栗ひろい
2006.09.26
館生H.Tさんから“しぶかわ煮”をいただきました。
先日、栗ひろいに出かけ、帰館されたとき沢山の栗を持ち帰ったのです。
「このあいだの栗、渋皮煮にしました。召し上がってください」
見ると美味しそう。ご覧の通り、ちゃんと出来ています。こんな言い方すると、
“あたりまえです。バカにしないでください!”と怒られそうです。ゴメンなさい。
「えっ、ワインで煮たの?」
「いえ、砂糖で煮ました」
そうだろうな・・・、館生のお部屋にアルコール類は似合わないし。
味覚の秋堪能ということで、さっそく渋皮煮をいただきました。H.Tさん、ごちそうさまでした。
とても美味しかった。味付けも本格的です。
そういえば・・・・、栗拾いなんてもう何十年も昔に行ったきりです。遠い記憶の中に、あの痛いイガイガを避け、靴で剥いて拾い集める光景が浮かんできました。やがて記憶は、枯れ葉を集めての焚き火、その焚き火にサツマイモを入れている情景が浮かんできました。
広場を赤く染める夕焼け、そこには妹を背中におんぶした女の子がいたりして・・・・・。
栗拾ひ ねんねんころり 云いながら (小林一茶)
おっと待った! こんなシーン、映画? いや漫画? ヤツガレの実体験と本か映画、昔のテレビのホームドラマでみた疑似体験が混同している。記憶なんていい加減ですね。それとも認知症の初期段階なのでしょうか。