。こういう時の一人での経験は将来にとても役立ちます。

 

夕方、先日退館したばかりの館生I.Yさんがご両親と一緒に来館。

今日は卒業式でした。略式、学部単位の式だったそうです。

安田講堂ではないのが少しさみしいような気がしますが、例年のそれとは異なる社会環境で迎えた卒業式。永く思い出に残る式だったことでしょう。きっと後々振り返ると日本復興のスタートの年の卒業式になっているはずです。

ご卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 


笑顔とバラ

2011.03.24

                   

震災のあった翌日、スペイン一人旅に出かけた館生が無事に戻ってきました。

ニコニコした笑顔を見た瞬間、沈みがちな気持ちが一瞬晴れました。

やはり笑顔が一番。元気になります。

その館生、帰館してすぐに洗濯し、ほんの二時間ほどで郷里、和歌山に帰って行きました。

パワーありますね。若さですね。

 

今日でクロス屋さんの仕事は一旦終了。

若干追加でお願いした補修などがあり、これは別途月曜日に追加工事を行うので完全に終わったわけではありませんが、まぁ一区切りがつきました。

今シーズンのクロス張替などお部屋の模様替えを行ったお部屋は4部屋でした。

クロス屋さんは終わったのですが、まだクリーニング業者さんの仕事は今週土曜まで続きます。

それに家具、冷蔵庫の搬入があります。

まだしばらく館内のゴチャゴチャした様相は続きそうです。

 こんな情勢です。あえて花を写真に収めました。

 


卒業式

2011.03.23

                     

室内なのにダウンのコートを着てこのブログを書いています。

今日は冷えました。1630頃にみぞれまじりの雨が降りました。

新しい館生を待つ211号室に行き、ベランダから隣家のサクラの木を撮りました。

ミゾレまじりの雨の中、サクラには芽が吹いています。サクラの開花もすぐそこに

 

この寒さ、被災地のみなさんには言葉にできないほどの苦しみでしょう。

やりきれない思いです。このくらいの寒さ、自宅で過ごせることを思えば何でもありません。

 

夕方、先日引越しされた館生K.Mさんが来館されました。

引越しはお母様がすべてを行い、ご本人は郷里で疎開中でした。

今日は卒業式ということで上京。卒業式は規模を縮小して行われたものの、朝一番で飛行機で上京、そのままデパートの貸衣装で袴姿に。次に大学の近くの美容院にいき髪をセット。

そして卒業式に臨み、あわただしく当館に挨拶にこられ、すぐにこのあとサークルの送別会に参加し、最終便の飛行機で郷里に帰るのだそうです。

K.Mさんは当館の歴史において一二を争う正義正しさを身に付けたお嬢さんでした。

そのふるまいは最後までキチンと見せてくれました。さすがです。

こんどはゆっくり遊びに来てくださいね。


空室メンテ

2011.03.22

 息の合った二人

退館して空室となったお部屋のクリーニングが佳境に入っています。

今日は天井の下地づくりで工務店さんと大工さんの2人。クロス屋さんも2人。そしてハウスクリーニング屋さんも2人。館内の廊下には、いろいろな道具が置いてあります。

新入館生の受け入れ準備、着々と進んでいます。

 

今日、郷里に疎開していた館生が帰館してきました。

実家は栃木県。今回の震災でお家の石の蔵や塀が倒壊してしまったそうです。

おまけに片づけの最中にお母様が足を痛めてしまったとのこと。御見舞申し上げます。

  「どうして帰ってきたの?」

ヤツガレの本心は帰ってきてくれたのが嬉しいのですが・・・・

  「バイトです」

  「招集がかかったというわけね」

  「はい」


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