東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

試験と料理

2019.01.22


館生の“一人ごはん”、今回の料理は「肉みそ」です。
材料は、ひき肉、ニラ、ネギ、シイタケ、生姜、ニンニクそして赤みそと日本酒。
ちょっと濃い味にしてあります。白いご飯に乗せていただくと、もう何杯でもいけると。
試験中です。試験勉強に集中しています。
だからこその料理だそうです。
頭脳のリセットに役立ちます。

彼女からセンター試験を終えたばかりの後輩受験生へのアドバイス。
「とにかく健康管理が大事。二次試験に備えて体調管理をしっかりすること」


センター試験を終えて

2019.01.21


受験生のみなさん、センター試験、二日間お疲れ様でした。
センター試験が終われば次は約一か月後の二次試験です。
ここからが勝負です。一直線に突き進んでください。


学生会館のメリット

2019.01.18

よく見ると桜が開花準備に入っていました。


東京で一人暮らしをと考えるときに悩むのが住まい。
寮や学生マンションなどいろいろある中で、孤住と集住の中間にあたる学生会館。
学生会館の良い点は、設備・管理面などでセキュリティー対策がしっかりしていること。さらに家具や冷蔵庫が部屋に用意されているので初期費用が安く済む。
当館は館全体を見守る監視カメラや赤外線センサー、外トビラ、内トビラに設けられた暗証番号ロック、そして管理人兼オーナーによる24時間管理体制となっています。

次の利点は、他大生との交流が得られることです。大学が違うことでかえって深い絆で結ばれるケースをしばしば見てきています。在館時、卒業卒館後さらには結婚後も、永い付き合いをしている元館生たちを知っています。
会館内での付き合い方は、友達が多く作れる反面、あまり他人とは積極的にかかわりたくないという性格の人にはストレスに感じるかもしれません。でも肯定的に考えると、価値観や置かれた立場の違う人達と混じり、対話していくことで、譲歩や妥協の技術が身に着き、「うまくやっていく」能力が磨かれるのです。学生会館での経験が社会に出て役立つのです。
当ドミほりの場合、毎年4月に新入館生へのウエルカムパーティーを開催。ここで気の合った友達ができれば、お互いに部屋を行き来したり、それぞれの手作りの料理を持ち寄ったりでする楽しさが加わります。館内のLINEで情報交換し、数名でディズニーランドに行ったり、花火大会にいったり、さらには授業の選択科目について先輩や同期組と相談したりしている光景をよく目にします。

次にプライバシーの確保に懸念がと思う人がいるかもしれません。当館の場合バス・トイレ、キッチンはそれぞれのお部屋に設置されているので完全にプライバシーは守られています。

そして最後に門限です。門限があるので自由が縛られると思うかもしれませんが、これも逆に門限があるから自身の生活のリズムが保持できるのです。あまり有益でない飲み会、つきあいを断る理由になるのです。その時間は本分である勉強に回せるのです。


大丈夫!

2019.01.16


入院中のこと
隣に新しい患者がストレッチャーで運ばれてきました。
本人はまだ麻酔から目覚めていません。

付き添いは娘さんのようです。
その娘さん、看護師さんに・・・・
「あの、いた方が良いでしょうか」
「今日は点滴だけですから・・・」
「では少し様子みて・・・・、ちょっと・・・・」
「なにかあればナースコールで呼んでください」
この会話、なんとなくのことはわかるのですが、どうも正確な意味が伝わりません。
まさに隔靴掻痒の感ありです。
状況からして、私なりに上記の会話を意訳すると。
「ワタシ、ずっと付き添っていなければならないでしょうか」
「今日は休日なので、治療は休み明けに・・・・。今日は点滴だけですから・・・」
「では、しばらくして・・・様子見て帰ります」
「もし他になにかあればナースコールで看護師を呼んでください」

このごろの会話、意図的に曖昧な表現を用いることが多いようです。言外の意味を察しなさいとばかりに。なにかを尋ねると「大丈夫です」と返事が返ってくることをよく経験します。
意味するところは「いえ、結構です」のようです。
“結構です”とハッキリ言うと相手に傷つける、心証を悪くするという感覚のようです。
似たようなことで、“上司にそこまで言わせるな”たいがいに察しろ、ということもあります。そこに共通するのは白黒はっきりさせない文化があることでしょうか。
“和を以て貴しとなす”を優先させるからなのでしょうか。
でもこの“ぼやかし”文化が“忖度”を産む温床なのかもしれません。


管理人

2019.01.15


館内はいくらか緊張の空気が漂っています。それは期末だからです。
4年生は卒論や院試対策、他は期末試験の最中にあるのです。

館長入院中への対応として息子の嫁に応援を頼みました。日常のドミほりの管理業務の一端は、まずはは朝5時半起床、館外周に張り巡らされた赤外線センサーの警報モード解除、監視モニターに表示される異常メッセージの確認、夜通し24時間稼働させている給湯ボイラーを確認してから館内巡回と開錠。もちろん夜11時半にも館内巡回と施錠。
館内巡回には五感をフルに働かせます。異常な匂いや音の有無に注意を払います。
日中は、館生から頼まれる宅配物の発送手続きと代引き荷物の代金預かり。
宅配業者、郵便局からの荷物・郵便物を本人に代わっての受け取り。
館生からのさまざまな問い合わせにも対応します。体調を崩した館生への対応もあります。
もっと大切なのは、門限内に全館生が揃っているかです。未だ帰館していないとなれば電話連絡又はFacebookのMessengerによる安否確認が必要となります。
もし万一、不審者らしき人物と遭遇したときには近くのコンビニや駅まで迎えに行くことになります。まだまだ書き切れないほどの項目があります。これを一人でこなすとなると家事はおろか外出が一切不可能になってしまう。そこで長男の嫁に応援を頼んだのです。

あらためて思うのは他人様のお嬢さんを預かることの大変さです。
最近おこった、ある学生マンションでの女子学生殺人事件を思い起こします。安全であるべき学生専用マンション、もちろん管理人がいるマンションで、なぜ簡単に男子が入館できるのか、夜中に不審な行動が起こりうるのか全く不思議でなりません。
本来の管理業務が果たせていません。
この学生マンションを運営しているのは大手の管理会社です。多くの学生寮や学生会館の運営委託先として知られた存在なのです。
最近、こういう管理会社の「管理人募集」の広告を目にします。企業をリタイヤされた人の再就職先として好まれているようです。その広告ではほとんどが「夜勤なし」をうたっています。こういう条件でないと募集に支障がでるのかもしれません。
でもこれでは本来の管理業務は勤まりません。しょせんカタチだけになりかねません。

そうそう、昨日、前日に来館見学された方から正式な申込をいただきました。
これで残り7室になりました。
当館に決めた理由は「管理体制」とおっしゃっていました。


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