立ち上がれニッポン!
2011.03.19
今シーズンの退館引越しが終盤に入りました。
今日引越し退館されたのはM.Mさん。
今朝、お母さまが来館、2人で最後の荷造り。そして午後1時すぎ赤帽さんのトラックに積み込み開始。要領よくまとめられたダンボールで即、積み込み完了。
さぁ、希望に満ちた本格的一人暮らしのスタートです。
ちょっとでも昔に戻りたいと思ったらドミほりに遊びに来てください。
明日の最後の退館引越しは三名。退館が終わると、内装工事、室内清掃、家具搬入、そして入館引越しが始まります。ドミほりの一番忙しい月です。
あいつぐ館生の疎開で、館内は静寂そのもの。おまけに節電で館内は薄暗くなっています。そんな中、疎開していた館生K.Sさんが戻ってきました。
「どうしたの?」
「バイト先から呼び出されて・・・」
小売店を正常に機能させることはとても大事です。それぞれ与えられた役割に責任を持つことがいま一番大事。いまこの瞬間にも、東京電力の社員、自衛官、消防隊員、警察官たちが命をかけて闘っています。持ち場での役割を果たす、そんな人たちがたくさんいます。
海外では、日本が行っている計画的停電は、おおよそ信じられないことのようです。
暴徒もなく、略奪もなく、粛々と従う民衆の姿に驚いているようです。
そして繁華街の自主的節電も。
疎開している館生とそのご家族から、たくさんのメールをいただいております。
「飲料水が手配できます。送りましょうか?」
「電池や米などは足りていますか? 何が必要か言って下さい。こちらで手配します」
本当にほんとうにありがとうございます。お気持ちだけで十分です。
あの地震は、序章でもっと大きな地震がやってくるのでは・・・・。
原子炉の崩壊が進み放射線被害が拡大するのでは・・・・・。
あらゆる生活物資が消えてしまうのでは・・・・。
こんな根拠のない不安も、徐々に消えてきています。
夕方、欠損した部品を補充するために東急ハンズに行きました。
そこでみた渋谷は、灯りは消えていますが、街には若いエネルギーが満ちていました。
一週間前の悪夢はなかったように。これなら心配はいりません。かならず立ち上がります。
さぁ、みんなそれぞれの持ち場に戻りましょう。
落ち込んでばかりいては暗くなるばかり。
制約だらけですが、それでも前に進みましょう。
あたらしくドミほり入館する新入生のみなさんへ。
携帯電話番号と携帯メールアドレスを館長あてにメール連絡してください。
館長のメールアドレスは info@domhori.com です。