灯油
2013.02.07
買い置きが無くなってきたので、石油ストーブ用の灯油を買いに行くことに。
石油ストーブは、3.11の震災が起こった年の夏に購入しました。
当時騒がれていた電力事情逼迫に対処するためです。
これまで灯油は、クルマで10分ほどの距離にある環状七号線沿いのガソリンスタンドで購入していました。
ところがこのスタンド、例の2013年3月末対応、つまり貯蔵タンクの改修工事のため休業中です。
やむをえません。他のガソリンスタンドから調達しなければなりません。
近くに灯油を売るスタンドはあることはあるのですが、幹線道路から離れ、住宅街にあり、おまけに24時間営業のスタンドのためかなり割高です。
灯油を出前を販売する燃料店を見つけて電話したのですが、“いまの得意先で手いっぱい、あたらしい先にはとても回りきれないので新規は受け付けていない”とムベもありません。
主要幹線道路沿いのスタンドなら安く買えるだろうと、環状7号沿いを中心に探しました。
ところが、多くのスタンドが消えていることに気づきました。
巷間言われているガソリンスタンド廃業ラッシュに見舞われたのです。
スタンドを見つけてもセルフ方式などのため灯油は売っていません。
ぐるぐる回って結局、近くの高い価格の灯油を買うはめに。
クルマの燃費がどんどん良くなり、やがて電気自動車の時代が視野に入りつつあるだけにクルマを取り巻く環境は大きく変化しつつあるようです。
産業構造改革は案外身近なところで起こっていることに気づきました。