2020.04.11
とうとう緊急事態宣言が発出されました。COVID-19ウイルス感染リスクは想像以上に高く、医療崩壊はもはや現実のもののようです。
館内で万一、体調を崩した館生が出たとしても看病も救助もできません、自室で療養するしか手がない状況です。厳しいかもしれませんが館生には外出を禁止させてもらっています。
昼過ぎ、館内からオーボエが奏でる心地よい音色が聞こえてきます。
流行歌以外の音楽に興味なく、なんの曲なのかはわかりませんが、その音は気持ちを優しくしてくれています。
館内の居残り組は10名、狭い自室で過ごしている者にとって今日の音は明らかに安らぎを与えてくれるものです。思わず部屋をノックして写真を撮らせてもらいました。
午前中、墓参りに行ってきました。
クルマで出かけました。やはりコロナ感染が怖いので電車はやめました。
サクラの季節は過ぎてしまいましたが、新緑の青もみじが眩しいほどでした。
2020.04.09
現在、当館は館生に外出の自粛をお願いしています。
自粛ですから中には様々な理由で出かける人もいます。もちろんみな近場です。
「ちょっと本屋さんに行ってきます」
「食料品を買いに行ってきます」
「カフェラテが飲みたくなったので・・・」
「気分転換でそこらへん散歩してきます」
本心としては外出はやめてほしいのですが、部屋に閉じ込めておくこともムリかなと思う一面もあります。
ところが今日になったら誰一人外出しなくなりました。
やはり感染リスクが日増しに強まってきていること、自身の行動に対する自覚が出て来てくれたようです。
外出できないということで、必要な食糧やトイレットペーパーなどの雑貨などを実家から送ってもらう人。近くのスーパーのネット注文を活用して配達サービスを受ける人、AMAZONやアスクルなどのネット通販を利用するなど、それぞれに知恵を絞ってくれています。なんとしてもしばらくは外出をやめてもらいたいと強く希望します。
とはいえ、狭い部屋の中でのパソコンのネット授業では心が萎えてきてしまいます。
そこは“ドミほり”は学生会館、寮ですから、同じような境遇の人の集まり、ときどきパソコンルームにきてお喋りしたり、気の合う人とテレビをみたりして過ごせます。
微力ながら、これまでに家内お手製のコロッケや、館長得意料理の塩ブタなどを希望する館生にお分けしたりして、気分転換に役立つよう努めております。
それにしてもこういう状況下でアパートの一人暮らしだと大変だろうなと同情いたします。
2020.04.07
フルムーンです。
そして羽田飛行場への新着陸航路で着陸を試みる飛行機です。
コロナ騒動のおかげで羽田への飛行機がめっきり少なくなりました。
当館屋上から。
2020.04.06
ほんの数日だけのつもりの疎開が想定外の長期戦に。
ということで母とマイカーで荷物を取に来た館生がいます。
そうです冷蔵庫の中には、腐りそうなもの、賞味期限が切れそうなものがけっこうあります。
新入館生のOさん、元来性格が楽天的なのでしょう。
こんな状況を不安がらずにドミほり暮らしをエンジョイしています。
これまでまったくの料理経験なし。それが何もすることないからと色々と料理に挑戦。
「料理って面白いです!」
今夜はマーボナスだそうです。なんだかえらく料理上手になってきています。
進学先の大学ではフランス文学専攻だったのですがフランス料理に進路変更するとい言い出すのではヒヤヒヤしています。
2020.04.05
今日現在、ドミほり残留組は11名。
半数以上の館生が帰省、いずれも帰館日は未定のまま。
ドミほり居残り組には可哀そうですが外出を自粛(強制?)してもらっています。
全員自室での巣ごもり生活です。情緒不安定に陥るのではと少し心配な面もあります。
そんな中、新入館生Oさん“チジミ”を作りました。
もちろん味見をさせてもらいました。
香ばしい匂い、しっとりとした歯触りその味もとてもGOOD!
彼女、高校時代の料理経験はゼロ。
お友達と食べに行った韓国料理を再現しようと、キットを買って自作することに。
本当のところは外食に行きたかったのですが外出不可なので自作に挑戦。
彼女、コロナ騒動のおかげでほぼ毎日、なにかしらの料理を作っているとのこと。
「すごく楽しいです」と明るい笑顔で答えてくれました。