東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

雨のち晴れ

2007.05.15

昼少し前、遠くで雷鳴が轟いていました。
だんだんに近づいてきて、それから30分もしないうちに雨が降り出してきました。

家内は手が離せず、やむなくヤツガレ急いで、屋上のもの干し場に駆け上がりました。
案の定、洗濯物が干してあります。
急ぎ、洗濯物の移動を始めると、そこへ館生Y.Mさんも、慌てて取り込みに・・・・・・。
雨はしだいに強くなってきました。Y.Mさんの手を借りたおかげで、どうにか屋上の洗濯物全部を取り込むことができました。
移動した洗濯物を干し直していると、そこへ別の館生がおっとりがたなで登場・・・・・・。
「あぁ・・・・、これ私のです」
その館生、ヤツガレの干した洗濯物を直しながら・・・・
「また洗濯バサミが無くなっちゃった・・・・・・」とつぶやきました。これを聞いてヤツガレ
「慌ててやったから、たぶん上にあると思うよ・・・・・・・」
  
   しばらくして二人になって、ヤツガレ彼女に小さな苦言を・・・・・
      「さっき、○○さんに手伝ってもらったので、御礼を言ったほうがよかったのに・・・・」
      「・・・・・・・・・・・」

 館生たちにはさまざまな個性があります。
協調的な性格、謙虚さがオモテに出て、誰に対しても友好的。このような館生のアイサツはやや受身的。
行動的な人もいます。素早い行動、ハッキリした物言いが得意。アイサツも、ものおじせず積極果敢、主導的に行います。
別の個性もあります。理論派とでもいいましょうか、控えめながら何事にも徹底して取り組むことを好むタイプで、分析的、理論的。こういう人の挨拶は、あまり自分をオモテに出さないので反応希薄とみられがち。でも実は相手からのアイサツを待っています。
最後は、特に個性が強い人たちです。社交性があって若々しく、機転が利き如才ないタイプの館生です。アサイツも主導的ですし、大きな声が特徴的です。

いろいろな個性があります。異なる個性に触れることはとても素晴らしいことです。触発されることも多い、同質化された集団なんて気持ちが悪い。違う個性に触れ、良い点を取り入れることでさらなる成長があるに決まっています。これも学生会館のメリットです。

さて、午後3時になると空はスカッと晴れ渡りました。さっきの雨はどこかに行ってしまったようです。
雨があるから晴れたときの喜びが大きい。


代官山そして母の日

2007.05.13

母の日です。
昨日のこと、ある新入館生から・・・・・
  「明日、代官山に行きたいんですけど・・・・・」と
  「いいですよ。じゃツアー、明日朝10時半に玄関で・・・・」 ヤツガレ、道案内することに。
他にも参加者いるかも知れない、ということで全館生あてにメールで募集。
そして今朝、10時半に集ったのは、残念ながら申し出た本人だけ。ちょっとザンネン。
どうやら他の館生には予定があるようです。直前の計画ですからムリがあったかも。

そして二人で代官山に行きました。途中途中、いろいろなお店に入ってなにか物色している様子。そして、あるインテリア関係のお店に入ったとき、その新入館生、ある品物に釘付け状態。しばらく考えた末、購入を決意。それは「母の日」のプレゼントでした。どうやら代官山は、母の日のプレゼントを探すのが目的だったようです。気に入ったモノが見つかってよかった。

これに触発されたヤツガレ、急に「このまま渋谷まで歩こう」と、渋谷経由で帰ることに。
ヤツガレも母へのプレゼントとして好物なTOPSのケーキを購入するためでした。

帰路、高級住宅街として知られる松涛を歩いているとき、その新入館生が突然
  「ここ松涛中学ですよね」
  「えっ、そうだけど・・・・・。なんで?」とヤツガレが聞くと
  「この中学、母が通っていた学校なんです。母の撮ったビデオに映っていました」
  「あっそうなんだ」
  「この景色、ビデオで見たとおりです」
離れて思う母への想い、そんな一日の小さな散歩でした。

新入館生M.Sさんは、タイのお友達に会いに代々木公園で催されているタイ・フェスティバルに。同じく新入館生のT.Hさん、F.Rさん、S.Mさん、I.Yさん、T.Aさんたちは新歓フェスタのためお台場へ。みなさん、それぞれに一日を楽しく過ごされたようです。
そして、二年生のS.Mさんは一日中お部屋で課題に取り組んでいました。

元館生からメールをいただきました。1996年4月から1999年3月まで当館に住まわれた館生OGの佐藤さんからです。現在は都内品川の大企業にお勤め。代々木上原が懐かしくなり、なにげなくホームページを見ていたらドミトリーほりのサイトを見つけたそうです。
このようなメールを頂くと、とてもハッピーな気持ちになります。
卒館生のみなさん、ちょっと気分転換したくなったとき、すこし昔を思い出したくなったとき、いつでもドミほりに遊びに来てくださいね。



天気晴朗ナレドモ浪高シ

2007.05.11


一日中、強風でした。ふっと、「天気晴朗ナレドモ浪高シ」の言葉を思い出しました。
左の写真は、若い二人の口論と思いきや、違います、漫才の稽古中なのです。きっと、世の中で認められたい一心での練習なのでしょう。ガンバレ、と思わず心の中で叫んでしまいました。
少し歩くと、聞いたことある音色が。音のする方向へ歩を進めると、なんとめずらしいバグパイプではありませんか。こちらも一生懸命に練習に励む二人です。写真左
 両方とも代々木公園でみた光景です。

