大切な思い出のために
2012.08.20
来年3月で契約期限が到来する館生あてにお
手紙をお送りしています。
手紙の内容は、契約を延長するか否かの意向
確認です。
提出期限は10月15日ですが、早々と“延長”と
お答えをいただいた方もあります。
でもほとんどの館生はしばらく検討するということ
になるようです。
早々に結論を出した館生に聞いてみました。
「(キャンパスが)遠くなるけど大丈夫?」
「クラスのほとんどが他県から通学しているんです」
遠いといっても住まいも学校も同じ都内、他県から通う友人と比べれば通学時間も苦ではないとい
うこと。
検討中のある館生に心の内をそっと聞いてみました。
「東京での暮らしに慣れ、そろそろ門限のない一人暮らしがしてみたいが本音でしょう?」
「・・・、それが(一人暮らしの)友達をみていると(自分も)堕落するかなと・・・・。迷っています」
10月初めまで、館生と家族の話しあいが続くかもしれません。
泊まりに来ていた新入館生Mさんのお友達が帰ります。
Mさんとお友達のつながりは同じ高校。
かたや岡山の大学、もう一人は東京の大学へと、それぞれの道を歩み始めています。
昨日は二人で浅草に行ったそうです。
「人力車に乗りました!」
「えっ、すごいナ! けっこうするでしょう」
「一人7500円でした。(二人にとって)一大イベントでしたから・・」
この気持ちすごくよくわかります。
二人にとって昨日の浅草の思い出は一生の想い出。
親友ではありません。心友です。
清水の舞台から飛び降りる必然性大ということでしょう。