渋谷?
2015.03.30
今シーズン12名の新入館生のうち入館引越されたのは9名。
残り3名ですが、9名の新入館生たちの東京での生活が始まりました。
近くのスーパーへ入館同期仲間と一緒に買い物に行く人。
大学のガイダンスに参加する人。
高校や予備校が主催する受験合格者だけの集まりに出席する人。
まだご両親の庇護のもと本格的一人暮らしへの離陸準備の人。
それぞれに新生活がスタートしています。
高校の友人たちとは離れていてもlineやfacebookでつながっています。
昔と大違いです。
遠距離ですが写真や動画での近況報告がきわめて容易、かつこまめにできます。
「いよいよ東京での生活が始まった! 私の部屋はこんな感じ」
「東京のどこに住んだの?」
こんなやりとりが続きます。
ただ住まいの場所を伝えるには少しばかり思案が必要です。
“渋谷”とだけ伝えると、“あのスクランブル交差点の渋谷?”となります。
この場合、学生の身には適さないところに住んだと思われている可能性があります。
これが大学のクラス仲間の会話など相手が東京に明るい人の場合は事情が異なります。
渋谷と答えたのでは範囲が広すぎます。
“上原に住んでいます”
“えっ代々木上原?”
こんなリアクションが返ってきます。
この場合のニュアンスとしては“学生の身なのに・・・”という感じになります。
つまりどちらにせよ、“そんなところに住んで大丈夫なの”と疑問形が返ってくるのです。
そしてしばらくたつと説明が面倒になり、“駒場キャンパスのすぐそば”となってしまうのです。これも生活の知恵なのかもしれません。