夕方、館生の帰宅が相次ぎます。
帰館する館生に聞いてみました。
 「あなたにとって今日はどんな一日でした?」

新入館生T.Kさん 「久しぶりに、琴が弾けたので楽しかった」
三年生のN.Yさん 「えぇ・・・・、とくに何も・・・」と、でも素敵な笑顔を見せてくれました。
新入館生F.Rさん 「楽しかった。クラスの仲良し10名ぐらいの自主的な勉強会が・・・」
二年生のS.Kさん 「普通です・・・・・」。ヤツガレ「・・・・・・・・」
三年生のM.Mさん 「荷物が重かった・・・。いつものことなんですけどね・・・」
新入館生、やや小柄な体躯のM.Sさん 「突風の中、歩いたので疲れました・・・」。たしかに。
二年生のH.Tさん 「授業はシンドかったけど、空き時間に本が読めたので、そこそこでした」
新入館生のT.Aさん 「普通に楽しかった・・・・」と、ニッコリ。
三年生のY.Nさんは、一日中お部屋にいました。 「今日はダラダラしてました。筋肉痛で」
彼女はここ連日、テニスの試合に臨んでいたのでした。

今日も、女子学生会館ドミトリーほりは平穏無事の一日、「天気晴朗ナレド風強シ」でした。そしてその強風は薫風でした。

週末です。友達のところに遊びにいって、今日は外泊となる館生がいる一方、友達がドミほりに泊まりに着ている館生もいます。

ある新入館生、昨夜は友達の家に外泊でした。帰館されたときに聞いてみました。
 「お友達の家って、学生会館?」
 「いえ、普通のマンションです」
 「一人暮らしなんだ・・・・・。羨ましいでしょう?」
 「いえ、彼女、寂しいと言っています」
そういえば彼女、入館して一月強なのにドミほりには沢山友達を作っています。すっかりドミほり生活になじんでいます。


卒館生からのメール

2007.05.10


今年一番の暑さだそうです。
左の写真は、館生K.Fさんの登校時のスナップです。写真の雰囲気からも汲み取れると思いますが。彼女は常に笑顔を絶やさず、それでいて明確な物言い、ファッションは暖かな色調が似合いながらも身だしなみはいつもきちんとしていて、きっとクラスやサークルで一番の人気者にちがいないでしょう。

昼食を済ませて、渋谷、原宿、新宿と歩いてきました。もちろん半そでシャツです。
右の写真は新宿で見た夏の陽射しです。

夜、元館生からメールをいただきました。懐かしいですね。ご主人の転勤でこの4月から奄美大島に引っ越されたそうです。海がとてもキレイ、癒されるそうです。
卒館されても、このブログを読んでくださっているとのこと。ありがとうございます。ヤツガレ、とても嬉しい気持ちで一杯です。
それにしても奄美大島で生活なんて、うらやましいですね。自然に囲まれた中で育ったお子さん、きっと生涯忘れえぬ思い出になるでしょう。ご家族みなさんのご健康をお祈りしています。



お七夜

2007.05.08

素晴らしい天気の一日でした。Tシャツ一枚で十分、初夏の陽気です。
もう、夏がすぐそこまで来ています。ついこの前、春がきたのに、時の流れに驚くばかり。

私事で恐縮ですが、先月末、ヤツガレに初孫が誕生。そして、先日、赤ちゃんが母親とともに産院から我が家にやってきました。ヤツガレ、初めての対面。そこで、すこし遅れましたが、命名の儀ということでお七夜を執り行うことに・・・・・・。
まずは、硯と墨を取り出し、半紙がわりにコピー用紙に、決めたばかりの名前を書くことに。いざ筆を持ってはみたものの、毛筆はうん十年ぶり。何度も何度も書き直し、そのうち持病のギックリ腰が痛みだし、もうこのへんでいいやと諦めて、できあがり。
息子夫婦と赤ちゃん、そして命名の半紙を背景に記念写真を撮り、家族全員でうな重を食べて儀式は終わり。じつに簡単至極。

息子夫婦が帰ったあと、家内が昔の写真を取り出してきました。セピア色のその写真、一見するとヤツガレの父を中心に座敷での宴会スナップ。しかし、よくよく見ると、座敷の鴨居から命名の半紙がさがっています。それは30余年前のヤツガレの息子誕生時のお七夜の様子でした。半紙がなければただの宴会。当時建設会社をやっていた父は、大勢の部下を集めお七夜を祝ったようです。よほど嬉しかったのか、ただ仕事仲間で一杯やりたかったのか、いまとなってはさだかではありません。

   連休が明けて、授業も本格化。帰省先で風邪を患った館生もいました。例年のことながら、連休明けは体調を崩す館生が多くなります。
館生の個性はいろいろです。一人暮らしの寂しさに不安が重なり、気弱に・・・・・・
「すみません。ちょっと熱があるみたいなんです」と、甘えてくる新入館生がいる一方で
  もしかしてと思い、こちらから
    「どこか具合悪いの?」と聞いてはじめて
「ちょっと風邪気味かも。でも大丈夫です。今夜は早めに寝ますから」と、すっかり自立している入館二年目の館生。そして、早々と郷里から帰館する三年生の館生は・・・・・
    「実家より、ドミほりのほうが落ち着くんです」と。

   大学生活を親元から離れ、一人で暮らす館生たち。ほんの一二年の間に、どんどんと大人になっていく姿を見るにつけ、またまた時の流れを気付かされます。あらためて、時の経過、世代がわりを痛感。ヤツガレも歳をとったナと感慨深いものがあります。そういえば、今年入った館生の中には平成生まれがいました。時間はとまることなく流れています。



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