彼岸花三様
2012.09.27
彼岸花です。
暑さ寒さも彼岸までのとおり、この花には秋を感じます。
その季節に約束ごとのように咲く彼岸花、別名、曼珠沙華。
曼珠沙華は天上の花、めでたいことの予兆だそうです。
彼岸とは、仏教の言葉で煩悩を脱した世界のことを指すのだそうです。
悟りの世界とか天上の花とか、なにやら現世を超越した花が彼岸花のようです。
季節季節、その時がくればそれぞれの花が咲きます。
とはいえ全ての花が開花するわけではありません・
念願の開花にいたらず、途中で挫折し、枯れた花もあったでしょう。
開花した花は、じっと耐え、来るべくその時に備えていたからに違いありません。
やがて来る春の季節に備え、いまの時期じっと耐えているのが桜です。
悲願のサクラ、その時、見事に咲かせるため、苦しい今があるのかも。
この時期に咲く彼岸花、本当は悲願花なのかも。
朝10時、館生Nさんがインド旅行を終え無事に帰館しました。
「どうだった? 楽しかった?」
「楽しかったです。人の多さにビックリ。それに露店でモノを買ってゴミはどうしたらいいかと聞いたら、お店の人いわく、“ここはインドだ、そこらに捨てればいい”と、これには驚きました」と。