ピンホール修理
2013.04.30
前半の連休が終わり、今日から三日間は通常モードです。
大半の館生が今日はいつもどおりの授業があります。
でもお休みになる大学もあります。
そんな大学に通う新入館生、今日から帰省します。
「いってらっしゃーい。気を付けて・・、お家の人によろしくネ」
久しぶりの銅管ピンホール。
まるで待ってました! みたいですが、それはやはり困りものです。
場所はボイラー室の天井配管です。
配管の保温材がビショビショ。床が濡れています。
配管の保温材を剥がして穴が空いている箇所を探します。
これが大変で、前回は垂直の銅管の一番下端から保温材を剥がしていって、結局ピンホール箇所があったのは一番上端でした。無駄に保温材を剥がしたことになります。
今回はラッキーなことに(?)それほど保温材を剥がさずに発見できました。
このピンホール、以前は業者さんを呼んで、バルブを閉めて、銅管内を乾燥させてからハンダ付けで直しました。
この場合、バルブが完全に閉まらないと作業ができません。
微量の水分が残っていてもハンダは乗りません。
バルブを完全に閉めることが必要なのですが、バルブを完全に閉めるのは結構難しい。
こんな悩みを一挙に解決してくれるのが圧着ソケットです。
構造は簡単、鋳物製の外枠の内部に厚いゴムが巻かれていて、配管に取り付けネジで締め付けてモレを止めるものです。きわめて簡単、素人でも治せます。
もちろん今回もこの方法で修理。