2021.12.17
駒場キャンパス北門が使えるようになりました。
おおよそ二年ぶり、コロナ禍による閉鎖が制限付で解除されたのです。
ドミほり館生にとって朗報です。大回りして正門を利用せざるを得なかったのですから。
北門利用可と言われても一二年生にとっては戸惑うばかり。極論すれば北門の場所すらわからない人もいるほど。
案の定、ある新入館生、三日目にしてようやく北門から入構。北門を入るとラグビー場と野球場の間の桜並木の道を進みます。ここは近所のワンちゃん仲間の散歩コース。
くだんの新入館生、運悪くこの集団に遭遇。そして小さなワンちゃんにチョッカイを出されてしまったのです。飼い主には「大丈夫です」と告げたものの、その場を離れてから足を見ると傷があります。おまけに出血も、いそぎ大学の医務室で診てもらったところたいしたことはないとのこと、化膿止めの軟膏を処方されただけで済みました。
見ると5センチぐらいの細い傷。この館生、北門は鬼門と感じたかもしれません。
今日から帰省するのは新入館生のMさん。
「帰省します。お世話になりました・・、来年もよろしく・・・」
「どうぞいい年をお迎えください。ご両親さまによろしくお伝えくださいね・・・」
とうとう今年もそういう時期になりました。
2021.12.16
帰館してきたある新入館生との会話。
今日はちょっとおしゃれしています。
「おかえりなさーい。今日はどうでしたか?」
「イルミネーション見てきました」
「どこの?」
「六本木!」
「けやき坂?」
「そうです!」
「きれいだったでしょう。表参道のイルミネーションは?」
「見ました!」
「丸の内中通りは?」
「まだみてないです」
表参道のイルミネーションは当館から徒歩で行けます。
ところで東京のイルミネーション人気ランキングを調べてみると
1位 東京ミッドタウン
2位 六本木けやき坂
3位 表参道
4位 丸の内中通り
と順位付けされていました。
2021.12.14
今日の東京は昼前から15時ぐらいまで冷たい雨が降りました。
前日から予想されていたので玄関に
「外は雨、チョー寒いです」と掲示しておきました。
なのに、ある館生はショートパンツとブーツで出かけていきます。“大丈夫かな?”と思ったその時、彼女、すぐに戻ってきました。長いパンツに着替えに帰ったのです。
気温は5度に届かない時もありました。本当に寒いです。
みんな風邪などひかねばいいのですが・・・・。
2021.12.13
今日から駒場キャンパスの入構制限が緩和されました。
当館に近い北門が開いたのです。まだ時間制限付きですが・・・。
さっそく駒場キャンパスに通う館生の帰館時に聞いてみました。
「今日から北門使えるけれど使った?」
最初はHさん
「まだ使っていません。学校に行く用事がないので・・」
外出は年賀状を買いに行っただけでした。
次にGさん
「使ってないです。行は正門で友達と待ち合わせているので、帰りは開門時間をきちんと調べていないので正門から出ました・・」
まだ日常行動として定着できていません。それはそうですね・・。なにせ新入生たちは正門以外知らないのですから。
二年ぶりにキャンパス内に入ってみました。
変わっていないです。やはり大学キャンパスは良いです、開放感も、目的を一にする人たちの波動も、キャンパスを包む自由な、この空気感はネットでは絶対に得られません。
2021.12.12
館生たちが帰館してくるときに何かしら声をかけるよう努めています。
そんな中でのある館生帰館時の会話から
「おかえりなさーい。あれっ、なんかスリムになった?」
「うれしい! 体質改善しようと思ってオニギリとみそ汁だけの質素な食事を続けているんです、いやーうれしいな・・・」
メッチャ喜んでいます。でも、ちょっと心配になります。この先、彼女の体調に変化がなければと願ってしまいます。
別の館生との会話から
「おかえりなさーい、バイト慣れた?」
「慣れました、でもお酒の種類や名前が覚えられなくて・・・・」
なるほどです。ついこの前まで高校生、まだ十代の乙女なのです。
お酒に疎くてあたりまえです。
自分が居酒屋に行ったとします。そこでの会話は実に奇妙なものです
“ムギにしようか芋にしようか・・・”
“お湯かな、いや今夜はロックで”
いい加減にしろ! 自分に喝です。相手に応じた会話をしなければ。
バイト続きでもう一つエピソードを。
夜22時に帰館してきた館生、彼女も飲食店でバイト中です。
「おかえりなさい。バイト?」
「そうです」
「まかない出るの?」
「出るんですけど、時々しか食べないです」
「なんで?」
「太るから・・・。どんぶりとか天ぷらとかなので・・・」
乙女たちの最大の悩みは肥満にあるようです。