2021.06.21
夏近し
今日6月21日をもって緊急事態宣言が解除され、まん延防止措置へと移行されました。
コロナ感染は依然として収まっていません。ドミほりは館生たちの不要不急の外出を控えていただくため、門限21時の臨時的措置を継続することにしました。やはり人が多い街にはできるだけ行かないでほしいし、多人数での食事会なども自粛して欲しいのです。
コロナ関連でいえば、今日21日から大学・職域単位でのワクチン接種が始まりました。ある館生に聞くと、彼女は大学から接種意思確認のアンケートが来たけれど自分は郷里の自治体のワクチン接種を受けるとのこと。別の館生は、学校側からまだ何も情報がないとか。大学によって対応にばらつきがあるようです。対面授業本格化のため、一人でも多く一日でも早くワクチン接種が行き届くといいのですが。一方でSNS上には、ワクチン接種、首相がいうほど実態は進んでいないとか、またワクチン供給量に懸念があるとかといった情報も、さらにはワクチンやマスク着用やめようなどという投稿すらあります。この難局打開の切り札となるワクチン接種、そうそう簡単ではないようです。
もう一つ、今日21日は夏至になります。今日の東京渋谷の日の出は4:26、日の入りが19:00。さて、夏至と冬至の時間差は約5時間、この差の大きさ再認識です。
大学生である館生たちにとって昼と夜の時間はどう感じているのでしょうか。試験勉強や課題への取り組みのときは昼夜の別なく、一方でときに終日寝たままゴロゴロなんてことも。これでは昼夜の変化も気づかずです。ましてリモート授業中心で外出する機会が少ないとなればなおさらで、こちらも心配になります。
2021.06.18
雨あがる
先日、ある新聞に“コロナ禍で学生寮が見直されている”という記事がありました。
大学の対面授業がなくなったため、学生同士の交流が得られる学生会館や学生寮に期待が寄せられているという内容でした。
少し前までは、大学のオンライン授業化で、住んでいないのに家賃払い続けるのはムダとばかりに郷里に戻る学生が増え、学生会館・学生寮のビジネスは苦境と言っていました。目まぐるしい変化、右左に揺れる振り子のようです。
人間的な成長を感じるなら対面しかないと思うのは当然でしょう。学生会館や学生寮は共住・集住空間です。協調や行動、さらには理論とリーダーシップが実践で学べる場です。他大生との交流で知見やコミュニュケーション能力が深まり、価値観の異なる人とも「うまくやっていく」能力も鍛錬される。
確かに良いのですが、集住空間としての器があればいいというものでもありません。
人によってはルームシエアからくるストレスに悩んだり、提供される食事が合わなかったり、はては管理人が肝心の時に不在だったりなど、実際に住んでみないとわからないことがたくさんあるのです。自分にあう住まいかどうかは実際に見て確認してみることがなにより大事、結局は人対人なのです。安易な寮生活への期待はしない方がよいのではと思います。なにはともあれ早くコロナ禍がおさまることを祈るばかりです。
2021.06.16
東京は緊急事態宣言下にあります。
その期限は今月20日。以降は緊急事態宣言を解除し、まん延防止措置に移行させることがきまったようです。
当館は現行の緊急事態宣言をうけて門限を臨時的措置として9時にしています。飲食店の営業が“午後8時まで”の時短となっており、バイト先も基本8時で閉店、そこから帰館するまでの時間に余裕を見て門限を9時としているのです。“不要不急の外出を控える行動”に呼応させているのです。
当館のような寮は、感染クラスターに脆弱です。万一にも館生の中から感染者が出たとしても事実上なにも支援や介護ができない、このため館生各人に対し自らの行動に慎重さを求めてきています。飲食店などへの時短要請がどうなるのかわかりませんが、このところの街に繰り出す人の流れをみるかぎり、気のゆるみがあるように思えてなりません。
まん延防止措置へ移行となったとしても、当館の門限をコロナ以前に戻すことは慎重に考えなければならないと思うのです。
2021.06.15
元館生からいただきました。
昨日のこと、午後三時少し前、ある館生が帰館してきました。
「ただいま帰りました」
「おかえりなさい。あれスタバ?」
ニコニコしながらのお帰りです。みると小さなスタバの紙袋を提げています。
「リポート提出してきて、帰りにケーキ買ってきたんです」
「自分へのご褒美ってわけ?」
「はい、そうです」
その彼女、再びお出かけして夕方7時に戻ってきました。
今度はピザを提げて。
「お一人様パーティー?」
「はいそうです。お酒も買ってきたんです。ケーキまだ食べてないんです」
「カクテル飲んで、ピザ食べて、最後はデザート、お一人さまフルコースってわけね」
重たい課題をやり遂げて、成長した自分を自覚できたのでしょう。ちいさな贅沢です。
心のなかで“エライ!”とエールを送りました。
2021.06.14
ドミほり館生の一人ごはん
今日お届けするのは、女子ならみんな大好きな「チーズオムレツ」です。
なぜこの料理にしたかを聞くと
「ZOOMの途中で離席時間が短く、手早く作れて、さっさと食べられるから」
「無性にオムレツ食べたい!と思ったから」
彼女はこの4月から一人暮らしを始めた一年生。高校時代の料理経験はゼロ、それがいまでは自炊は週のうち6割ほどまでに。始めたころはクックパッドでレシピ調べていたそうですが、いまでは感覚で料理できると自慢気に語ってくれました。
自炊はハードル高いと思っている後輩へのアドバイスを求めると
「実家の母の手料理と同じものは難しいけれど、自分だけの自炊ならどうにかなります。自分が“美味しい!”と思えることだけに集中すれば気楽に挑戦できます」
これからの課題を聞くと
「栄養バランス、それから野菜を美味しく食べるレパートリーを増やすこと」
料理も勉強もサッサと片付けてしまう優れた処理能力のアップ、これも自炊のメリットです。