東京都渋谷区・代々木上原の女子学生寮

女子学生会館ドミトリーほり

03-3467-6809(受付時間:平日9:00~20:00)

ドミトリーほり 館長ブログ

御礼

2011.03.13

                

館生の親御さんから、また館生OGからお見舞いのメールをたくさんいただきました。

この場を借りてみなさまに厚く御礼申し上げます。

 

当館には地震の影響がまったくないと思っていましたが、あるお部屋のユニットバスの床面下の配管から漏水していることが分かりました。詳しい原因はまだわかりませんが、やはり今回の地震が引き金になっているようです。

昨夜遅く、専門家に来てもらい、検分の結果、一両日中に修理することに。

 

そして今日も引越し退館がありました。

館生T.Sさんです。T.Sさんの礼儀正しさは他の館生にも評判でした。

現在、就活中のT.Sさん、大丈夫、きっと希望の就職先に行けますよ。

ドミほりにはいつでも遊びに来てくださいね。

T.Sさん、今夜から単身赴任中のお父様と二人暮らしが始まります。

 

昼過ぎ、広島から面談のために来館いただいたのはR.Nさん。

お母様とお二人での来館でしたが、残っていたお部屋をお決めいただき、これで全室満室となりました。みなさまに厚く御礼申し上げます。


go or stay

2011.03.12

                 

事態が明るみになるにつれその被害の大きさに身が震えます。

ドミほり館生は全員無事、でも実家が被害に遭われた館生数名。

ケガはなかったようですが、館生2人の実家で蔵、塀の倒壊や、瓦が落ちたりなどの被害に遭われています。

今回の震災で罹災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

 

昨晩、避難所で過ごした館生が今朝になってぞくぞくと帰館してきました。

 

館生の出先での罹災直後の行動には二つのパターンがあったようです。

そのⅠ、ドミほりへの帰館が最優先。手段が徒歩に限定されていても、即行動を選ぶタイプ。

そのⅡ、置かれた立場の見極めが大事。よく周囲を見て考えてから行動するタイプ。

Ⅰを選んだ人、歩き疲れて、ようやく館に着いたその表情に疲れがにじんでいました。でもそのあとは、ゆっくり風呂に入り、自分のベッドで休めます。

Ⅱを選んだ人、見極めた結果、避難所での待機となりました。避難所はどんなとこと聞いてみると友人の家、公立小学校や区のスポーツ会館、大学施設などでした。彼女たちの今朝帰館したときの表情にさほどの疲れは見えませんでした。

避難所では毛布も食糧も配布され不自由はなかったようです。

彼女たちに避難所を選んだ理由を聞くと、徒歩で帰宅しようにも人の混雑がひどく、落ち着くまで動かない方がいいと判断したようです。

先憂後楽か先楽後憂、悩むところです。でも混乱状態下では見極めが大事のように思います。

とは言え津波の場合、即行動しかありえませんけど。

 

こんな混乱の中、元館生二名が当館に避難されてきました。

ドミほりOGの2人、いつもの自分の家に帰ってきたような表情が印象的でした。

そしてもう一人、館生T.Yさんの友人が泊まりにきました。同じく当館が避難所となりました。

 

 

今日、かねて計画していたスペイン一人旅行に出発していった館生U.Sさん。

成田発の便が欠航なのですが、振替便をあてにとりあえず成田空港に向かって行きました。

苦労して成田に着いて航空会社のカウンターで交渉。明朝一番の飛行機が確保できたそうです。成田空港には約8500人もの人が待機しているそうです。その中の一人がドミほり館生ということになります。ただ、無事に帰って来てくれることを祈るばかり。

 

記憶に残る2011311日、その翌日にあたる今日、退館引越しされたのは館生M.Tさん。

地震発生直前にお母様が来館。突然の揺れに2人とも驚いていましたが、すぐに荷造り開始。そして今朝、きわめてスムースに引越しされていきました。

それにしても荷造り梱包は見事でした。もっともあまりモノを増やさなかったことが上手く出来た最大の理由です。日頃の掃除も行き届きます、衛生的です、なにより引越しが安く済みます。

元気でね。いつでも遊びに来てください。

 


全員無事!

2011.03.11

恐怖の一日でした。

その時、まだ揺れが収まらない段階で、窓を開け、給湯ボイラーを停止し、マスターキーを持って3階へ駆け上がりました。そして一部屋一部屋ドアをノックし、応答を確認します。

  「大丈夫? けがはない?」

誰もいない部屋はマスターキーで開け、家具の倒壊や火事、漏水など確認していきます。

この時、お部屋に在室中だった館生は、たしか5〜6名だったと思いますが、みな大丈夫です。

家具倒壊もなし、ケガもありません。あとは外出中の館生の安否確認です。

まずは一斉同報メールを送信し、災害に巻き込まれていないか、どこにいるかを確認します。

即、ぞくぞくと返信メールが入ってきます。

  小金井にいますが吉祥寺まで出ます。そこからから徒歩で帰宅します。

  いま、池袋にいます。徒歩で帰ります。

 江東区のスポーツセンターに避難し、今夜はそこに泊まります。

 早大の大隈講堂が避難所として開放さ、衣食も十分、ここで泊まります。

  駒込にいますが、徒歩で帰ります。遅くなります。

とにかく全員、無事が確認できました。

みんなの顔を見るまで、今夜は眠れそうにありません。

ドミほりは、電気、水道、ガス、すべて異常なし。いつもの暖かなベッドが待っています。

急がす、あわてず、慎重な行動で帰って来てくれることを願うのみ。


涙!

2011.03.10

東京大学前期日程合格者発表の日です。

様々な思いの中、1220分に発表がありました。

いろいろな涙があったことでしょう。感激の涙、悔しさに満ちた涙。

念願の合格を勝ち得た受験生には心からお祝いの言葉を。

一方、残念な結果になった受験生には、負けるな! 良い経験を得たと思って、再挑戦を心に誓ってください。決して落胆せず、今回は永い人生にとって素晴らしい経験だったと思ってください。さぁ、過去は考えず、明日に向かって突き進みましょう。

 

当館に申込されている方で残念ながら不合格になった方、合計5名でした。

この数、例年にないものでした。

あらかじめキャンセル待ちに登録されていた方に電話連絡しましたが、残す一部屋が申込募集中となります。

いまからお部屋を探される方、お問い合わせをいただければ幸いです。


前期日程合格者発表前夜

2011.03.09

        

昨年の決算がようやくまとまり、申告を終えました。

ドミほりの会計は家内が担当。ここ連日、深夜におよぶ決算処理でした。

 

明日は前期日程合格者発表の日です。

明日の発表を自分の目で確かめるために上京されている受験生も多いようです。

中には上京ついでに住まい探しをされる方も多く、当館にも電話問い合わせがありました。

せっかくお問い合わせをいただくものの、すでに予約で満室とお答えすると・・・・

  「えっ、みなさんそんなに早いのですか!」 と驚かれていました。

 

駒場キャンパスは、運動会系の部や同好会、サークルの立て看板が用意されはじめています。

もちろん新入生を勧誘するための看板です。12日から始まる合格者の入学手続開始に備えたものです。

当日、さながらキャッチセールス大会の様相になります。 さぁ、忙しくなりますよ。 下の写真は現在、渋谷に建設中の超高層商業ビルです。 当館からも見える規模ですが、すごいのは24時間フルで建設が進んでいることです。 昼間は目立たないものの、深夜になるとその照明の明るさに驚きです。 遠くから見えるそのビルの建設の模様は、まるでクリスマスツリーのようです。      


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