学生会館の効用
2013.06.05
駒場キャンパスにて
六月に入り、今年の新入館生たちにも落ち着きがみられるようになってきました。
4月から始まった大学、寮での一人暮らしも早二か月がたちました。
夕方、ある新入館生が帰館したところでインタビューしてみました。
「おかえりなさーい。ドミほり生活や大学生活、慣れた?」
「はい。大丈夫です」
「大学に入る前に想像していた生活と現実の姿になにかギャップを感じることある?」
「こんなに忙しいとは思いませんでした・・・・」
入学手続き、入学式、クラス編成など目まぐるしく過ぎた4月。
サークルや部活への体験入部や新歓、後半には学園祭と慌ただしい日々の5月。
ようやく普通の大学生活に入ったこの6月です。
イベントも終わり今は平時モードですが、それでもやることはたくさんあります。
いっぺんにいくつもの課題を同時に片づけていかなければなりません。
「大丈夫だよ。すぐに慣れるよ。マルチタスクが普通になるよ」
新しい生活、困ったこと悩ましいことなど先輩に相談できる環境ほど頼れるものはありません。その点、寮生活でのメリットはとても大きいものがあります。
同じ大学の先輩であれば単位取得の難易度などを教えてもらえます。
先輩から不要になった教科書を分けてもらったりすることも。
大学が違う友達とは、クラス内では言えないことや恋愛相談もできます。
バイト先の紹介をうけたり、買い物も共同買いでシエアしたりもできます。
なによりいろいろな会話をすることで人間力が鍛えられます。
社会適応力もいち早く身に付きます。
寮生活よりプライバシーが守れる学生会館にはそれなりに良い点も多いのです。